水光熱費節約

電力会社を比較して電気料金を節約するコツ3選~新電力の選び方~

電気代を節約するための手段として近年取り組んでいる人が増えているのが『電気料金の見直し』です。2016年から始まった電力自由化によって消費者は好きな電力会社と契約することが可能となりました。

しかし今まで電力会社は各エリアによって決まった会社と契約していたため

どの電力会社と契約するのがお得なの?

というのがイマイチ分からない人もまだまだ多いと思います。そこで当ページでは電力会社を比較して電気料金を節約するためのポイントを3つ紹介します。

また3つのポイントを踏まえて電気料金が安くなる可能性があるおすすめ電力会社も併せて紹介しますので“電気料金”から電気代の節約を考えている人はぜひ参考にしてください。

住まいによって選べる電力会社が異なる

電力自由化によって消費者は契約する電力会社を自由に選択できるようになりました。しかしみんながみんな選べる電力会社の数が同じ・・・というわけではありません。

そもそも電気は各地域を管轄する旧一般電気事業者との契約が一般的でした。つまり住んでいる地域によって選べる電力会社の数も比較する電力会社も異なってくるのです。

各地域によって選べる電力会社の数、さらには契約できるプラン数は以下の表にまとめました。

地域 旧一般電気事業者 選べる電力会社 選べるプラン
北海道地方 北海道電力 22社 78プラン
東北地方 東北電力 28社 96プラン
関東・甲信越
(東京電力エリア)
東京電力 59社 246プラン
中部地方 中部電力 35社 116プラン
北陸地方 北陸電力 15社 48プラン
関西・近畿地方 関西電力 37社 119プラン
中国地方 中国電力 24社 73プラン
四国地方 四国電力 22社 66プラン
九州地方 九州電力 32社 110プラン
沖縄地方 沖縄電力 3社 9プラン

引用:エネチェンジ『電力自由化とは?電気代は安くなるの?』

上の表を見てもらえば分かるように地域によって比較対象の会社数やプランが変わります。比較できる会社が多ければ今よりも電気料金が安いプランが見つかる可能性は高くなりますが数が多いため

比較が難しくて選べない

という悩みを抱える人もいるでしょう。そんな時は電気料金の見積もりを比較できるサイトがありますので比較サイトを利用して何社かの見積もりを取ってから考えるのもアリだと思います。

新電力会社に乗り換える際の不安点

電力自由化によって旧一般電気事業者だけでなく小売事業者も電気の販売ができるようになりました。今までは電気は旧一般電気事業者の独占市場だったため小売事業者を参入させて電気料金の引き下げや電気事業の事業配分の効率化が期待されています。

しかし

新しい電力会社と契約しても大丈夫なの?

・・・と不安を感じている人もいるかもしれません。特に

  • 停電になるリスク
  • 電力会社が倒産した際のリスク

の2点を気にして電力会社の乗り換えに積極的になれない人もいるでしょう。では実際に電力自由化によっては上記2点のリスクはどうなのでしょうか?

電力会社を乗り換えて“停電”になるリスク

電気料金が安い電力会社に乗り換えることで

停電になったりしないかな?

と不安になっている人もいると思います。結論から言いますとどの電力会社と契約しても停電になるリスクはどこも一緒です。

そもそも電気は“電気を販売している会社”と“電気を送電している会社”が別々に存在します。

電力会社は電気を作って利用者に提供しています。しかし電気を送るにあたって利用する送電に関しては別の会社(主に旧一般電気事業者)が管轄しており、各電力会社が供給している電気をまとめて送電しています。

電力会社から電気が供給される流れ

さらに契約している電力会社がトラブルで電気が供給できない場合、別の電力会社が供給できない電力を補って送電してくれます。極端な話契約している電力会社が電気を完全に供給できなくなっても自宅で電気は利用できる・・・というわけ。

電力会社が送電できない場合の流れ

この時供給できなかった電力会社は代わりに供給してくれた電力会社に電気を肩代わりした分の料金を支払う必要があるくらいで消費者には特にリスクはありません。また電柱や電線は送電会社の所有物のため各電力会社によって停電になるリスクが変わることもありません。

新電力会社が倒産するリスク

新しい企業が電気事業に参入するにあたって

もし企業が倒産して電気が流れなくなったらどうしよう

・・・と考える人もいるでしょう。実は契約している電力会社が倒産しても電気が完全にストップすることがないようになっています。

例えば東京にお住まいの人が電気会社を乗り換えてA社と契約したとします。そしてA社が倒産して電気事業から撤退した場合、自動的に地域の電力会社(東京だと東京電力)の『経過措置プラン』という特別なプランに引き継がれ、いつもと変わらず電気が利用できます。

その後は新しい電力会社を探して契約するか、地域の電力会社と改めて契約するかを考えて判断すればOK。経過措置プランになったことで電気料金は割高になってしまいますが“電気の完全ストップ”は起こらないので安心してください。

電気料金を比較して電力会社を選ぶ

電力会社を比較する時まずは自分の住まいを管轄してくれる電力会社を選定します。次に比較するのはやはり“電気料金”ではないでしょうか。

電力会社を乗り換えても電気の“質”に差はありません。ならば同じ電気でも安く利用できる会社と契約した方が家計も助かりますよね?

そのため電力会社を比較するにあたって“電気料金”は重要な物差しになります。今契約しているプランと比較して

どのくらい安くなるかな?

を吟味して新しい電力会社に乗り換えるといいでしょう。

電力会社との契約は『従量電灯プラン』が基本

電気料金を比較して電力会社を選ぶ前に

そもそも電気料金ってどんな風に決まるの?

を知っておく必要があります。そこで電気料金の設定について詳しくお話しします。

基本的に電気料金は『従量課金プラン』という形式で契約するのが一般的できます従量課金プランとは

【基本料金+利用量に応じた料金】

で計算されます。この2つの料金が異なると電気代全体の金額も変わってくるため、現在契約している電力会社のプランがそれぞれどうなっているのか?を調べるのが電力会社を比較する第一歩と言えるでしょう。

さらに基本料金は電力会社によって

  • アンペア制
  • 最低料金制

の2つのタイプがあります。

アンペア制とは?

アンペア制とは契約アンペアによって基本料金が変わるタイプを指します。例えば中部電力の電気料金はアンペア制を採用しており、契約アンペアによって以下のような基本料金になります。

中部電力の料金表引用:中部電力『電気料金の計算方法』

契約アンペアは普段自宅で電気をどのくらい利用しているか?で決める必要があります。なぜなら契約アンペアを超える電気を利用するとブレーカーが落ちてしまうからです。

例えば契約アンペアが10Aだった場合、電気を同時に利用できるのは10Aまでとなります。

基本料金が安いから

といってあえてアンペアの低いプランで契約するとブレーカーが落ちる頻度が高くなります。現在契約しているアンペアで基本料金を比較すると失敗しないでしょう。

最低料金とは?

最低料金とは一定の電気使用量まではたとえ使わなくても料金が発生するタイプの電気料金プランを指します。例えば関西電力の従量電灯Aというプランでは以下のようになっています。

関西電力の料金表引用:関西電力『主な電気料金単価表』

つまり1ヶ月につき15kWhまでは使っても使わなくても341.02円電気代がかかります。そして15kWhを超えて電気を使うと1kWhあたり20.32円(120kWhまで)が加算されていきます。

ちなみに基本料金がアンペア制か?最低料金制か?については各電力会社によって異なります。旧一般電気事業者の場合、以下のように分類されます。

アンペア制を採用
  • 東京電力
  • 北海道電力
  • 東北電力
  • 北陸電力
  • 中部電力
  • 九州電力
最低料金制を採用
  • 関西電力
  • 中国電力
  • 四国電力

新電力会社も各企業によってアンペア制を採用しているところもあれば最低料金制を採用しているところもあります。

どっちのタイプの方が安いの?

というのは各電力会社の料金設定にもよるため明確な答えが出ないが現状。電気料金の比較シュミレーションサイトや無料見積もりを出してくれるサービスを利用してトータルで電気代が安くなる電気料金プランを探すのがもっとも手間がかからないと思います。

従量電灯プラン以外の料金プランもある

電力会社が販売しているプランの多くは先ほど紹介した従量課金プランです。ただし中には従量課金プラン以外のプランで電気を販売している電力会社もあります。

従量課金以外のプランは特徴がある分デメリットもあります。そのため誰にでもおすすめできるプランではないので契約する際は注意してください。

オール電化

オール電化とは調理や給湯などガスを使用する機器もすべて電気を使って利用する住宅を指します。(オール電化住宅とも言います)“火を使わない安全でクリーンな住宅”という謳い文句で2000年頃から広まりました。

ガスを使っていた箇所をすべて電気で行うため他の住宅に比べてガス代はかかりませんが電気代は大きく増えます。そのためオール電化住宅に特化した電気料金プランを販売している電力会社も少なくありません。

オール電化プランの特徴としては次の4点が挙げられます。

  • 昼間の電気代が高く夜間の電気代が安い
  • 土日祝日の電気代が安くなるプランもある
  • 電力会社によってはオール電化プランがない
  • 給湯機やIHヒーターなど設置コストがかかる

特に『給湯機やIHヒーターなど設置コストがかかる』についてはエコキュートなど特定の機器の設置が加入の条件として組み込んでいるところもあります。オール電化住宅に住んでいるのであれば“オール電化プラン”を販売している電力会社も比較対象の1つにいれるべきではないでしょうか。

夜間料金プラン

夜間料金プランとは昼間と夜間の電気使用量が異なる料金プランのこと。例えば東京電力が販売している夜トクプランでは使用する時間帯によって電気使用料が以下のように変わってきます。

夜トク8 夜トク12
基本料金(1kW) 214.50円 214.50円
昼間の時間帯 午前7時~午後11時 午前9時~午後9時
昼間の電気使用料 32.74円 34.39円
夜間の電気使用料 21.16円 22.97円
最低月額料金 235.84円 235.84円

引用:東京電力『夜トクプラン』

料金体系を見てもらえば分かる通り、日中の電気使用料が高くなっている代わりに夜間の電気使用料が安くなっています。そのため日中自宅に誰もいないことが多い家庭(夫婦共働きなど)は夜間料金プランに乗り換えるだけで電気代が安くなる可能性があるでしょう。

逆に普段から家にずっと人がいる状態の家庭は夜間料金プランに乗り換えるとかえって電気代が高くなるリスクがあります。家庭の生活習慣によってお得になるか?損するか?が変わってくるプランといえるでしょう。

基本料金ゼロ

旧一般電気事業者では基本的に基本料金が必ず発生します。しかし新電力会社の中には基本料金が一切かからないプランを販売しているところがあります。

例えばLooopでんきでは基本料金ゼロ円を謳っています。

ただし、重量料金については基本料金が設定されている電力会社に比べると割高になる場合があります。例えば東京電力と比較すると以下のようになります。

東京電力(重量電灯B) Looopでんき
0~120kWh 19.88円 26.4円
120~300kWh 26.48円
300kWh~ 30.57円

もちろん東京電力は上記従量料金以外にも基本料金が上乗せされます。そのため月間の電気使用量が120kWh未満であっても結果的に東京電力の方が高くなる可能性は十分にあります。

しかし必ずしも“基本料金ゼロ円の電力会社に乗り換えると必ず安くなる”というわけではありません。

従量料金の価格はもちろん、自宅での電気の使い方や使う量によっては基本料金が組み込まれているプランに加入した方がお得になる可能性はゼロではありません。

吹き徹底的に電気代を抑えたい

というのであれば、自分の家庭にベストな電気料金プランを販売している電力会社が見つかるまで色々な電力会社や電気料金プランを比較する必要があります。

セット割引が対応する電気料金もある

2016年の電力自由化によってさまざまな企業が電気の販売を開始しました。中には別のインフラ環境を販売している企業も参入しています。

インフラ環境とは具体的に

  • ガス
  • 通信関連(スマホ、インターネット)

など。上記のインフラを販売している会社が販売している電気は『セット割引』になっているケースが多いです。

セット割引とは同一企業で電気を含めたインフラを契約すると割引の対象となり、電気料金やインフラ料金が安くなる仕組みのこと。料金で比較して電気やガスをバラバラの企業で契約するよりもまとめて契約してセット割引を適用させた方が光熱費全体を安くできるかもしれません。

ではセット割引の電気料金を比較する際にはどの点を意識すると失敗しないのか?特に電気料金とセットで販売されている

  • ガス
  • インターネット

の2つを例にセット割引を上手に比較する方法を紹介していきます。

電気代+ガス代

東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなど各エリアでガス供給をしている企業も電力自由化によって電気の販売を開始しました。例えば東京ガスでは電気とガスを東京ガスで契約した場合

  • 電気料金の0.5%を割引
  • 電気料金の基本料金から275円(税込)割引

などといった割引が適用されます。ガス代とセットで電気料金を比較する場合は電気料金+ガス代の合算でバラバラに契約した方が良いか?それともまとめた方がいいか?を比較するといいでしょう。

電気代とガス代どちらを重視した方が良いのかな?

という人は電気代が安くなることに重点を置いて比較すると失敗は少ないと思います。なぜなら多くの家庭はガス代よりも電気代の方が高くなるから。

総務省統計局が発表している2017年の家計調査によると二人以上の世帯の電気代とガス代の月の平均額は以下の通りです。

  • 電気代:10,312円
  • ガス代:4,725円

引用:総務省統計局『家計収支の概況(二人以上の世帯)』

つまり電気代の方がガス代よりも支出が大きいからこそ節約できる余地も大きいと考えられます。ガス代のセット割引と比較をする時は

電気代はどっちが安いかな?

から考えて判断するといいでしょう。

電気代+インターネット代

ソフトバンクやAUなど電力自由化に伴って電気の販売を開始しました。例えばソフトバンクは『おうちでんき』『自然でんき』という2種類の電気料金プランを販売しています。

おうちでんきとは?

旧一般電気事業者と同じようなアンペア制の従量料金プラン。細かい価格は以下の通り

基本料金(10A) 286.00円
従量料金 ~120kWh 19.68円
120kWh~300kWh 26.21円
300kWh~ 26.26円

自然でんきとは?

環境保全を目的とした電気供給プラン。自然エネルギーを使って発電しており基本料金ゼロ円で利用できる。

ただしソフトバンクとのセット割引には対応しておらず、オール電化住宅の申込ができなかったりTポイントが貯まらなかったりなどのデメリットもある。

ソフトバンク『自然でんき』の詳細はこちら

通信会社が販売している電気料金プランを比較すると旧一般電気事業者の電気料金とそこまで大きな差はありません。先ほどのソフトバンクが販売している『おうちでんき』と東京電力の料金プランを比較しても甲乙つけがたい価格になっているのが分かりますよね?

料金の種類 東京電力 おうちでんき
基本料金(10Aにつき) 286.00円 286.00円
従量料金 〜120kWh 19.88円 19.68円
121kWh〜300kWh 26.46円 26.21円
301kWh〜 30.57円 30.26円
最低月額料金(1契約) 235.84円 235.84円

では通信会社が販売している電気料金プランってどんなメリットがあるのか?一番のメリットはインターネットやスマホとセットで利用するとインターネット代も電気代もお得になる点です。

例えばおうちでんきの場合、ソフトバンクとワイモバイルユーザーがおうちでんきに乗り換えると

  • スマホ、携帯電話、インターネット1回線につき月額100円割引
  • 従量料金部分が1%割引

となります。仮に3人家族で

  • 全員がソフトバンク回線のスマホを所持
  • 自宅のインターネットもソフトバンク回線
  • 月の電気代が約9,000円

の場合、おうちでんきに乗り換えることで通信費(3人のスマホ代+インターネット代)が毎月400円割引となります。さらに電気代も従量料金分が1%引かれるため電気代も月々約90円近くお得になる計算となります。

ただし通信会社のセット割引は通信会社との契約が大前提となります。

ソフトバンクのおうちでんきもあくまでも“ソフトバンク回線”と契約している人に限り割引の対象となるため、ソフトバンク以外の回線を利用している人にとっては大きなメリットはありません。

電気の販売はソフトバンク以外にもAUやドコモといった大手通信会社も参入しているため、現在契約している通信会社の電気料金やセット割引を軸にして他の電気料金プランと比較するのがいいでしょう。

カテゴリー別おすすめ電力会社

これまでお話ししたように電力会社を比較する時

  • 住んでいるエリアに対応している電力会社を探す
  • 現在契約している電気料金より安くなるか?を比較
  • セット割引ができるなら活用する

という3つのポイントを押さえれば今よりも格安な電力会社に乗り換えられるでしょう。とはいえ

電力会社がいっぱいありすぎて比較できない

・・・と比較したり調べるのが億劫(おっくう)に感じる人もいるはず。

2016年の電力自由化によって電気を販売している会社は一気に増えました。資源エネルギー庁の「登録小売電気事業者一覧」によると電気を販売している会社は全国に619事業者あると発表されています。(2019年10月15日まで)

住まいによって対応していない電力会社があるとはいえ、数百とある電力会社の中から自分にとってベストな電力会社を探すのはかなり大変ですよね?そこでインターネット上にある電力比較サイトで特に評判のいい電力会社を

  1. 供給エリアの広さ
  2. 電気料金の安さ
  3. セット割引のお得さ

の3つのカテゴリーに分け、それぞれ3社ずつ合計9社ピックアップしました。もし電力会社選びで難航しそうなのであれば次の9社を比較対象にして検討してみてはいかがでしょう。

供給エリアが広い電力会社

電力会社によっては特定の地域に住んでいる家庭にしか電気を提供していない(できない)ところもあります。つまり電力会社によって“供給エリア”は異なるのです。

そのため、いくら電気料金が安くなっても供給エリア外に住んでいる人は電気料金プランの乗り換えができません。特に都心部から離れている地域に住んでいる人は“供給エリアの対象外”の電力会社も少なくないため供給エリアの広さで電力会社を絞るのもアリではないでしょうか?

供給エリアが広くなおかつ口コミや評判も良い電力会社は次の3社です。

Looopでんき

Looopでんきトップページ

供給エリア:全国(沖縄県、離島を除く)
申込方法:インターネット

料金表

エリア 基本料金 従量料金
北海道電力 0円 29.5円(税込) / kWh
東北電力 26.4円(税込) / kWh
東京電力 26.4円(税込) / kWh
中部電力 26.4円(税込) / kWh
北陸電力 21.3円(税込) / kWh
関西電力 22.4円(税込) / kWh
中国電力 24.4円(税込) / kWh
四国電力 24.4円(税込) / kWh
九州電力 23.4円(税込) / kWh

新電力の中では知名度が高い電力会社の1つがLooopでんきです。

Looopでんきの最大の特徴は基本料金がゼロ円のプランを販売している・・・という点。従量料金も使用量によって変動しない一律価格となるため世帯人数が多く毎月の電気塩雨量が多い家庭はLooopでんきに乗り換えるだけで電気代が安くなる可能性が高いでしょう。

反対に一人暮らしやお子さんがいない共働き夫婦は電気の使用量が少ないためかえって電気代が高くなる可能性があります。目安としては月の電気代が10,000円を超えている家庭はLooopでんきに乗り換えた方が電気代が安くなると思うので一度検討してみてはいかがでしょう。

楽天でんき

楽天でんきトップページ

供給エリア:全国
申込方法:インターネットのみ

料金表

エリア 基本料金 従量料金(税込)
北海道電力エリア 0円 30.00円/kWh
東北電力エリア 26.50円/kWh
東京電力エリア 26.50円/kWh
中部電力エリア 26.50円/kWh
北陸電力エリア 22.00円/kWh
関西電力エリア 22.50円/kWh
中国電力エリア 24.50円/kWh
四国電力エリア 24.50円/kWh
九州電力エリア 23.50円/kWh
沖縄電力エリア 27.00円/kWh

大手通販サイト『楽天市場』が販売している電気が楽天でんきです。

楽天でんきの最大のメリットは供給エリアの広さ。多くの電力会社は都心部のみや沖縄県は供給エリア外になっていたりしますが楽天でんきは沖縄県を含む全47都道府県に対応しています。

またLooopでんきと同様に基本料金がゼロなうえに電気料金200円につき1ポイント楽天ポイントが貯まる仕組みとなっています。インターネット通販で楽天をよく利用している人はポイントも貯められて電気料金も安くなるなどメリットが大きい新電力会社だと思います。

auでんき

auでんきトップページ

供給エリア:全国(一部離島を除く)
申込方法:インターネット
料金表:今までと同じ(キャッシュバックによる割引を採用)

供給エリアの広さだけで言えば通信会社auが販売している『auでんき』もおすすめします。沖縄県も供給エリアとなっているため一部の離島にお住まいの方以外は誰でも申し込みが可能です。

au電気の特徴は割引ではなくキャッシュバックという形で電気代を安くする方法を採用している点。

例えば月々電気代で8,000円支払っている家庭がau電気に乗り換えた場合、電気代に対して1~5%分のauWALLETがキャッシュバックされます。つまり実質電気代を最大5%安くなる計算となります。

auでんきを利用して電気代を安くするには

  • auのスマホやインターネット回線を利用している人
  • auWALLETを普段から利用している人

と上記2社と比較すると限定的になってしまうのがネックです。しかし2つの条件を満たした人であれば確実に電気代が安くなる電気料金プランと言えるでしょう。

auWALLETとは?

auWALLETとはauが提供している決済ポイントサービスで、auのサービス(スマホやインターネットなど)を利用すると付与されます。auWALLETを貯めればMasterCardが使えるお店であれば世界中で利用できます。

電気料金が安い電力会社

東京や大阪など主に都心部にお住まいで比較できる電力会社が多いため

どの電力会社のプランが一番安いの?

で目移りする人も少なくないでしょう。都心部を対応としている電力会社は多く電気料金を比較するだけでも大変な時間と労力がかかると思います。

そこで電力会社比較サイトでも電気料金の安さが評判の電力会社は以下の3社はおすすめです。もしかすると住んでいる地域によってはもっと安くなる電力会社があるかもしれませんが、まずは次の3社から比較すると今よりも安い電気料金プランを見つけられると思います。

親指でんき

親指でんきトップページ

供給エリア:北陸、沖縄県以外の全国
申込方法:インターネット

料金表

エリア 基本料金単価 従量料金単価
北海道電力エリア 0円 29.5円(税込)
東北電力エリア 26.4円(税込)
東京電力エリア 26.4円(税込)
中部電力エリア 26.4円(税込)
九州電力エリア 23.4円(税込)
関西電力エリア 22.4円(税込)
中国電力エリア 24.4円(税込)
四国電力エリア 24.4円(税込)

※北海道、東北、東京、中部、九州エリアの場合契約A(アンペア)が30A~60Aが対象
※関西・中国・四国エリアの場合最大需要容量が6kVA(キロボルトアンペア)未満が対象

Looopでんきや楽天でんきと同様に基本料金がゼロで販売しているのが親指でんきです。以前は北海道エリアでの電力販売はありませんでしたが2018年12月より北海道エリアでも利用できます。

親指でんきでは

  • 基本料金ゼロ
  • 解約手数料ゼロ
  • 初期費用ゼロ
  • 切り替えのリスクゼロ

の4つのゼロを提案しています。また従量料金も使用量に変わらず一律となるため使用量が多い家庭は親指でんきに乗り換えるだけで電気代の節約につながる可能性が高いと思います。

デメリットとしてはオール電化専用の料金プランがないため、オール電化に特化したプランをお探しの人は親指でんきを選択肢に入れられません。

エルピオでんき

エルピオでんきトップページ

供給エリア:東北、東京、中部、関西、中国、四国、九州
申込方法:インターネット

料金表(スタンダードプランライト30A)

基本料金 858円
従量料金 ~120kWh 21.14円
120~300kWh 23.03円
301kWh~ 25.78円

あまり聞きなじみがない会社かもしれませんが、東関東(千葉、茨城、栃木)でLPガスを販売してきた株式会社エルピオが電力自由化をきっかけに電気販売にも参入してきました。

料金体系は大手電力会社と同じアンペア制を採用していますが、料金だけを比較すると電気使用量が多くなればなるほどエルピオでんきの方が安くなります。

親指でんきのように『基本料金ゼロ』ではないため割安感は薄いかもしれません。しかし現在大手電力会社と契約しているのであればよほど電気利用量が少なくない限り、高い確率で電気代は安くなるはず。

公式サイトでは上記で紹介した以外のプランの詳細や料金シュミレーションができるページもあります。残念ながら北海道や北陸地方は供給エリア外なので利用できませんが、それ以外のエリアにお住まいの人は一度シュミレーションしてみるのもアリだと思います。

あしたでんき

あしたでんきトップページ

供給エリア:東北、東京、中部、関西、中国、九州
申込方法:インターネット

料金表(標準プランの場合)

基本料金 0円
従量料金 26.00円

Looopでんきなどと同様に基本料金ゼロ円で利用できる電力会社があしたでんきです。従量料金も一律26.00円なので電気使用量が多い家庭であればあるほどお得になります。

また月に600kWhを超える電気を使っている家庭には「たっぷりプラン」というプランもあります。

たっぷりプランとは基本料金が月3,000円かかる代わりに従量料金が一律21.50円になります。あまり電気の使用量が多くない家庭は割高になってしまいますが世帯人数が多かったりなどで電気使用量が多い家庭はたっぷりプランの方が結果的に電気代を抑えられます。

うちはどっちの方が安くなるんだろう?

・・・については公式サイトでシュミレーションができるのでそちらを利用して判断するといいでしょう。

セット契約でお得になる電力会社

地域が限定されていたり特定の条件をクリアしないと安くならなかったりなどしますが、条件さえクリアされていれば電気料金が安くなる電力会社を3社紹介します。

セット契約の場合、電力会社の乗り換えだけでは安くならないため誰にでもおすすめできるわけではありません。しかし一部の家庭であれば電気代だけでなくプラスアルファで家計の節約につながる可能性が大いにあるので一度チェックしてみてはいかがでしょう。

東京ガス

東京ガストップページ

供給エリア:関東地方
申込方法:インターネット

料金表(ずっとも電気1Sの場合)

基本料金(10A) 286.00円
従量料金 ~120kWh 19.85円
120kWh~300kWh 25.35円
300kWh~ 27.48円

現在東京ガスでは電力自由化に伴って電気も販売しています。供給エリアは関東の8都県と静岡県の一部と限定的ではありますが、ガスと一緒に申し込むことができます。

またガスと電気を東京ガスにまとめると電気料金が毎月270円割引になります。さらにインターネットもまとめられるうえに電気料金1,000円につき『パッチョポイント』というポイントが付与されます。

パッチョポイントはdポイント、Pontaポイント、楽天スーパー ポイント、Tポイント、WAONポイントといった提携ポイントに交換できるため実質電気代はさらに安くなります。

デメリットとしては供給エリアが関東地方と静岡県の一部のみのため利用できない人も多くいる点。そして電気代の安さだけを見れば他の新電力会社の方が安く見える点。

契約しているガス会社が“東京ガス”であれば電気代だけでなく光熱費全体の節約に繋げられるかもしれません。東京ガスと契約している家庭は電力会社の切り替え候補に入れる価値はあると思います。

ENEOSでんき

ENEOSでんきトップページ

供給エリア:東北、関東、中部、関西エリア
申込方法:インターネット

料金表(東京Vプランの場合)

基本料金(10A) 286.00円
従量料金 ~120kWh 19.88円
120kWh~300kWh 24.54円
300kWh~ 26.22円

ENEOSとは全国展開しているガソリンスタンドですが電気の販売も行っています。

ENEOSでんきには「にねんとく2割」という特典があり、契約期間を2年に設定すれば1kWhあたり0.2円割引されます。さらに3年目からは割引額が1kWhあたり0.3円となるため、長く利用すればするほどお得になります。

また電気代の支払いをENEOSのクレジットカードにすると給油代が1リットル当たり最大8円割引されます。ただし月間の上限が150リットルまでなのでそこは注意が必要です。

特に通勤や通学で車を使う人は電気代が安くなるのと共にガソリン代の節約にもつながります。残念ながら2年契約がないと新電力会社と比較するとあまり安くなった印象がないため

コロコロ電力会社を乗り換えたいな

という人にはあまりお勧めできない電力会社と言えるでしょう。

おうちでんき(ソフトバンク)

おうちでんきトップページ

供給エリア:全国
申込方法:インターネット

料金表(東京電力エリアの場合)

基本料金(10A) 286.00円
従量料金 ~120kWh 19.68円
120kWh~300kWh 26.21円
300kWh~ 26.26円

ソフトバンクユーザーが利用できる電気が「おうちでんき」です。供給エリアは全国ですがソフトバンクのサービス(スマホ、タブレット端末、Ymobileなど)に加入する必要があります。

おうちでんきはソフトバンクのサービスとセットにすると1回線につき通信料金が月額100円割引されます。つまり4人家族で全員ソフトバンクのスマホを使っている場合、家計の通信費は毎月400円割引される・・・ということ。

また水回りのトラブルや鍵の紛失などのトラブルに対応してくれる「おうちレスキュー」が2年間無料で利用できます。ソフトバンクのサービスを利用しているのであれば電力会社の比較の候補に入れて検討してみてはいかがでしょう。

ベストな電力会社が分からない場合は?

これまで

  • 供給エリアの広さ
  • 電気料金の安さ
  • セット契約によるお得さ

の3つのカテゴリー別にインターネット上で評判の良い電力会社9社を紹介しました。まずはこの9社から比較してみるだけでも今よりも電気料金は安くできる可能性は高いはず。

もちろん

できればもっと安くなる電力会社はないかな?

とさらに突き詰めて自分に合った電力会社は電気料金プランを探すのもアリだと思います。先述したように電力自由化によって600以上の事業者が電気を販売しているため、人によっては上記9社よりもお得な電力会社はあるかもしれません。

しかし

600社以上も比較なんてできないよ

・・・という人がほとんどですよね?いくら時間にゆとりがある人でも600もの電力会社を1つ1つ調べて電気料金を比較するのは2日や3日ではできません。

そこでお勧めなのが“電気料金比較サイト”です。

電気料金比較サイトとは住所や現在の電気料金プランなど必要項目を入力して送信すると、自分の家庭に合った電力会社や電気料金プランを紹介してくれるサイトのこと。サイトによって紹介してくれる電力会社は異なりますが自分で電力会社を1つずつ調べて確認する手間が省かれます。

電力会社の比較サイトは『価格.com』『エネチェンジ』『タイナビスイッチ』が有名です。各比較サイトの特徴は以下の通りです。

価格.com

価格コムトップページ

電力会社のみならずさまざまな商品やサービスの価格を比較できるサイトが『価格コム』です。より安いプランや商品を探すために頻繁に利用している人もいるかと思いますが、電気料金プランも価格コムで比較できます。

おそらく取り扱っている電気料金プランは比較サイトの中で最も多いと思います。しかし電力会社は電気料金プランを一覧で表示してあるだけなので

で、結局私にはどれが良いの?

というのはご自身で決断しなければいけません。“答え”だけを求める人には不向きかもしれませんが、あれこれリサーチするのに抵抗を感じない人はおすすめかもしれません。
う。

エネチェンジ

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電力会社の比較サイトとして有名なのがエネチェンジです。

エネチェンジでは電気とガスを切り替える際に住んでいる地域(郵便番号)と世帯人数を入力するとおすすめの電力会社と電気料金プランをいくつか紹介してくれます。もちろん新電力会社にプランも含まれていますし地域によっては数十社紹介してくれる家庭もあるほど。

紹介してくれる電力会社は旧一般電気事業者も含めて大手電力会社が多い印象です。マイナーな電力会社が少ない分“掘り出し物”的な電気料金プランは見つけにくいですが大手ならではの安心感が欲しい人はエネチェンジで比較してみるといいかもしれません。

タイナビスイッチ

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エネチェンジと同じくらい電力会社の比較サイトとして活用されているのがタイナビスイッチです。エネチェンジと同様に必要項目を入力するとおすすめの電力会社と電気料金プランを提案してくれます。

エネチェンジとの違いとしては

  • 入力項目が細かい(任意)
  • マイナーな電力会社も紹介してくれる

という点。特に“マイナーな電力会社”については価格が安い反面信頼性や安心面に不安を感じる人がいるため会社の信頼性や安心感が欲しい人はエネチェンジで比較した方がいいかもしれません。

反対に会社のネームバリューをあまり気にせず電気料金などのサービスを重視する人はタイナビスイッチで比較した方が納得のいく電気料金を見つけられると思います。エネチェンジにせよタイナビスイッチにせよ比較するのは無料なので両方のサイトを使って比較するのもアリです。

まとめ

いかがでしたか?電気代を抑えるために電力会社を比較する際テキトーに比較しても時間ばかりがかかるだけで一向に答えにたどり着きません。電力会社はしんでんりょくを含めれば600社以上ありますし電気料金プランはさらに多くありますからね。

効率よく自分に合った電力会社を見つけるには

  • 自分の住んでいるエリアを供給している会社を選ぶ
  • 今の電気料金プランよりも安いプランを探す
  • セット割引が利用できる電力会社を探す

の3つのポイントを押さえて探してみてください。その際に当ページで紹介した電力会社は比較サイトを利用するとより効率よく自分に合った電力会社が探せると思います。

電気代を節約できれば家計の支出を継続的に抑えられるようになります。電力自由化によって電気料金を見直すという節約手段ができる時期なのでぜひ電力会社を比較して電気代の節約に取り組んでみてください。

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