家計の節約につながる『保険の見直し』のポイント

「節約」と聞くとほとんどの人は食費、光熱費、雑費&交際費から見直し取り掛かります。もちろんそれも間違いではないのですが、実はそれよりも先に見直すべき支出があります。

その1つが『保険料』です。

保険料は人生の中で2番目に高い買い物と言われています。早い人であれば20代前半から加入して亡くなるまで利用するため、支出の総額は1,000万円を超えるのも珍しくありません。

しかし、保険という商品自体が複雑なうえに加入しても頻繁に利用するものでないため、どうしても節約の対象から忘れがちです。保険の節約は難しい反面、食費や光熱費を節約するよりはるかにストレスを感じないので、まずは保険を見直して保険料を節約しましょう。

ここでは保険料を節約するために欠かせない“保険の見直し”のポイントを紹介します。このポイントさえ押さえておけば苦労せず保険の見直しができるのでぜひ参考にしてください。

 

保険の見直しに欠かせない重要なポイント

保険の見直しで大切なポイントは主に2つ

保険を見直す「タイミング」
保険を見直す「項目」

です。

なぜこの2つのポイントが大切なのかは以下で説明しています。

保険を見直すタイミング

保険とは万が一の事態になった時の生活を金銭的保障するサービスのこと。基本的に保険は一度契約すれば一定期間サービスを受けられるので加入してそのまま放置・・・と言う人も少なくないです。

しかし生活環境が変われば必要な保障も変わります。例えば一人暮らしの人と結婚して子供がいる人とでは保障で欲しい金額は変わってきますよね?

つまり「生活環境が変わる」タイミングで保険の見直しが必要となります。

保険料は保障によって変わってくるため、必要な保障額が増えれば保険料は上がりますし反対に保障額が減れば保険料が下がります。そのため、契約したまま放置しておくと

万が一の事態になった時にもらえる保証額が不十分
保障が過剰になって保険料が高いまま

のどちらかになりがちです。そうならないためにも人生の節目で保険を見直しましょう。それが保険料の節約につながります。

特に『結婚』『出産』『退職後』のタイミングは生活環境が大きく変わるため保険を見直すタイミングでもあります。各タイミングにおける保険の見直しポイントについては各ページで紹介しているので参考にしてください。

結婚した時に行う保険の見直し

子供が生まれた時に行う保険の見直し

退職して老後に備えた保険の見直し

保険を見直す項目

一言で「保険を見直す」といっても、単純に保険料が節約できればいいというものではありません。先ほども言ったように保障額が十分でないと万が一の事態が起こった時に生活の維持が難しくなってしまいます。

保険料も大切ですが『保障内容』も見直すうえでは大切です。また保障と一緒につけられる『特約』についてもきちんと確認する必要があります。

保険を見直す際に大切な『保険料』『保障内容』『特約』の各項目については下記ページでそれぞれ解説しています。基本的なことを知っておくだけでも保険の見直しで失敗しなくなりますので一度目を通しておくといいでしょう。

保険料の相場について

ベストな保障について

保険の「特約」について

 

保険の「種類」を理解しよう

保険にはたくさんの種類があり、各種類によって保障する内容が異なります。特に最近はさまざまな保険が販売されているので「どの保険が必要なの?」と迷う人もいるでしょう。

生活習慣によって加入が必要な保険は異なりますが、ほとんどの人が必要な保険は

生命保険
医療保険
がん保険

ではないでしょうか。各保険の種類の具体的な特徴は各ページでそれぞれ解説しています。

生命保険の特徴

医療保険の特徴

がん保険の特徴

もちろん上記3つの保険すべてに加入する必要はありませんが、万が一の時を考えると積極的に加入した方がいいでしょう。特に家族がいる人は生命保険に加入しておかないと残された遺族に大きな金銭的負担を背負わす危険性がありますので必ず加入するように。

 

保険のタイプを理解しよう

保険料を節約するには保険の「タイプ」が重要です。保険にはいくつかタイプがあり、同じ種類の保険でもタイプによって保険料が大きく変わってきます。

つまり

保険の種類
保険のタイプ

この2つの組み合わせによって保険料が高くもなれば安くもなります。保険の見直しも主にこの2つが適正かどうかをチェックするところから始まります。

保険のタイプとは「加入の仕方」「かけ方」とも言います。大きく分けると

定期保険
終身保険
養老保険

の3つがあります。各タイプの特徴についてはそれぞれ下記ページで紹介しています。

定期保険とは?

終身保険とは?

養老保険とは?

また上記3つ以外にもさまざまなタイプの保険があります・・・が、中には保険料をいたずらに高くするだけのものもあります。特に次のページで紹介しているタイプの保険は家計を苦しめる原因にもなりますので注してください。

見直しが必要な保険のタイプ

 

保険の見直しで役立つサービス

家計の節約において保険料の節約は大切です。そして保険料を節約するためには保険の見直しは必須。

しかし保険は商品自体も複雑ですし各保険会社がさまざまな保険を販売しているため“自分に合った保険”を見つけるのはとても大変です。しかも一度間違えると保険料が高いうえに保障が不十分の保険に加入してしまう恐れがあります。

こうした保険の見直しで失敗しないためにも『保険相談サービス』を活用するのがおすすめ。

保険相談サービスとは、保険の見直しや現在の保険が適切なのか?をプロのアドバイザーが見てアドバイスをくれるサービスのこと。相談料は各サービス会社によって違いますが無料のところが多いので保険を見直すのであれば積極的に利用しましょう。

保険相談サービスは

店舗を構えて来店してもらう「店舗型」
提携しているFP(ファイナンシャルプランナー)が出張してくれる「派遣型」

の2種類があります。どちらを利用してもいいですが移動の手間やスケジュールの都合を考えると派遣型の保険相談サービスのほうがいいかもしれません。インターネット上に各保険相談サービスの評判や口コミがたくさんあるので申し込む前に調べておくといいでしょう。

下記ページで失敗しない保険相談サービスの選び方を紹介しますので、そちらも参考にしてもらえばと思います。

失敗しない保険相談サービスの選び方