一人暮らしの貯金

一人暮らしの生活費を大解剖~節約するならここから始めよう

一人暮らしを始めると当然ですが生活費を全て自分の収入で支払う必要があります。しかし

一人暮らしの生活費ってどのくらいかかるの?

という生活費の細かい部分については人によって異なります。そこでここでは一人暮らしをするにあたっての生活費を総務省統計局が発表している単体世帯の収支(2018年)を元に紹介していきます。

当ページで紹介した数字をもとに

もしかして私・・・使いすぎ?

という生活費があれば節約できる余地がある可能性があります。自身の生活費を見直す参考にしてください。

『住まい』によって生活費は変わる

実は統計局の数字では家賃は(家賃地代)は22,645円とかなり低い数字になっています。

そもそも総務省統計局の数字では賃貸に住んでいる単体世帯は全体の36.6%しかいません。単体世帯にはパートナーを亡くした一人暮らしの高齢者なども含まれており、そういう人は持ち家に一人で住んでいるため家賃を払う必要がありませんからね。

ですので家賃に限って言えば統計局の数字は参考にしなくてもいいです。

一般的に一人暮らしで住む部屋の家賃は手取りの3分の1が上限と言われています。賃貸会社のコラムでも家賃の相場について次のように提言されています。

家賃の目安は人によって変わっていくものですが、支払えない額の家賃の部屋に住むのは論外です。

人によって支払える家賃の金額というのは変わっていきます。その上限として収入の3分の1を目安とすればいいでしょう。

僅かなら3分の1を上回ってもいいですが、極力支払える金額内で抑えるのが常識です。

引用:エイブル『一人暮らしの家賃目安っていくら? 地域・男女・学生・社会人別で相場平均や目安を紹介します!

家賃は生活費の中でもかなりの割合を占めます。金銭的に妥協すると生活費が圧迫されかねないので家賃だけは妥協しない方がいいでしょう。

家賃の違いは以下のような点で変わってきます。優先順位を考えて自分の収入に見合ったベストな部屋を見つけてください。

部屋の間取り

当然ですが部屋が広さに比例して家賃も高くなります。例えば3LDKの部屋とワンルームの部屋を比較すれば当然3LDKの部屋の方が家賃は高いです。

一人暮らしをする場合、そこまで広い部屋は必要ありません。特に平日は仕事に行ってあまり自宅にいない人はワンルームもしくは1DKくらいの部屋で十分だと思います。

ただし、キッチンはある程度広さがあった方が良いと思います。

キッチンが広いと料理がしやすいです。つまり自炊の意欲がわきやすいので食費に少なからず影響してきます。

同じくらいの家賃であればキッチンが広い方を選択しましょう。

築年数

基本的に築年数が古い部屋ほど家賃は安く、築年数が新しい部屋ほど家賃は高くなります。セキリュティや部屋の設備も築年数が新しい部屋の方が充実している傾向があるので、どうしても家賃が高くなりがちです。

ただ築年数が古い物件でもリフォームなどで部屋がきれいになっている物件もあります。

古い物件には住みたくないな

と思っても実際に見てみると割ときれいなところもあります。正直築年数は「ふーん」程度でも大丈夫だと個人的には思います。

周囲の環境

間取りの次に家賃に影響するのが周辺地域の環境です。

例えば駅から近い物件だと遠い物件に比べて家賃が高い傾向があります。かといってものすごく離れているところに借りても通勤や通学が難しくなるので“ちょうどいい距離”を自分の中で決めておく必要があります。

例えば僕の場合だと

駅まで徒歩10分以内なら問題なし

という基準で今住んでいる部屋を探しました。また普段から車を使う人は駅に近いところに住む理由が少ないので多少離れていても家賃の安いところに住んだ方がいいでしょう。

食費節約のカギは「自炊」の回数

総務省統計局の調査によると2018年の単体世帯の食費は40,026円となっています。つまり毎月食費に4万円はかかる・・・ということ。

もちろん絶対に4万円かけないとダメ!というわけはありません。

下記ページでも紹介していますが、女性だと一人暮らしの食費平均が4万円を切っています。つまりきちんと節約を実施すれば4万円未満に抑えられるのです。

個人的に食費を節約するのであれば『自炊』をどこまでできるか?がカギになります。

正直僕は自炊が苦手なので食費の節約についてはある程度諦めています。無駄遣いをしないよう気を配ってはいるものの、日ごろの食事はスーパーの総菜などで済ませることもしばしばあります。

それでも自炊できる日はなるべく自炊しています。特に休日は時間も体力もゆとりがあるので食費節約のためになるべく自炊するよう心がけています。

人によって料理の得意・不得意や好き・嫌いはあると思います。それでも食費を節約したいのであればなるべく自炊する回数を増やすのが最も効果的な節約術なので、簡単な料理を作って食事を摂るようにしましょう。

光熱費1万円以上は使いすぎ

総務省統計局の数値によると高熱・水道代は11,847円でした。会社勤めでで平日仕事に行くと自宅で過ごす時間は夜と休日しかないため、人によっては1万円を切ると思います。

つまり光熱費が多いか?少ないか?については1万円がボーダーラインと考えられます。

僕みたいに自宅でも仕事ができる人は1万円を超える月もあるでしょうが、会社勤めで週のほとんど外出する人が光熱費で1万円以上かかっている場合はどこかに“無駄遣い”が発生している可能性があります。

光熱費は自宅の過ごし方で大きく変わってきます。電気の消し忘れや水道の無駄遣いなどしていないか振り返って、自宅での過ごし方を改善すれば自然と光熱費の節約につながると思います。

通信費は削れるところまで削る

総務省統計局によると単体世帯の通信費は6,911円でした。通信費は人によって需要が違うので実際の支出はかなりの差があると思います。

個人的に通信費は生活費の中で最も節約が簡単な支出だと思います。

通信費が高い人の傾向としては

  • 昔の高いプランのまま利用している
  • 有料のオプションに多数加入している
  • プランと使い方が合っていない
  • 重複したサービスに加入している

などがあります。これらの原因はプランを見直すだけで簡単に節約できるので、休日の際に携帯ショップやプロバイダに連絡をしてプランを見直してもらい、自分の使い方に合ったプランに乗り換えましょう。

少なくとも通信費で2万円以上かかっている人は使いすぎでは?と思います。

交際費は節約しすぎに注意

総務省統計局によると単体世帯の交際費は14,857円となっています。

意外とみんな使っているのね?

という人もいるかもしれません。

ただ個人的に収入の1割は交際費など娯楽に使うお金として予算を組むべきだと考えています。少なくとも『交際費をゼロ』というのは絶対にやめた方が良いでしょう。

一人暮らしをしてもやはり仕事の疲れやストレスは溜まっていきます。それらを発散するために遊びに行ったり趣味に没頭するのは決して悪いことではありません。

僕も仕事に行き詰まったりしたら息抜きがてらゲームをして遊んでいます。また年に数回は“自分へのご褒美”として旅行にも行きます。

こうした“遊ぶこと”も楽しい人生を送るうえでは大切です。

自由に使えるお金がないと、もしもの時に使えるお金がなくて不自由な感じをすることも多分にあります。交際費は決して“無駄遣い”ではないので毎月きちんと予算を組むようにしましょう。

外食費は交際費で考えよう

交際費は基本的に“友達と遊ぶお金”や“趣味に使うお金”が該当します。

ですので当然“外食”は食費ではなく交際費になります。

もちろん一人で定食屋に行ってご飯を食べるのは食費になります。しかし友人や家族と外食するのは『食事を摂る』とは少し目的が違いますよね?

食べ物に関するものを全て“食費”で考えると節約が難しくなってしまいます。外食でも“目的”に合わせて食費か?交際費か?で分けて考えると節約がラクになると思います。

教育費(自己投資)予算は必ず入れる

交際費は多少でも予算を組むべきだと思いますが、中でも“教育費(自己投資)”は積極的に使いましょう。特に

もっと収入を増やしたいな

・・・と思っている人は教育費を使う・使わないで結果に大きく影響します。

副業にせよ資産運用にせよ勉強しないと思うように収入は伸びません。収入アップの方法を身につけるためにもお金を掛けて勉強しましょう。

もちろん自己投資にかけるお金は“手取りに見合った金額”にすることが大切。交際費と一緒に考えるのであれば交際費の3分の1か半分くらいに留めておくと生活に大きな支障は出ないと思います。

ベストな生活費の内訳を知るために

これまで総務省統計局が発表した単体世帯の収支報告を元に一人暮らしの生活費の各内訳を紹介しました。もちろん統計局が発表している数値はより細かい数値が掲載されているのでよかったら参考にしてもらえばと思います。

しかし、結局のところ生活費の割合や各項目の支出は人によって違います。

同じ一人暮らしでも

  • 住んでいる地域
  • 収入の多さ
  • 生活環境の違い
  • 生活で重視しているもの

などによってお金の使い方が変わってきます。つまり『自分が求めている生活に見合った生活費』を理解できれば節約も貯金も決して難しくありません。

自分に見合った生活費っていくらなの?

・・・という疑問を解消するには色々な方法があります。

当ページで紹介した統計的な数値を軸に各生活費を見直すのも1つです。また「お金」についての知識と理解を深め“上手なお金の使い方”を身につけるのも有効な手段だと僕は思います。

僕の場合は後者を選択して自分なりの節約法や貯金の貯め方を模索し、実践しています。お金についてはこれまで勉強する機会がなかったためマネースクールに参加して勉強しました。

マネースクールについては色々な企業が開催していますが、個人的に一番勉強になったのはお金の教養講座でした。

お金の教養講座トップページ

無料で参加できますし、家計以外にも資産運用や投資も含めた『お金』について勉強できたのでお勧めです。実際に参加した感想については下記ページで具体的にまとめています。

生活費の見直しってどうやればいいの?

と悩んでいる人はタダでその方法を知る機会になるので思い切って参加してみてはいかがでしょう。

まとめ

ここでは総務省統計局が発表した家計調査をもとに一人暮らしにかかる生活費についてお話ししてきました。人によって必要支出額は違ってくると思いますが

もしかして私って使いすぎてない?

という不安を抱いている人は当ページで紹介した数字を元に自信の生活費を見直してみてはいかがでしょう。

もしかすると意外な無駄遣いや余計な出費が見つかるかもしれません。節約や貯金をするのであれば『不必要な支出』を減らすのが最重要項目だと僕は思うので、今後の節約行動に役立ててもらえればうれしいです。