スマホゲームやソシャゲなどに課金する人は増えています。しかしつい課金しすぎて貯金ができなくなったり生活が難しくなったり・・・なんて人もいるかもしれません。
個人的にゲームに課金するのは“アリ”だと思っています。しかし生活費を削ってまで課金すべきゲームは1つもない・・・とも考えています。
課金のし過ぎで後悔しないよう、ここでは課金に対する7つのルールを紹介します。もし「つい課金しすぎてしまった・・・」と後悔する回数が多いのであれば、これから紹介する7つのルールを順守してスマホゲーム等を楽しんでください。
目次
ルール1.月々の課金額に上限を設ける

冒頭でも言いましたが課金はしてもいいですがあくまでも『無理のない範囲内で』という言葉が前につきます。例えば
「毎月スマホゲームに課金するのは5000円まで」
と決めておけば、生活費に手を出さなくてもよくなりますよね?ゲームにたくさん課金しても生活がラクになるわけでも収入が増えるわけでもないので、自分の収入にあった“無理がない額”を課金の予算として決めておきましょう。
課金額の上限の決め方
月々の課金額の上限については『毎月の収入』によって変わってきます。ですので、自分の収入に見合った額を「ゲームに使うお金」として上限を決めておきましょう。
まず「ソシャゲなどへ課金」という支出は大きく分けると“浪費”に該当します。
毎月の支出は
消費(生活するのに必要なお金)
投資(勉強に使うお金)
浪費(遊びに使うお金)
の3つに分けられます。そしてこの3つの支出の割合が
消費:投資:浪費=7:2:1
が理想だと言われています。例えば月の支出に20万円使える人の場合だと浪費に使えるお金は2万円・・・という計算になります。
ではこの2万円を全額ゲームに使えるのか?というとそんなことはありません。友人や家族と遊びに行くお金や他の趣味に使うお金も浪費に含まれるため、2万円から『いくらゲームに使えるのか?』を考える必要があります。
目安としては浪費の1/3から多くても半分以下に抑えられるのがベスト。つまり先ほどの月の総支出20万円の人であれば1万円がゲームに課金できる上限・・・ということです。
ルール2.クレジットカードを使って課金しない

ゲームに課金する方法はいろいろあります。そのどれもが手間がかかりませんし、一度設定すると次からは手軽にサクサク課金ができます。
中でもクレジットカードは限度額が超えない限り何度でも課金できます。つまりルール1.でお話しした『課金する上限』を簡単に超えてお金を使える・・・ということ。
そのため、ゲームに課金する方法としてクレジットカードは絶対に使ってはいけません。もしすでに課金方法の設定がクレジットカードになっている場合はすぐに設定を解除しましょう。
クレジットカードは使い方次第では節約に役立ちますが一歩間違えると支出を増やす原因にもなります。ゲームの課金は明らかに後者であり、クレジットカードで課金したのをきっかけに大惨事を起こした人も少なくないのでゲームの課金でクレジットカードの使用はお勧めしません。
<div class=”simple-box9″><p>最近クレジットカードによる支払いについてはキャリアによって色々な対策がされています。例えばiphoneでクレジットカードを使って課金すると一定額を超えると自動で課金がストップされるシステムになっています。
とはいえ、サポートに電話すると1~2日程度で外してくれます。慣れちゃうとあまり気にならなくなるのでやはりクレジットカードはあまり使わない方が賢明でしょう。</p></div>
携帯料金と合わせるのもおすすめしない
スマホゲームに課金する場合、クレジットカード以外にもスマホ代と合算できる支払い方法があります。やり方はスマホの設定で支払いを『キャリア決済』にすればその月のスマホ代に科金額が上乗せされた金額の請求が来るわけですが・・・これもクレジットカードの支払いと同じでお勧めしません。
一応キャリアごとに月々の課金額に上限が設定されているものの、課金方法としてはクレジットカードよりも簡単です。しかも月々のスマホ代として請求が来るため家族に課金していることがバレる可能性も高い。
基本的に課金では「どうしても今すぐ課金しないと!」という状況は絶対に起こりません。キャリアによってはキャリア決済の可能上限額を変更できたりもするのでスマホ代と合算して課金しないようにしましょう。
「プリペイドカード」による課金が無難
クレジットカードもダメ、スマホ代と合算でもダメ・・・ではどんな方法ならゲームの課金はアリか?というと無難なのはプリペイドカードの購入だと思います。
コンビニや家電量販店などで販売しているプリペイドカードを必要金額分だけ購入してゲームに課金する。これがもっとも計画的に課金できる方法ではないでしょうか。
プリペイドカードを使って課金する最大のメリットは『現金がないと課金できない』という点。
そもそもプリペイドカードはクレジットカードで購入できない場合が多いです。つまり現金支払いのみでしか購入できず、現金がなければゲームに課金ができない・・・というわけ。
そのため予算分のプリペイドカードを先に買っておけば、それ以上の課金ができなくなります。こうしておけば必要以上にゲームに課金しない(できない)状態が作り出せます。
ルール3.キャンペーン開催中のみ課金する

先ほど「ゲームに課金するならプリペイドカードが無難」と言いましたが、実は各店舗によって定期的にキャンペーンを開催しています。こうしたキャンペーン中にプリペイドカードを購入しておくと予算分以上の課金が可能となります。
例えば『10%キャッシュバック』というキャンペーンは、プリペイドカードを購入した金額分の10%が追加でついてきます。つまり1万円分のプリペイドカードを購入したら1万1千円分買ったことになるわけです。
プリペイドカードに関するキャンペーンは店頭のカード売り場にポップを貼って告知しています。またどこの店舗でどんなキャンペーンをしているか?はTwitterなどで情報発信しているので、チェックしておくと「どこで買うのがお得か?」がすぐにわかります。
ルール4.課金する“手段”を一律化する

ルール2.で課金方法はいろいろあるとお話ししましたが、上手に課金している人達は課金する“手段”を一律化しています。正確に言うと1つの方法でしか課金しないと決めています。
実はただプリペイドカードを買って課金するよりもお得に課金できる方法はあります。
例えばポイントサイトを経由して課金すると課金額に応じたポイントが付与されます。そのポイントが貯まると現金に換金で来たりプリペイドカードと交換できたりします。
課金したいゲームによってお得になる方法や利用すべきサイトは異なります。自分が遊んでいるゲームがどこのポイントサイトと提携しているか?を調べて利用するとよりお得に課金ができるでしょう。
また使っている端末がiOS(iPhoneなど)かAndroidかによっても利用できるものとできないものが変わってきます。各端末のおすすめ課金法を1つずつ紹介しますのでぜひ利用してみてください。
iOS端末のおすすめ課金法
iOS端末利用者におすすめの課金法は「SMARTGAME」というポイントサイトの利用です。

SMARTGAMEを経由して課金をすると課金額の1%がポイントとして還元されます。運営会社であるSmarprinseも東証マザーズに上場している「ユナイテッド株式会社」のグループ会社であり、SSLで通信暗号化も実装しているので情報面でも安心できるサイトと言えるでしょう。
他のポイントサイトだと還元額がもっと高いところもありますが安全面が不安だったりよくない評判がチラホラ見受けられます。還元率が1%なので貯めにくいデメリットはあるものの、ひと手間加えるだけでポイントが貯められるので課金をする際には利用してみてもいいでしょう。
Android端末のおすすめ課金法
Android端末でお勧めの課金法はなんといっても「Amazonコイン」です。

Amazonコインとは大手通販サイト「Amazon」が発行している仮想通貨で、1コイン=1円となっています。ただしAmazonコインを購入する場合、購入額に応じて割引率が設定されています。
例えば
5000円分のコインは約4350円で
10000円分のコインは約8600円で
など。割引率は日によって変わるため購入金額はその都度変わりますが、プリペイドカードを購入するよりもお得に課金ができます。
デメリットとしてはあらかじめAmazonアプリをダウンロードしないといけない点。ダウンロードするためには設定を変更する必要があるため、スマホに慣れていないと少し難しく感じるかもしれません。
ルール5.2つ以上のゲームに課金しない

人によっては複数のスマホゲームを掛け持ちして遊んでいる人も多くいます。スマホゲームやソシャゲは基本プレイだけでしたら無料なのでいろんなゲームを掛け持ちしても問題ありません。
ただし、課金するゲームは1つに絞った方がいいでしょう。理由は簡単で複数のゲームに課金すると単純に課金額が2倍になるから。
下記のページでも紹介しているようにゲームの課金は1回すると一気に課金のハードルが下がります。「もう1回課金しよう」「でなかった・・・もう少し」みたいな感じでどんどんつぎ込んでしまい、最終的には課金が“習慣”になります。
そうならないように課金するゲームは1つまでとし、それ以外のゲームは
「このゲームには絶対に課金しない!」
と無課金で楽しむようにしましょう。もし課金したくなったら今まで課金していたゲームを無課金で遊ぶスタイルに変えるか、アンインストールするように。
ルール6.課金要素がないゲームに浮気する

最近のゲームは課金要素が多いものが人気ですが、中には完全無課金で遊べるゲームもあります。そういったゲームに手あたり次第手を出してみるのも課金をしない1つの対策と言えるでしょう。
色々なゲームをするうちに「これ面白い!」と思えるゲームに出会います。するとそのゲームばかりやり続け、課金していたゲームに対する熱が冷めていきます。
そうなると「別にもう課金しなくてもいいよね?」となり、課金額が減るかもしくは課金しなくなります。遊んでいるゲームがちょっと物足りなくなったら課金要素が少ないゲームに手を出してみてはいかがでしょう。
では課金要素が少ないゲームとはどんなものなのか?特におすすめは次の2つのタイプです。
コンシューマーゲーム
ハード機が必要なゲームを「コンシューマーゲーム」と言います。例えばNintendoSwichやPS4などが該当します。
コンシューマーゲームはハードやソフトの買うのにお金がかかります。しかし一度買えばその先追加でお金が発生する要素はほとんどありません。
また最近のコンシューマーゲームは「やりこみ要素」が多いため、飽きがこない限り何百時間も遊べます。少なくともスマホゲームに課金するよりも経済的な負担は少ないのでスマホゲームへの課金を卒業するきっかけになると思います。
広告が多いゲーム
スマホゲームの中には広告がやたら多いゲームってありますよね?実は広告が多いゲームほど課金要素が少ないので個人的にはおすすめです。
広告が多いゲームはゲーム内で表示される広告収入によって売り上げを立てています。そのため、ゲーム内で課金させる仕組みがないものが多いためユーザーの懐が痛まないのです。
また広告が多いゲームほどパズル系やカード系などのシンプルなものだったりします。課金によってクリアまでの難易度が変わるわけではないので、課金を卒業したいのであればこうしたゲームを始めてみるのもいいでしょう。
ルール7.ゲームの“楽しみ方”を改める

そもそも課金したくなる人は
クリアしたい→アイテムが必要→ガチャ回したい→よし課金!
という思考になっている傾向があります。もちろんクリアのために頑張るのは良いですが、ゲームの楽しみ方はただ「クリア」するだけではありません。
特にスマホゲームは基本的にゲームクリアがありません。サービスが終了するまでずっと続くためゲームの楽しみ方を変えないと課金しないと!という考え方を捨てられません。
課金しなくてもいい楽しみ方のコツとしては以下の方法があります。
クリアできないなら「諦める」
負けず嫌いな人ほど「クリアしたい!」と思う傾向が強いですが、そもそも遊んでいるゲームがクリアできないからと言って世間の評価が下がるわけではありません。むしろゲームに本気になりすぎる方が生活面で悪影響を及ぼす可能性は高くなります。
クリアできないのであれば「次クリアできるようになればいいか」くらいの軽い気持ちで遊んでみてください。それだけで課金の必要性が自分の中でかなり低くなるはずですから。
お金ではなく“頭”を使ってゲームを楽しむ
ゲームによって課金の必要性の高さが違います。特に優良なゲームほど課金しなくてもクリアできるようなゲーム難易度になっていたり、時間とともにクリアできるよう環境レベルをあげたりなどしています。
もちろん課金した方がクリアまでの難易度は下がります。しかし課金しなくても手に入るアイテムやキャラを駆使してもクリアできそうなのであれば、あえて課金せず頭を使ってゲームを楽しんでみてください。
それでクリアできれば課金する理由がなくなるため、必然的に課金額は減りますよね?
まとめ
いかがでしか?個人的にゲームに課金することに対しては無理のない範囲でできるのなら課金すればいいと思っています・・・が過度な課金は推奨しません。
最近のスマホゲームはユーザーに無理な課金をさせないような対策がされているものもあります。しかし、課金するかしないかはユーザーの判断に委ねられるため、各々で『行き過ぎた課金をしないためのルール』を設ける必要があります。
ここで紹介した7つのルールの中で「これならできそうだ」と思うものがあればぜひ実践してみてください。お金を大切に使い、楽しくゲームで遊びましょう。