お付き合いしている人といざ結婚しようと思っても“お金”で踏み出せずにいる人も少なからずいらっしゃると思います。結婚式や披露宴はもちろん、新婚旅行や結婚後の生活も考えると
と金銭的な不安を抱える人もいるでしょう。
そこで株式会社リクルートパートナーズが発表した『ゼクシィ結婚トレンド調査2018』を元に結婚にまつわる費用や必要な支出についてまとめてみました。
と結婚するにあたってお金の準備を始めようと考えている人はぜひ参考にしてください。
目次
プロポーズから入籍までにかかるお金

結婚に関するお金はプロポーズから始まります。実際にプロポーズするだけでしたらお金は必要ありませんが入籍するまでに色々すべきことがあります。
具体的には
- 婚約指輪の購入
- 親族の顔合わせ
- 結納
の3つです。上記3つの行事を行うにもお金がかかります。
婚約指輪
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると婚約指輪の平均額は全国平均で36.5万円となっています。購入額の割合で見ると以下の通りです。

少し昔でしたら“婚約指輪は給料の3ヶ月分くらいの価格”と言われていましたが、現在は給料の1.5ヶ月分くらいが相場となります。
また最近婚約指輪は二人で一緒に選ぶというカップルも増えています。ゼクシィ結婚トレンド調査2018でも婚約指輪の決定者の割合は以下のようになっています。
決定者 | 割合 |
夫 | 38.9% |
妻 | 22.6% |
二人で | 37.5% |
その他 | 1% |
中には婚約指輪よりも別のところ(結婚式や新婚旅行)にお金を使いたいと考えるカップルもいます。結婚に関するお金の使い方はカップルによって違いますが婚約指輪に限って言えば30万円前後の予算で考えておくと色々選べるようになると思います。
またあえて“婚約指輪を買わない”という選択肢を選ぶカップルも少数ですがいます。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018でも1.5%のカップルが『結婚指輪を購入しなかった』と回答しています。そもそも法律的な面から言えば婚約とは『結婚の約束をする』ものであり、結婚(入籍)とは違うためプロポーズをする際に婚約指輪は必須・・・というわけではないのです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018でも婚約指輪に対する考えとして
と考えている人が29.3%いました。無理に婚約指輪を用意するのではなく二人で話し合って納得のいく結論を出すのが良いでしょう。
親族の顔合わせ
入籍する前にする行事の1つが両家の顔合わせです。単純に顔をそろえてあいさつするだけでなく食事の席で催すため食事代が必要になります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると食事も含めた両家の顔合わせにかかったお金は5.9万円となっています。
ただ両家の住まいが遠い場合(例えば東京と北海道など)交通費も必要となってくるためお互いの実家によっては10万円くらい予算を考えておくといいかもしれません。
結納
結納とは2つの家族が婚姻関係を結ぶための儀式の1つ。両家の親族の顔合わせの場でもあるのと同時に、男性側の家族が女性側の家族に結婚準備金(結納金)を渡したりすることを指します。
最近はかしこまった結納ではなく「食事会」と銘うったカジュアルなものもありますがここでは一般的な結納にかかる費用を調べてみました。結納にかかる主な費用は次の4つです。(結納に関する平均額は『結婚スタイルマガジントレンド調査2018』より抜粋しています。)
項目 | 平均金額 | 使用用途 |
会場費 | 13.3万円 | 結納を開催する場所(食事代込) |
結納金 | 92.5万円 | 男性側から女性側に対して渡す“嫁入りのための支度金” |
結納品 | 3品目:1~5万円 5品目:3~10万円 7品目:3~15万円 9品目:5~20万円 |
婚約の証として贈る品目 男性側から女性側に納める場合と女性側も用意して交換する場合の2パターンある |
結納返し | 44.8万円 | 女性側から男性側に「結納に関するお返し」を贈る(お金でも品物でもOK) |
引用:結婚STYLEマガジン『結納にかかる費用の相場は?費用分担はどうしてる?』
結納に関しては地域によって具体的なやり方や慣習が異なります。それによって必要なお金も変わってきます。
ざっくり計算すると結納はおおよそ200万円前後あれば執り行えます。
ただ結納は金額以上に進め方や各費用をどちらの家族がどれだけ負担するか?を決める方が重要です。スムーズに進めるためにも両家でしっかり話し合って決めましょう。
結婚式に関するお金

プロポーズをして両家の顔合わせが済んだらいよいよ結婚にむけての準備です。
入籍だけでしたら婚姻届けを役所に提出すれば終わるため時間もお金もかかりません。しかし多くのカップルは“結婚式”を挙げます。
結婚式は結婚に関するお金の中でも多くのお金がかかります。
・・・といって貯金をしている独身の人も少なくありません。では具体的に結婚式を挙げるにはどのくらいのお金が必要なのでしょうか?
挙式・披露宴にかかる費用
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると結婚式にかかったお金の総額は平均で357.5万円となっています。金額別の割合は以下の通りです。

ちなみに結婚式を挙げたカップルで挙式も披露宴も開催したのは全体の92%と発表されています。つまり
結婚式=挙式+披露宴
と考え、結婚式に伴うお金は挙式代と披露宴代の合算となります。
海外挙式を挙げる際にかかるお金は?
カップルによっては
という人達もいると思います。では海外で挙式を挙げるとなるといくら必要なのか?
海外挙式を紹介しているサイト『WeddingPark海外』によると海外挙式にかかる費用は
- 2人のみの場合は約80万~260万円
- 10名でパーティーを開催する場合は約100~300万円
と言われています。単純な費用だけを見比べると国内で挙式と披露宴(平均357万円)をするよりも海外挙式をした方が結婚式のお金は安く済む計算になります。
挙式費用については挙式を挙げる時期をリゾートシーズンや長期休暇(GWやお盆など)を避けると渡航費が安くなるため挙式代はさらに抑えられる可能性があります。また宿泊日数を減らしたり挙式を挙げる前と後でホテルのグレードを替えたりすると挙式代はさらに安くなります。
注意すべきは挙式を挙げる国選びです。挙式を挙げる国によって渡航費も含めて費用が大きく変わってきます。
挙式できる地域 | 海外挙式の相場 |
ハワイ | 85万~245万円 |
グアム・サイパン | 67万~177万円 |
アジア(バリ島) | 76万~253万円 |
ヨーロッパ | 123万~285万円 |
オセアニア | 79万~240万円 |
モルディブ・タヒチ | 76万~253万円 |
アメリカ・カナダ | 93万~245万円 |
引用:WeddingPark海外『海外挙式の費用・相場徹底ガイド』
国によって相場が変わってきますので
という人は上記相場を目安に挙式費用を準備しておきましょう。
また海外挙式でゲストを招待する場合
- 新郎新婦が渡航費を負担するか?
- 渡航費は自腹でお願いするか?
によっても費用が変わってきます。海外挙式を挙げる際は渡航費を各参加者が自腹で負担してもらう代わりにご祝儀を断るのが一般的ですが親御さんなど“親孝行”として新郎新婦が負担するため親御さんの渡航費も含めて準備する必要があります。
結婚指輪の購入費
結婚指輪とは結婚の証として夫婦でつけるペアリングを指します。婚約指輪とは違い女性だけでなく男性も持ちます。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると結婚指輪の購入額の平均は24.4万円。これは夫婦2人分の指輪の購入価格となります。
価格の割合は以下のようになっています。

最も多いのは『20万~25万円』という回答だったため結婚指輪買う予算を考えるなら25万~30万円くらい考えておくと色々指輪を選べるのではないでしょうか。
二次会の開催費用
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると二次会を開催するにあたってかかるお金は平均で28.3万円となっています。ただし二次会については基本的に会費制のため“結婚するためのお金”として考えていない人も多いです。
例えばゼクシィ結婚トレンド調査2018では二次会の参加費費用の平均も発表されています。それによると
- 男性:7,300円
- 女性:6,400円
となっています。二次会の参加人数の平均が48.8人のため単純に二次会に参加した男女比を1:1にした場合、参加費だけで
男性:7,300円×24人=175,000円
女性:6,400円×24人=153,600円
合計175,000円+153,600円=328,600円
となります。
つまり二次会の会場費は参加者から頂いた参加費で十分賄える計算となるのです。
海外挙式の場合も帰国後に1.5次会形式でお披露目パーティーを開催する人が多いです。その場合
- 会費をいただくパーティー(5,000~15,000円)
- ご祝儀(3万円前後)をいただくパーティー
のどちらかが一般的です。どちらにせよ参加者から頂くお金で会場費を補填できるため“予算”として考える必要性は他の項目に比べると高くありません。
万が一に備えて10万円ほど用意しておけば十分だと思います。
結婚してからかかるお金

結婚にまつわるお金は結婚式を挙げた後にかかる費用についても考える必要があります。特に大きなお金が動くのは
- 新婚旅行にかかるお金
- 新生活の準備をするためのお金
の2点です。
新婚旅行費
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると新婚旅行費の平均は61.3万円となっています。(お土産代除く)具体的な金額の割合は以下の通りです。

新婚旅行にかかるお金は旅行先によっても異なります。具体的には
- 国内旅行か?
- 海外旅行か?
によって予算は大きく変わっています。また旅行先以外にも
- 新婚旅行の日数
- 新婚旅行に行く時期
- 旅行形態(パッケージツアーなど)
などによっても変わってくるため上記の内容を決めたうえで新婚旅行の予算を決めると準備しやすいでしょう。ちなみに行き先別の相場は以下の通りなので参考にしてください。
新婚旅行の行き先 | 予算の相場 |
ヨーロッパ | 50万円以上 |
アメリカ | 30万~50万円 |
ハワイ | 20万~30万円 |
グアム・東南アジア | 10万~20万円 |
日本国内 | 10万円前後 |
参考:みんなのウエディング『ハネムーンの予算は?新婚旅行の費用と相場』
新生活の準備費用
リクルートブライダル総研が調査した新生活準備調査(2016年まとめ)によると、新婚夫婦が新生活の準備で発生した費用は72.3万円という結果になりました。各金額帯の割合は以下の通りです。

上記の割合を見る限り、ほとんどの新婚夫婦は新生活の準備費を150万円以内に抑えています。つまり150万円あれば新生活に必要な物は全て揃えられると考えていいでしょう。
新生活の中でも特に優先的にそろえるべきものが
- 新居
- 家具
- 電化製品
の3点です。
結婚後の新居
ゼクシィ新生活準備調査2016によると、結婚してからの新居として74.1%の夫婦が賃貸住宅を選んでいます。具体的には
- 賃貸マンション:36.7%
- 賃貸アパート:34.5%
- 社宅:9.7%
となっています。
家賃は2LDKの間取りで5万~8万円が目安となっています。
ただし家賃については地域によって異なります。例えば東京の人気エリアであれば同じ2LDKでも12万~16万円するところもあります。
一般的に家賃は世帯の手取り収入の3割以内が相場と言われています。家賃が高くなると家計のやりくりが苦しくなるうえに、一度入居するとすぐには引越しができないので無理をして家賃が高いところに住むのは控えましょう。
家具購入費
新居に住むにあたって揃えるべきものの1つが家具です。ゼクシィ新生活準備調査2016によると結婚して家具を揃えるために使った費用は40万円となっています。
金額帯の割合は以下の通りです。

ひとり暮らしをしていた人は当時使っていた家具がそのまま使えるのであれば買わずに使のもアリだと思います。しかし“一人暮らし”から“二人暮らし”になったことで使えなくなった家具も出くるため、そういうものは新しく買わないといけません。
ゼクシィ新生活準備調査2016によると結婚して新生活を迎えるにあたって購入した家具の上位5つには以下のようなものがあります。
- カーテン
- ラグ・カーペットなど
- 布団
- 食器棚
- ベッド
また、一人暮らしの時には必要のなかった家具(ソファ、タンスAVボード(テレビ台など))も結婚を機に買いそろえた人が多いです。
ただ家具については一度に全部を揃える必要はありません。
ゼクシィネットでも結婚して新生活の準備の仕方について“時期を見て買い足ししていく”方法を推奨しています。
引っ越し初日はテーブルの準備も間に合わず、段ボールをテーブルにして乾杯したり、布団が1セットしかなくて、狭いシングルの布団に一緒に寝たりして、思い返すとクスッと笑える思い出がたくさんできました。ベッドは夏が来て暑くなったので我慢できず、ボーナスの入ったタイミングで購入。それと、ソファも後から買いました。なくても困らなかったけれど、おしゃれな雰囲気の部屋にしたかったので。
優先して買ったのはカーテンです! 部屋が1階だったことと、一番大きな窓の前が駐車場なので、プライバシーを守るためにも優先して購入しました。
後からアイテムを買い足していくことで、結婚式の具体的な見積りが把握できてから、 納得のいく金額やデザインのものをじっくり選ぶことができて、結果的によかったです。
結婚する前は家具を買う準備金として40万円ほどを目安に考えておきましょう。足りなくても少しずつ足していけばいいので家具を買う準備費用で40万円も貯められない場合は
- カーテン
- カーペット
- 布団
を購入できるだけの金額(10万円くらい)まで下げても大丈夫だと思います。
電化製品購入費
ゼクシィ新生活準備調査2016によると新生活で電化製品を購入した金額の平均は37.4万円となっています。各金額帯の割合は以下の通りです。

家電製品は家具と同様に、今まで使っていた家電で使えるものはそのまま使い、買い替えが必要な物は買うようにすれば家電製品購入費は抑えられます。もちろん新生活に支障をきたさないよう買い替えが必要なものは買いそろえましょう。
ゼクシィ新生活準備調査2016の『家電製品のアイテム別購入率』を見ると新生活によって買い替えの必要性が高い家電製品が分かります。上位5つの家電製品は以下のものです。
- 冷蔵庫
- 照明器具
- 洗濯機
- 掃除機
- 電子レンジ
上記の結果を見る限り、冷蔵庫や洗濯機など生活に必要不可欠なものや一人暮らしの時に使っていたものではカバーできない電化製品を中心に買い替えをしていくと生活に支障は出にくくなります。特に冷蔵庫は小さいと食材が入りきらず買ってきた食材を腐らせてしまうため、早めに二人暮らし用のサイズに買い替えた方が良いでしょう。
反対にテレビやパソコンなどは今まで使っていたものを使っても大きな影響は出ません。家電製品は単価が高くすべての家電を買い替えるとなると予算が膨れてしまうため
といった感じで優先順位をつけて少しずつ買い替えていけばいいと思います。具体的な金額としては40万円あれば冷蔵庫と洗濯機は買い替えられるので電化製品の買い替え費用は40万円くらいを目安に考えておくといいでしょう。
結婚するために必要なお金は850万円?

これまで結婚するにあたってかかるお金についてを様々な状況別に紹介してきました。では最終的に
について、これまで紹介してきた目安の予算を計算したところ約850万円という数字になりました。
結婚にかんする支出項目 | かかるお金(目安) |
婚約指輪購入費 | 約40万円 |
両家の顔合わせ | 約5万円 |
結納 | 約200万円 |
結婚式(挙式+披露宴) | 約350万円 |
結婚指輪購入費 | 約25万円 |
二次会の開催費 | 約28万円 |
新婚旅行費 | 約60万円 |
新生活準備費 | 約150万円 |
合計金額 | 約858万円 |
ただし
絶対に850万円ないと結婚ができない・・・というわけではありません。
例えば近年であれば“結納をせず両家の顔合わせのみ”というカップルも増えています。結納をしないとなると結納にかかる費用(上記の表で言えば200万円)がいらなくなるため、結婚するにあたって必要なお金は下がります。
また結婚式も式場ではなくレストランウエディングなどにすれば総額で100万円足らずで挙げられます。さらにいえば両親からの援助などが受けられるのであれば実質必要なお金はもっと下がります。
結婚スタイルマガジンでは結婚するにあたって必要のお金の平均額を『434.7万円』と発表しています。(結納をしなかった場合)
各カップルによって金銭事情が異なるので一概には言えませんが300万~400万円あれば“選ぶ”選択肢を持って結婚できるのではないでしょうか。
結婚のためのお金を貯めるには?

先述したように結婚に必要なお金として300万~400万円あれば色々選択肢もできると思います。また結納などといった行事もしっかり行うとなると600万~800万円くらいは必要と考えておくべきかと。
とはいえ、すぐに300万円や400万円といったお金を用意できる人はほとんどいません。いざ結婚する時にスムーズに行動できるよう結婚する前からお金を貯金しておくのが一般的です。
では結婚に伴うお金を貯めるにはどうすればいいのか?
実際に結婚資金を貯めた人達は以下のような方法を実践しました。これから結婚準備金を貯め始めるのであればぜひ次の3点を意識して貯金に取り組んでみてはいかがでしょう。
目標金額を決める
貯金を始めるにあたってまずすべきは“目標金額”の設定です。
から逆算して目標金額をきちんと決めてから始めると途中で挫折しにくくなります。
お金を貯めるにあたって“ゴール(目標金額)を決める”は基本でもあります。自分がやりたい結婚式の費用や行きたい新婚旅行先の費用の目安を数字にして
という金額をハッキリさせてから具体的な貯蓄策を実行に移しましょう。
援助や祝儀を考慮して目標を決めるのもアリ
お金を貯めるにあたって
を考えるのが貯金の基本です。しかし“結婚資金を貯める”にあたっては親からの援助や友人や知人からのご祝儀などをアテにして目標金額を設定しているカップルもいます。
ゼクシィネットの調査によると結婚したカップルで実際に貯めていたお金が不足していても
と考えていたカップルの割合が半数近くいた・・・という結果になりました。その理由としては
(1)「月々の天引き貯蓄」が生活の一部になっているので、意識しなくても式までに自然と貯まると考えていた
(2)親からの援助金が見込めることが分かっていた
(3)ご祝儀で賄う予定にしていた
もちろん結婚が決まる前からある程度貯金があれば・・・という前提での話のため、貯金がゼロの場合はこれから頑張ってお金を貯める必要があります。しかし結婚が決まる前から貯金が200万円前後しかなくても日々の貯蓄と周囲からの援助でなんとかなります。
現在の貯金額と目標の貯金額があまりにも差があるのであれば、しっかりと貯めていく必要がありますが、すでにまとまった貯金(200万円以上)があるのであれば無理をする必要はありません。
普段通りの貯蓄を続けていけば必要なお金は自然と貯まっていくと思います。
“毎月コツコツ”が基本
実際に結婚資金を貯めた人達の具体的な貯蓄法を調べてみたところ、特別な方法でお金を貯めた人は一人もいません。共通しているのは“毎月コツコツ”お金を貯めていった・・・ということだけです。
二人の毎月の給料から月々決まった金額を貯金に回してボーナスもほぼ全額貯金に回したり。中には強制的に結婚資金を給与天引きで貯金して年間250万円貯めた人もいます。
\天引きで強制的に/
ふたりで月々13万円貯蓄。ボーナスが2回あったので、その分も含めると12カ月間で250万円に。さらに勝手に下ろせないよう給与天引きにし、確実に貯めました。(翔子さん)
一人の給料では月々2万円くらいが限界ですが二人で貯めると毎月5万円くらいは貯金に回せるはず。ボーナスも貯金に回せば年間で100万円貯めるのも決して難しい話ではないので二人で協力してコツコツお金を貯めていきましょう。
同棲して生活費を節約
割合的には少数派ではありますが、貯金を決めてから同棲を始めて貯金に取り組んだカップルもいます。特に二人とも一人暮らしをしているカップルには効果的で同棲すれば1人分の家賃がまるまる貯金に回せます。
\浮いた家賃分を貯蓄/
1人暮らしをしていた私の部屋で彼と同居し、浮いた彼の分の家賃を月々の貯蓄に回しました。さらにボーナスには手を付けず全額キープ。1年間ふたりで頑張ったかいあって、200万円の追加貯蓄に成功しました。(茅奈さん)
また二人で住むことで“結婚生活のシミュレーション”効果もあります。
例えば男性にお弁当を持たせたり自炊を心がければ食費節約だけでなく“料理の腕”のアップにもつながります。1日1,000円節約できれば1ヶ月に30,000円の節約につながるのでどちらかが一人暮らしをしているのであれば結婚が決まったのを機に同居するのもお金を貯める1つの手段だと思います。
まとめ
いかがでしたか?結婚にかかるお金について『プロポーズ』から『結婚生活ができるまで』の各期間でいくら必要なのか?を平均値を基準に費用の目安を紹介しました。
総額で考えれば400万円あれば自分達の望んだ挙式ができたり行きたいところに新婚旅行に行けると思います。
もちろん親からの援助だったりところどころ妥協すれば結婚に必要なお金はもっと少なくでも大丈夫です。当ページで紹介した結婚にまつわる行事とかかる費用を元に
を一度洗い出してみてください。具体的な支出を把握してしっかり結婚に向けた準備をしましょう。