あなたは大丈夫?浪費癖がある人達にみられる6つの共通点
「節約できない」「貯金ができない」という人の中にはついついお金を使ってしまう人も多いと思います。もしかすると“浪費癖”がついてしまっている可能性もあります。
浪費癖とはついつい買い物をしてお金を使ってしまう悪癖のこと。頻繁に衝動買いなどをしてすぐにお金を使ってしまう人は浪費癖がついてしまっている・・・と考えていいでしょう。
あれこれいろんな方法で節約を試みてもすぐに挫折してしまう人は浪費癖が原因かもしれません。しかし浪費癖の一番やっかいなのは自覚症状がないところ。
そこでここでは浪費癖になっている人の共通点を6つ紹介します。この6つのいずれかに心当たりがあるのなら浪費癖がついている可能性があるので注意してください。
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目次
1.「なんとかなる」が口癖
人生を楽しく生きるためにはポジティブな考えを持つことは大切です。ただしお金の使い方に限って言えばポジティブすぎる人は浪費癖の傾向があります。
無駄遣いをしても「ま~なんとかなるでしょ」と考える人は自分の行動を反省しません。つまり無駄遣いしてもそれを治そうとしていないわけです。
おそらく無駄遣いを1回もした経験がない人はいません。「なんでお金使っちゃったんだろう?」という後悔を糧に反省することでお金の使い方がうまくなり無駄遣いがなくなっていくのです。
しかし無駄遣いしても「なんとかなる」と思ってしまったらどうでしょう?
自分の失敗をさらりと流してしまえば反省する機会を失います。無駄遣いをなくす為に大切なのは無駄遣いした後にお金の使い方を反省することですが「なんとかなる」と楽観視すると反省する機会を失うことにつながります。
だから無駄遣いが一向になくなりません。そして無駄遣いがそのまま習慣になると浪費癖となってついついお金を使ってしまう体質になってしまいます。
浪費癖によって使うお金の多くは無駄遣いです。無駄遣いを減らすことで浪費癖も改善されていくので無駄遣いがなくなる方法を模索して実践するようにしましょう。
2.趣味に使うお金が多い
浪費癖がついている人の中には趣味に使うお金が多い人もいます。趣味を持つことはいいことですしそのためにお金を使うのも問題ありませんが“使い過ぎ”は問題です。
趣味がきっかけで浪費癖がついてしまう人の特徴としては、最初はお金をかけずに楽しんでいたものの、徐々に使うお金が増えていき、気が付いたら予算の上限が上がっていった・・・という点です。
はじめは月に5000円使うのもためらっていたのに気が付いたら5万円くらい使ってもまだお金を使いたい・・・と考えてしまう人は浪費癖になっている可能性があります。特に
ギャンブル
飲み歩き
ゲーム
を趣味に持っている人は浪費癖になりやすいと思います。
「ギャンブル」が趣味で浪費癖になる人
ギャンブルについては賛否両論ありますが、個人的には趣味として遊ぶ程度であればやればいいと思っています。時間つぶしにもなりますし上手に付き合えばお金も増えますしね。
ただし“お金が増える”ことに味をしめてハマってしまう人も少なくありません。
ギャンブルにハマっている人はたいていお金が増えていませんし、使った金額だけが増えていきます。ギャンブルが原因で貯金ができない人はたくさんいますし生活費もつぎ込んでギャンブルをする人も少なくありません。
ギャンブルとの上手な付き合い方については下記ページで紹介していますので、ギャンブルに使うお金が多いと自覚している人はぜひ参考にしてください。
「飲み歩き」が趣味で浪費癖になる人とは?
飲み歩きとは要するに“外食”が多い人をいいます。デートや接待、さらには家族での会食などで利用する機会が多いですが回数が多くなると浪費癖につながります。
特に独身で一人暮らしの人は外食にかけるお金が増えやすい傾向があります。仕事からへとへとになって帰ってからご飯を作る気力がないため、つい外食で済ませてしまう・・・なんて人も少なくないでしょう。
もちろん月に1,2回であれば気分転換にもなるので問題ないのですが週に4回以上外食で・・・と言う人は注意が必要です。「外食が当たり前」になると食費がかかりますし、外食ありきの食費の予算を組んでしまうため生活費が増えてしまいます。
また男性の場合であればキャバクラ通いがきっかけで浪費癖になったりもします。
キャバクラはきれいな女性と楽しくお酒が飲めるお店です。そのためついつい通ってしまい“キャバクラ通い”がクセになったりもするので気を付けてください。
「ゲーム」が趣味で浪費癖になる人とは?
趣味がきっかけで浪費癖になる一番の原因は「ゲーム」ではないでしょうか。最近はゲーム内アイテムを購入する課金スタイルのゲームが増えており、そういったゲームがきっかけで浪費癖になっている人も多いです。
課金スタイルのゲームの多くはスマホで遊べるもので、課金の支払いもスマホ代と一緒に支払えたりと気軽に購入できます。課金すればするほどクリアしやすくなるためついつい課金してしまう人もいるでしょう。
課金については楽しくゲームをするうえで無理のない程度であれば問題ありません。ただ課金して強くなると課金に対する抵抗がなくなりどんどんお金を使ってしまいがちです。
中にはゲームに月10万円以上かけてしまう人も珍しくありません。課金によるお金の失敗談と必要以上に課金しない対策をそれぞれ下記ページで紹介しているのでゲームに課金して支出を増やしている人は一度読んでおくといいでしょう。
3.給料日になると気前がいい
浪費癖がある人は計画的にお金を使うのが苦手です。お金があれば持っているお金をすぐに使ってしまう傾向があります。
そのため、給料日になるととたんに気前が良くなります。欲しいものを考えもせずに買ってしまうのはもちろん友人や同僚とご飯に行ってもご馳走したり二次会や三次会に繰り出そうとします。
しかし給料日からしばらく時間が経つと途端に「お金がない!」と言い出します。
給料日になってから無計画に使ってしまったため気が付いたら生活するだけのお金でギリギリ・・・なんて人も多いでしょう。中には生活するお金すら使ってしまいクレジットカードを使いまわしてやりくりしている人もいるでしょう。
給料日直後にお金をパーッと使ってしまう人の特徴としては
・家計簿をつけない
・欲しいものがあると我慢できない
・見栄っ張り
・ある程度収入が多い
などが挙げられます。毎月給料日前になるとやりくりが苦しい人はもしかすると浪費癖がついてしまっている可能性があるのでお金の使い方の改善を真剣に考えたほうが良いでしょう。
4.ちょっとしたことで自分にご褒美をあげる
仕事や勉強など毎日の生活の中で自分にご褒美をあげることは次へのモチベーションにもつながります。ただしご褒美をあげる“頻度”が多いと浪費癖につながります。
例えば
「今日は仕事頑張ったからコンビニでアイスを買って帰ろう」
という行為を毎日続けたらどうなりますか?仮にアイスが150円だったとすれば月間で3000円以上の支出が増える計算になります。
毎日ご褒美をあげるのはいいですがそれが毎日とか2日に1回など頻繁にあると「合法日をあげる」ことが習慣になってしまいます。それがそのまま浪費癖につながり貯金や節約の弊害となるのです。
浪費癖がついたタレントさんの実例
自分にご褒美をあげまくって貯金が全くできない人は意外といます。例えばタレントの渡辺直美さんも自分を甘やかした結果、あれだけ働いても貯金ができない体質になってしまったようです。
渡辺は「お金が全然貯まらない」と爽やかに告白。2013年のテレビ出演本数が259本と、超が付く売れっ子の渡辺だが、自ら「しくじっている」と痛感するほど、入って来たお金を全部使ってしまうそうだ。
~中略~
そこまでお金に窮する原因は、やはり浪費にあるが、渡辺は“無駄遣いリスト”を公開し、「1か月のタクシー代 約20万円」「飲食店で食べきれないほど注文 平均6,000円」「部屋の掃除ができなくて業者が掃除1回 約1万円×月4回」「レンタルDVD複数枚延滞 最高約20万円」と具体的に紹介。ちなみに清掃業者は最近依頼するようになったそうだが、その前、2年間溜めていたものを業者に一気に片付けてもらったときには、1回で100万円もの費用がかかったという。
なぜ、そうなってしまうのか。その理由のひとつは「すぐ自分にご褒美をあげちゃう」ことで、“ご褒美メニュー”として4万円の高級中華ディナー、3万円の高級焼肉デリバリー、牛タンを食べに仙台へ……といった事例を挙げた。
~中略~
また、「毎日今を楽しみたい」との想いから、“プチ贅沢”を楽しみすぎたと反省。「旅行を楽しみたいから飛行機はファーストクラス」「移動を楽しみたいからタクシーではなくハイヤー」など、1日に6回ほど“プチ贅沢”をしているそうだ。
最後はこれらを総括して、番組は「甘えは禁物!時には我慢も必要!」との教訓で締めくくった。
引用:ナリナリドットコム
渡辺さんは自分にご褒美を与えすぎたことによって浪費するようになった典型です。度合いは異なりますが、自分を甘やかす人ほど浪費癖が強い傾向があります。
5.掃除が苦手
浪費癖がついている人は基本的に「ないなら買えばいい」という考えを持っています。これは自分にとって何が必要で何が必要でないか?の線引きができていないところから来ています。
なぜ自分にとって必要なものが分からないのか?その原因の1つは掃除が苦手で自分が所持しているものがきちんと把握できていないから。
必要だけど持っていないのであればお金を払って買う必要はあります。しかし持っているかどうか分からないのであれば「必要だから買わないと」という選択肢しか出てきません。
掃除をすれば要らないものが何か?を自分の中で線引きできます。掃除が苦手だと不要なものが捨てられないため「いらないもの」が何かが自分の中でわからないため、ついつい買ってしまいます。
『持っているか分からないけどとりあえず買っておこう』
という思考がこびりつくとお金で解決するのが手っ取り早いと思うようにします。こうした考えが浪費癖になるきっかけになり、お金を使うことに抵抗を感じなくなってしまいます。
6.周囲に対する優越感が強い
周囲の人の中で流行に敏感な人や人気のものをいち早く買っている人っていませんか?こうした流行の波の最先端に乗っている人の中には浪費癖がついている人もいます。
そもそも流行に流されやすい人というのは周りに対する優越感が強い傾向があります。
「人よりも先に手に入れたい」
「誰も持ってないものを持ちたい」
という気持ちが強く、そのためにはお金を惜しまず使います。そのため、あまり必要か不要かを考えずに買ってしまうため「モノを買う」抵抗が薄れて浪費癖がつくのです。
例えば
服を買っても1回しか着なかった
同じような形のバッグやアクセサリをたくさん持っている
高い腕時計を何個もいくつも買う
などは浪費癖がついている可能性があります。特に収入が人よりも多いにも関わらず貯金ができない人は、こうした背景があるかもしれません。
まとめ
これまで浪費癖がついている人の特徴についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?もちろんこれ以外にも特徴はあると思いますが総じて言えるのは浪費癖とは
お金を使うことに抵抗を感じなくなった状態
だと思います。ここで紹介した共通点はそのきっかけとなる思考や行動なので、もし心当たりがあるのなら早めに対策を考えたほうが良いでしょう。
浪費癖は一度ついてしまうとなかなか改善できません。「もしかして自分浪費癖があるかも?」と少しでも感じているうちに直さないと大変なので早めの行動をおすすめします。