水光熱費節約

ウチのガス代が高い原因はどこ?考えられるのは次の4点

光熱費の主な支出は「電気代」「ガス代」「水道代」です。この中で特にガス代に限っては「高いな~」と感じる人が多いのではないでしょうか?

“光熱費の節約”を聞くと真っ先に電気や水を考える人は多いです。しかし「ガス代を節約」という発想になる人はそこまでいないため、いざ支出を調べてみるとガス代だけ高く感じるのかもしれません。

もちろんガス代も自宅での過ごし方を変えれば節約できます。しかしガス代が高い原因は「節約していないから」だけではありません。

ガス代が高い原因としては次の4つが挙げられます。まずはガス代が高い原因を正しく理解し、ガス代を抑えるための正しい対策を考えてみてください。

原因1:利用しているガスの種類による

ガス代が高い原因の1つが「プロパンガスを使っている」というのがあります。

ガスにはプロパンガスと都市ガスの2種類があります。都市ガスはガスの配管が通っている地域でしか利用できませんがプロパンガスはボンベを自宅に設置して利用するため基本的にどの地域でも利用できます。

ただし料金面で見るとプロパンガスよりも都市ガスの方が安価です。つまりプロパンガスで契約しているのが原因でガス代が高くなっている・・・という可能性はあります。

プロパンガスが高いワケ

料金だけを見ると都市ガスよりもプロパンガスのほうがガスの利用料金は割高なところが多いです。その理由は次の通りです。

1.価格を自由に決められる

都市ガスは今でこそ各会社によって価格が自由に決められますが2017年までは料金が法律によって規制されていました。つまり「これ以上高くしたらダメですよ」という規制のおかげでガス代が高くならなかったのです。

しかしプロパンガスは都市ガスに適用していた規制の対象外のため各会社が自由に料金を決められます。しかもガスはインフラ事業で他の業界に比べて競合他社が少ないためガス会社が「これの価格です」と言ったらその価格で契約するしかないのが現状です。

そのため、都市ガスに比べてプロパンガスの方が高くなったと考えられます。

2.人件費がかかっている

プロパンガスは定期的にボンベの交換が必要になります。当然この交換作業もプロパンガス会社の仕事なのでガス会社の人間がやらないといけません。

つまり人件費や交換に回る交通費がガス料金に上乗せされるのです。

対して都市ガスの場合はすでに配置されているガス配管からガスを供給しているためプロパンガスに比べて人件費や交通費がかかりません。その分ガス料金を安く抑えられるため都市ガスの方が安価・・・という見方もできます。

プロパンガスから都市ガスに替えるには?

ガス代を節約するために「都市ガスに切り替える」という選択肢もあります。利用するガスをプロパンガスにするか都市ガスにするか?は各家庭によって選択できるので都市ガスに替えて月々のガス代を抑える・・・というものガス代を節約する方法の1つと言えるでしょう。

やり方は、住んでいるエリアに対応している都市ガスの会社に連絡をして都市ガスへの変更をお願いします。その後ガス管からガスが使えるようにするための工事の打ち合わせをして工事が完了したら都市ガスが使えるようになります。

ただし注意点としては

・工事費用が別途かかる(20万~50万円)
・工事の着工に1~2か月かかる
・プロパンガスに解約の連絡を入れる

などがあります。これらを考慮してプロパンガスにするか都市ガスに切り替えるか?を検討してください。

都市ガスが使えないエリアもある

都市ガスはガスの配管がされているエリアでのみ利用できます。言い換えればガス管が通ってない地域では都市ガスは使えない・・・ということ。

例えば東京ガスであれば下記エリア以外に住んでいると都市ガスは利用できません。そのため必然的にプロパンガスになるため「都市ガスに替えてガス代を抑える」という選択肢はなくなります。

東京ガスの対応エリア引用:東京ガス

もちろん東京ガスに限らず、各地域にある都市ガスの会社でも配管されている地域とそうでない地域があります。詳しくはお住いの地域を担当している都市ガス会社に問い合わせて都市ガスが使えるかどうかを調べましょう。

原因2:契約しているガスのプランが合っていない

ガスの契約プランはいろいろあります。しかし多くの人は「とりあえず使えればいいから」と通常のプランで契約していると思います。

この契約プランを見直すだけでもガス代の節約につながります。逆に言えば自分の生活習慣や自宅の設備に合っていないプランでガスを契約するとガス代は高くなる・・・ということ。

特に床暖房やエネファームを利用している自宅は一度見直した方が良いでしょう。見合ったプランで契約していないとそれがガス代を高くしている原因になっているので。

プロパンガスも契約プランを見直したら安くなる

ガスの契約プランを見直すことで高いガス代を抑えられる可能性があるとお話ししましたがこれは都市ガスもプロパンガスも同じです。特にプロパンガスを利用している人の方が契約プランを一度見直した方が良いと思います。

そもそもガス代を高く感じるのはプロパンガスの料金は適正価格が分かりづらいのが原因です。ガス会社は競合他社が少ないため会社の“言い値”で契約されることがしばしばあるからです。

そのため悪徳なプロパンガス会社だとかなり高額なガス料金を請求してきます。そうならないようプロパンガスの適正価格を知っておき、ガス会社の交渉することで今よりもガス料金を抑えられる可能性があります。

一般社団法人プロパンガス料金消費者協会では各地域のプロパンガスの適正価格を公開しています。こちらを見て自分が契約しているガス会社が適正価格より明らかに高い場合は別のガス会社に乗り換えたり価格交渉をしてガス代を引き下げましょう。

プロパンガスの適正価格引用:一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

原因3:ガスの使う量が多い

ガス代が高い最大の原因の1つが「ガスを使う量が多い」ことです。

ガス代は基本料金+利用に応じた料金が一般的です。ガスを多く利用すればするほどガス代も増えていきます。

つまりガスの無駄遣いをすればガス代にも影響してくる・・・ということ。ガス代を節約したいのであればガスの使い方を改める必要がるので、家庭でのガスの使い方を反省して改めましょう。

とはいっても自宅でガスを使うところは「お風呂」と「キッチン」がほとんどです。ガス代を節約するのであればまずはこの2つの場所の使い方を改善するところから始めるのがもっとも効率的ではないかと。

ガス代の節約につながるお風呂とキッチンの使い方については下記ページで紹介しています。こちらを参考に自分の今までの使い方を反省して改善できるところは改善してみてください。

世帯人数が増えるとガス代は高くなる

ガスの使い方を工夫することでガス利用料を減らしてガス代を節約する。これはガスに限らず電気や水道でも同じことが言えます。

とはいえ世帯人数が増えると自然と光熱費の出費は増えていきます。

例えば結婚して赤ちゃんができれば赤ちゃんに風邪をひかせないようお湯をわかしたり部屋を快適な温度にするために電気やガスや水道を使いますよね?いくら節約のためとはいえ無理な節約をせず『無駄遣いをなくす』ことを心がけてガス代節約に取り組みましょう。

原因4:気候や季節によってガス消費量が変わる

自宅でガスを使う主な理由としては“お湯”を使う時です。例えばお風呂のお湯もそうですしコンロでお湯を沸かす時もガスを使います。

この時水の温度が低ければ適正温度まで上げるのに時間がかかります。つまりガスを使う量が多くなる・・・ということ。

夏は気温が高くなるため水の温度も高くなります。そのため同じお湯を沸かすのも冬に比べてガスの使用量が少なくなる傾向があります。

要するに冬場はガスの使用量が増えるためどうしてもガス代が高くなってしまうのです。

季節による温度に変化でガス代が高くなるのは努力や工夫でどうこうできるものではありません。しかしだからといってガスを使いまくっていいものでもないので、なるべくガスの無駄遣いを減らして必要以上にガス代が高くならないよう気をつけましょう。

まとめ

これまでガス代が高くなる主な原因として4つ紹介しました。もしかしたら他にも原因がある家庭はあるかもしれませんがガス代の節約を考えているのであれば

使っているガスの種類を見直す
ガス会社との契約プランを見直す
ガスの使い方を見直す
季節に合わせたガスの使い方を考える

のいずれかから取り組んでみてください。