貯金の基礎知識

上手なお金の使い方~貯金成功者が心がけている支出の線引き

コツコツ貯金ができる人の多くは節約が上手なだけではありません。「お金の使い方」も上手な印象があります。

そもそも「貯金」もお金の使い方の1つにすぎません。使わずに貯めておく・・・という使い方を選んでいるわけですからね。

言い換えれば貯金が下手な人ほどお金の使い方が分からなかったり正しい使い方をしていない可能性があります。そこで貯金成功者が実践している “正しいお金の使い方”を6つ紹介しますのでまずはそこからマネしてみてはいかがでしょう。

生活に必要なものはケチらない

生活するためにはお金が必要です。実家にいて生活費の心配がないフリーターや学生でない限り自分の収入から生活費をねん出していると思います。

貯金するためには節約は必要です。しかし貯金上手の人は「お金を貯めたいから・・・」といってギリギリまで生活費を抑えるようなことはしません。

もちろん生活費の中にも無駄遣いがあれば節約する必要はあります。ただ徹底的に無駄遣いを排除し必要最低限の生活費でやりくりしようとすると節約によってストレスが溜まりやすくなります。

ストレスが溜まると衝動買いなどの無駄遣いを引き起こしてしまいますし、最悪浪費癖が付く危険性があります。

日々のお金の使い方でストレスを溜めないよう生活費は少し余裕をもって予算を考えましょう。その方がかえってお金が貯まりやすくなるはずですから。

生活費の具体的な内訳

生活費の予算については「無駄遣いを抑えつつ少し余裕があるくらい」がベスト。とはいてどこまでが“少し余裕がある”でどこまでが“無駄遣い”かの線引きが難しいと感じる人も多いと思います。

生活費にかけるお金は当然世帯数や収入によっても変わってきます。例えば一人暮らしの人と4人家族の生活費が一緒なわけありませんからね。

各世帯によってかける生活費の目安が異なります。詳細については下記ページで紹介しているので具体的な家計のやりくりのコツと一緒に参考にしてください。

『自己投資』のための予算はきちんと確保

よくお金持ちが実践しているお金の使い方で『自己投資』が挙げられます。自分の知識や経験を積むためにお金を使うことでより多くの収入を得られる可能性を広げるため自己投資を積極的にしているわけです。

実は貯金に成功している人も自己投資に使うためのお金はきちんと予算としてとっています。もちろんお金持ちのように何十万円や何百万円も自己投資の予算を組んでいるわけではないですが毎月“自分のために”使うためのお金は確保しています。

それに対して貯金ができない人ほど自分にかけるお金を「もったいない」と感じて貯金に回そうと考えます。

確かに自己投資にお金を貯金に回せばお金は貯まっていきます。しかし収入が増える可能性をつぶしたりストレスをうまく発散できずに浪費する危険性があるため“自分に使うためのお金”はある程度予算として確保しておきましょう。

具体的な自己投資の使い道は大きく分けると次の3つです。最初は少ないお金でもいいので「自分の成長のために」と思ってお金を使うことをおすすめします。

収入アップに直結するもの

例えば副業を始めるために準備やセミナーに参加するための費用(参加費や交通費など)が該当します。

特に最近の副業は“在宅ワーク”が主流で自宅にいながらでも簡単にできるものが増えてきました。この機会に必要なものを揃えて始めてみてはいかがでしょう。

在宅ワークの中には特別なスキルや資格が必要なものもありますが、誰でも簡単にできるものもたくさんあります。まずは誰でもできるものから始めて在宅ワークがどういったものか?を体感してください。

仕事の幅が広がるもの

例えば仕事でつかえる資格の勉強だったり英会話を習ったりするための費用です。資格が優遇される会社であれば資格取得によってもらえる手当てが増えたりしますから勉強して損はないはず。

取得したい資格によって難易度も変わってきますし、勉強するのに必要なお金(教材代など)も変わってきます。今はインターネットを使ったオンライン学習があったりと勉強の仕方も多種多様になっていますので自分のライフスタイルにあった勉強法で取り組んでみてください。

知識や経験を深めるもの

例えば資産運用や投資について勉強したり、それらについて教えてくれるセミナーなどに参加するなどが該当します。もっとザックリした言い方をすれば“お金”について勉強する機会のために使うお金も立派な自己投資です。

資産運用や投資はやり方を間違えると資産が減る(お金がなくなる)危険性があります。ただしっかり勉強して正しく取り組めばお金をコントロールできるようになり、貯金だけでなく資産を大きく増やすこともできます。

特にこれまで資産運用や投資について勉強したことがない人はファイナンシャルアカデミーが主催している『お金の教養講座』がおすすめです。

お金の教養講座では、資産を上手に増やすために必要な“お金”について一から勉強できる無料セミナーです。実際に自分が参加した時の感想を書きページで紹介しているので資産運用や投資に興味のある人はぜひチェックしてみてください。

年代によって自己投資の使い道は変わってくる

自己投資は自分を成長させるために使うお金を言います。ここでたまにいるのが「自分はもう年だから・・・」と言って一定の年齢になると自己投資をしなくなる人。

別に自分を成長したり新しいことをチャレンジするのに年齢は関係ありません。例えば定年を迎えた人がセカンドライフの一環でパソコンを勉強するのも立派な“自己投資”ですからね。

ただ、年代によって自己投資の使い道は少しずつ変えていった方がいいでしょう。

例えば20代ではスキルアップにつながるものにお金を使って自分の引き出しを広げるのが良いと言われています。また30代になったら多くの人と出会って人脈を広げることを重視したお金の使い方がおすすめです。

年代によって自己投資の形や将来の理想像も少しずつ変化していきます。

価格<価値と思ったものにお金を使う

上手なお金の使い方の基本は「安い」と感じたものは買い、「高い」と感じたものは買わない・・・です。しかしここでいう「安い」とはただ値段(価格)だけを指しているわけではありません。

例えば1万円でボロボロの自転車を買うか、2万円で新品の自転車を買うかどちらが賢い買い物だと思いますか?おそらく多くの人は「2万円で新品の自転車を買う」と答えると思います。

しかしお金の使い方が下手な人は無意識のうちに“値段”だけで買う・買わないを判断します。上の例でいえば「安いから」という理由でボロボロの自転車を1万円で買ってしまうのです。

ここで言う「安い」というのは“値段が買い物の価値よりも安い”ということ。

お金の使い方が上手な人は基本的に買い物上手であり、欲しいものの価値と価格を天秤にかけて判断できます。「安い!これ買おう!」と値段だけみるのではなく、きちんと買うものの“価値”を見極めてから買う・買わないを判断しましょう。

無駄遣いを徹底的になくす

貯金ができる人は“使途不明金”という支出はほとんどありません。別の言い方をすれば無駄遣いをしないよう徹底しています。

逆に貯金や節約が下手な人はいつの間に財布からお金が無くなっている感覚が多いと思います。これはついつい衝動買いや無駄遣いをしているからであり「必要か?必要でないか?」の判断が自分の中で行われないまま買い物をしているからではないでしょうか。

お金の使い方で大事なのは使い道を明確にすること。ただ「安いから」という理由だけでなく「本当に必要なものなのか?」をしっかり自分の中で問い詰めてから買う・買わないの決断しましょう。

そうすれば、自然と無駄遣いは減っていきます。無駄遣いをなくす具体的な方法については下記ページでも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

特に次の3つは無駄遣いの典型ともいわれているものなので、心当たりがある人はすぐにでもやめるための行動を考えた方がいいでしょう。

ギャンブル

パチンコなどのギャンブルは当たればお金が増えますが負ければお金が減っていきます。そしてギャンブルで勝てる可能性は限りなくゼロ・・・というのが事実です。

もちろん趣味として遊ぶ分には問題ないのですが、ハマりすぎると大金をつぎ込んでお金がどんどん減っていきます。特にパチンコは依存症になる恐れがありますので貯金をしたいのであればきっぱり卒業するようにしましょう。

衝動買い

「買い物が趣味」という人の多くは衝動買いの経験があると思います。ついつい一目ぼれして買ってしまったものの「なんで買ったんだろう?」と1回も使うことなく捨ててしまったりすれば無駄遣い以外の何ものでもありません。

特に自分の所持品でいつ買ったのか覚えていないものがあればそれは衝動買いをした立派な証拠でもあります。買ってしまったものは返品できませんからしっかりと「衝動買いをした」事実を受け入れ、衝動買いをしないような努力をしていきましょう。

ゲームの課金

近年お金の使い方で問題になっているのが「ゲームへの課金」です。何十万円も課金してゲーム内アイテムを獲得しようしている人達が存在します。

ゲームは趣味として遊べばストレスを発散する方法の1つとなるのでおすすめです。ただし課金はパチンコ同様“クセ”になる可能性があるため、ソシャゲの遊び方は十分に注意してください。

お金を使う時はキッチリ使う

お金の使い方が上手な人達は使う・使わないのメリハリがハッキリしています。お金を使う必要がないものについてはビタ一文出しませんし、必要だと思ったらしっかり使います。

これは“貯めたお金”にも同じことが言えます。

例えば車を買うために100万円貯めよう!と頑張って貯金していた人は、100万円貯まったら迷わずそのお金で車を買います。これはお金の使い方としてはすごく正しい使い方でもあります。

お金を使うべきか使わないべきか?の線引きは人によって違いますが1つは「お金を使って後悔しないものには使わない」です。過去の経験やお金を使うメリット・デメリットを冷静に分析し「買ってよかった」と思うものしか買わないようにしているのです。

もし買おうかどうか迷うものに遭遇したら「これを買って後悔しないか?」と自問自答してみてください。少しでも後悔しそうだったらすぐに買うのではなく少し時間をおいて様子を見るといいでしょう。

人に使うお金は惜しまない方がいい

お金の使い方で大事なのは「後悔しない使い方をする」と先ほど言及しました。何に使ったら後悔するか?については人によって違うのできちんと自分で線引きをする必要があります。

とはいえ、多くの人が後悔しないお金の使い方もいくつかあります。特に“自分以外の人”に使うお金は使い方として決して間違っていないので可能な範囲で使うといいでしょう。

具体的には

  • 友達の誕生日プレゼント
  • 家族サービス
  • 頑張った自分へのご褒美

などなど。もちろん予算を大幅に超える“使いすぎ”はよくありませんが友人や家族のお祝い事へのお金は惜しまず使うといいでしょう。

“見栄”をはるためにお金は使わない

友人や家族のために使うお金とは反対に自分に使うお金はきちんと考えて使うようにしましょう。特に“見栄”を張る目的でお金を使うのはおすすめしません。

具体的には

  • 収入に見合わない高級なアクセサリをつけている
  • 異性にモテるために高級ブランドの服で固める
  • 「かっこいいから」という理由でスポーツカーに乗る

など。もちろん収入に余裕があったり生活や仕事上必要なのであれば高い服やアクセサリを購入しても構いません。しかし単純に「人に良く見られたい」という理由でお金を使う人は承認欲求を満たすためにお金を使うため貯金が一向に貯まっていきません。

また見栄を張るためにお金を使うと生活基準だけが高くなっていきます。そうなると収入に見合った生活が難しくなるため家計が赤字に転落しやすくなります。

見栄を張っても正直メリットはほとんどありません。周りの目ではなくお金を使って後悔しないか?を基準に使い方を考えていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?お金の使い方は人によって違いはあると思いますがここで紹介した6つ

上手なお金の使い方6選
  • 生活に必要なものはケチらない
  • 『自己投資』のための予算はきちんと確保
  • 価格<価値と思ったものにお金を使う
  • 無駄遣いを徹底的になくす
  • お金を使う時はキッチリ使う
  • “見栄”をはるためにお金は使わない

を心がけてもらえれば、少なくとも今よりもお金の使い方は上手になると思います。お金の使い方を改善すれば自然と貯金や節約も成功していくはずなので、まずは自分のお金の使い方をきちんと見つめなおし、改善すべきところは少しずつ改善していきましょう。