車に関する節約術

1ヶ月のガソリン代を節約するためにとるべき7つの行動

車の維持費の中でも特に意識すべき支出の1つが「ガソリン代」です。基本的に車にかかる支出は固定費が多いですがガソリン代については車の乗り方やメンテナンスの仕方によって大きく変わります。

ガソリン代は乗っている車はもちろん車の使い方によって変わってきます。通勤で車を使っているのであれば1ヶ月のガソリン代もある程度まとまった額になりますよね?

実は車の乗り方や注意点を守りさえすれば1ヶ月のガソリン代は抑えられます。特に次の7つの行動はガソリン代節約に成功している人達が実践している行動なので、もし『ガソリン代がもっと安くなれば・・・』と思っている人は取り組んでみてください。

荷物の「積みっぱなし」をしない

車体が重たいと動き出すのに多くのガソリンを使うためガソリンの減りが早くなります。(燃費が悪くなる)車の重量は車種によっても異なりますが「車に積まれている荷物」も車の重さに加わります。

つまり「積み下ろしが面倒だから」という理由で、トランクに荷物を積みっぱなしにしていると、それが車の燃費を悪くしている原因・・・というわけです。

仮に10kgの荷物を積んで100km走った場合、積まなかった時と比べて21ccのガソリン余分に使う計算になります。仕事で頻繁に使う道具ならまだしも、月に数回しか使わないものであれば車からちゃんと降ろしたほうが燃費は良くなりますので、こまめに荷物の積み降ろしを行いましょう。

特にゴルフクラブは重さもかなりあるためついつい車に積みっぱなしにしがちですが燃費の観点から行くとよくありません。ゴルフに行く時だけ車に積み、そうでない時はゴルフクラブを自宅に持ち帰るよう意識してください。

車のエアコンは極力使わない

車内でエアコンをガンガンにつけている人がいますが燃費を考えるとあまりお勧めしません。もしエアコンが必要ないくらい車内の温度が快適なのであれば切ったり窓を開けるなどして調整したほうがいいでしょう。

車のエアコンを使う時コンプレッサーと呼ばれる部品が作動します。実はコンプレッサーを使うとエンジンに負荷がかかってしまい、それが原因で燃費が悪くなってしまうのです。

エアコンをつけて走った時とエアコンをつけずに走った時とで燃費を比較するとエアコンをつけて走った時の方がつけずに走った時と比べて10~20%ほど増えると言われています。

「絶対にエアコンをつけるな!」とは言いませんが積極的に車のエアコンを使うのは控えた方がいいでしょう。またエアコンを使う時も設定温度や出力を調整して、なるべくエンジンに負荷がかからないよう使い方を工夫してみてください。

アイドリング厳禁

アイドリングとはエンジンをつけたままの状態を言います。エンジンが動いているため車を走らせていなくても当然ガソリンは少しずつ消費していきます。

「アイドリングストップ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは車が停止している時にエンジンを切る行動を指します。最近は自家用車やバス・トラックなどで一定時間車が停止していると自動でエンジンが切れるようなシステムを搭載しているものもすくなくありません。

しかし、全ての車に上記のシステムが搭載されているわけではありません。信号の度にエンジンを切るのは面倒かもしれませんがせめて

・人を待っている時
・コンビニなどに立ち寄った時
・長時間車を動かさない時

などはアイドリングしないよう心がけましょう。それだけでもガソリン代の節約に大きく貢献できます。

節約するなら「ガソリンの入れ方」を変える

1ヶ月のガソリン代を節約するには運転の仕方がとても重要です。そして運転の仕方と同じくらい大切なのは「給油の仕方」です。

ガソリンがなくなったらガソリンスタンドで給油しなければいけません。でも実は給油の仕方を一工夫するだけでガソリン代の節約につながるのです。

もちろんこれも難しいことは何もありません。大事なのは

給油する場所
給油する量
給油する時間

の3つです。もう少し具体的にお話ししていきましょう。

家から近いガソリンスタンドで給油する

ガソリンを入れるためにガソリンスタンドまで行く必要がありますがガソリンスタンドは少し走ればどこにでもあります。当然各スタンドによって1リットル当たりの価格は違うわけですが大事なのは価格よりも「立地」です。

どれだけ価格が安くても自宅から遠かったらガソリンスタンドから自宅までの移動でガソリンを消費しますよね?つまり安く入れた分帰宅で消費してしまうため結果的にそこまでオトクにならないのです。

安いガソリンスタンドは探せばいくらでもあります。しかし自宅から遠いガソリンスタンドを使うくらいならそこそこ安くて自宅から近いガソリンスタンドで給油したほうが結果的に節約につながります。

また通勤で車を使っている人は自宅から遠くても通勤途中に気軽に入れるスタンドがあればそこを利用するのもいいでしょう。要するに「給油するため」の移動距離を極力短くすることがガソリン代を抑えるうえで重要・・・ってことです。

給油は午前中に行う

あまり気にしている人はいないと思いますが、実はガソリンは午後に入れるよりも午前中に入れるほうがオトクだって知っていましたか?その理由はガソリンの『密度』にあります。

ガソリンは周りの温度が低いと密度が高くなり、反対に温度が高くなると密度が低くなります。そして密度が高いガソリンほど消費量が少なくて済みます。

つまり気温が高くなる昼間よりも気温が上がり切っていない午前中に入れたほうが密度の高いガソリンを給油できるため燃費が良くなります。もちろん午前中が難しい場合は夜でも大丈夫。

目に見えて大きく結果が分かるほどではありませんが、感覚的に給油する間隔が長くなった印象は受けると思いますのでガソリンスタンドに行く時間帯を意識してみてください。

満タンで給油しない

ガソリンスタンドで給油する時多くの人が無意識に満タンにすると思います。満タンで入れれば給油する回数が減りますからね。

でも実は満タンでいれるのはガソリン代の節約に何の役にも立ちません。むしろ半分くらいずつ給油したほうがガソリン代を抑えられます。

理由はガソリンを積んでいる量です。当然ガソリンは車の重量に加算されるため満タンにすればするほど車の重量は重くなります。

先ほど「荷物の積みっぱなしはダメ」と言ったのと同じ理由で、燃費を良くするためには車の重量を軽くすることが大切。ガソリンも満タンではなく半分くらいずつをこまめに給油したほうが結果的にガソリン代の節約につながります。

車のメンテナンスはこまめに行う

車の状態によっても消費するガソリン代は大きく変わります。そのため定期的に車のメンテナンスを行い、古くなった部品を交換しながら乗ると余計にガソリン代がかかることはないでしょう。

車は消耗品です。使えば使うほど各部品が劣化していきます。

劣化した車に乗れば燃費が悪いわけですからガソリン代もかかっていきます。また各部品の劣化はそれぞれ交換時期が異なりますので、定期的にメンテナンスをして「交換が必要」と言われれば交換しましょう。

もちろん部品を交換するのにもお金はかかります。ただ車の部品は頻繁に交換するものではないので必要な時期が来たら交換するように。

主な部品の交換時期は以下の通りです。

タイヤ

タイヤがすり減ると車の走りが悪くなり燃費が悪くなります。それ以前にすり減ったタイヤで走っているとスリップの原因につながり交通事故になりかねませんので、タイヤにある溝が消えてツルツルになったら交換しましょう。

タイヤの交換価格は4本で10万円くらいします。とはいってもタイヤは5年くらいもちますのでタイヤを交換する前に乗り換えてしまう・・・というのも選択肢としてはアリかもしれません。

エンジンオイル

エンジンオイルとはエンジンをスムーズに動かすためのオイルのこと。エンジンオイルが古くなるとエンジンの動きが悪くなり、ガソリンを多く消費しないと動かなくなるためエンジンオイルはこまめに交換するのをお勧めします。

目安としては5000km走ったらエンジンオイル交換の時期と見ていいでしょう。交換費用は4000円くらいなのでそこまで高くないと思います。

またエンジンオイルと一緒にエンジンオイルフィルター(エンジン内をきれいにするためのフィルター)の交換もしておくといいでしょう。ただしエンジンオイルフィルターはエンジンオイルを2回交換したら1回交換・・・くらいの感覚でOKです。

ラジエーター液

ラジエーター液とはエンジンを冷やすために使われる部品です。このラジエーター液が古くなるとエンジンの冷却機能が弱くなり、最悪オーバーヒートする危険性があるので定期的に交換しましょう。

交換するタイミングとしては2~3年に1回くらいが目安。車検の時に合わせて交換してもらえば問題ありません。

ブレーキオイル

ブレーキオイルとはブレーキペダルを踏んだ際にスムーズに止まるためのもの。ブレーキオイルが古くなるとブレーキがスムーズにかかりにくくなって事故の危険性があるので定期的に交換しましょう。

交換のタイミングは2~3年に1回くらいが目安。ラジエーター液と同様に車検の時に交換してもらえばいいと思います。

バッテリー

バッテリーとは電力を貯めておくもの。車を動かすために電力が必要不可欠なのですがバッテリーが古いと電力が貯まらず車が動かなくなります。

できれば寿命が来る前にバッテリーは交換するように。2~3年くらいに1回は交換するようにしましょう。

スパークプラグ

スパークプラグとはエンジンを着火する部品のこと。スパークプラグが古くなればエンジンの着火が悪くなり車が動いてくれなくなるので、定期的に交換するように。

交換の目安は3~4万キロに1回が目安。車を頻繁に使わない人であれば2~3年くらいは持つので車検の時に交換でも大丈夫だと思います。

ブレーキパッド

ブレーキパッドとはブレーキをかけた際にタイヤに摩擦を与える部品です。古くなれば摩擦が弱くなってブレーキがかかりにくくなるので交換はきちんとしましょう。

交換時期については「どのくらい車に乗っているか?」によって変わってきます。車検の時に業者が「交換した方がいい」と言われたら交換する・・・といった感じで問題ありません。

ガソリン節約グッズは使わない

エコカーブームもあって燃費をよくする“ガソリン節約グッズ”なるものが販売されています。例を挙げると補助ブレーキやエンジンオイル添加剤などですね。

「ガソリン節約グッズを使えばガソリン代が抑えられる」といって利用している人もいると思いますが個人的にはあまりお勧めしません。

そもそもガソリン節約グッズを販売している会社と車を販売しているメーカーは異なります。つまり各車種に100%合致しているわけではないため使ってもそこまで大きな効果が期待できないからです。

下手をするとガソリン節約グッズが車の故障のきっかけにもなりかねません。もちろん中には効果がしっかり実証されているグッズもありますが、そうでないものの方が圧倒的に多いのでガソリン節約グッズは使わない方がいいでしょう。

ガソリン代が安くなるクレジットカードを使う

ほとんどのガソリンスタンドでは、現金で入れるよりもクレジットカードで給油した方が安くなっています。そのため、普段給油しているガソリンスタンドで利用できるクレジットカードを作り、ガソリンを入れる際はそのカードを使うようにしましょう。

ただし

「安くなるから」
「どこのガソリンスタンドでも給油できるように」

といった理由でクレジットカードを手あたり次第作るのはお勧めしません。クレジットカードは“年会費”や“発行費”など作ったり持っていたりするだけでもお金がかかるものもあります。

普段利用するガソリンスタンドで使えるクレジットカードを1枚作り、それ以外のガソリンスタンドで給油する場合は現金で1000円だけ給油しましょう。そして普段利用しているガソリンスタンドで再度入れ直し・・・ってやったほうが結果的にガソリン代は節約できます。

まとめ

いかがでしたか?ちょっとした行動や車の乗り方を改善するだけで1ヶ月のガソリン代は簡単に節約できます。もちろん『月々のガソリン代が半分に節約できた!』といった画期的な方法ではないが、お金をかけずに支出が抑えられるのでぜひ実践してみてください。