ゲームへの課金

経験者が語るゲームに課金して後悔した事例4選

ゲームに課金することは、それだけ強いアイテムやキャラを手に入れる確率が高くなり、より楽しくゲームを進めることができます。ただし、課金しても確実にレアアイテムなどが手に入るわけではありません。

有料ガチャの場合、特定のアイテムの輩出する可能性は一定の確率に設定されていることが多いです。しかもレアアイテムとなると、その確率はかなり低く、ゲームによっては1%を下回るものも珍しくないのです。

そのため、課金しても「引かなきゃよかった・・・」と後悔することもあるでしょう。

そこでここでは、ゲームに課金して後悔するパターンを実際に課金経験がある自分の例を挙げて4つ紹介します。こうした後悔をしたくないのなら、課金するかどうかは慎重に判断しましょうね。

事例1:課金したけど欲しいのが出なかった

冒頭でも言いましたが、有料ガチャは各アイテムが輩出する確率が定まっています。レアリティが低ければ輩出率は高くなりますが逆にレアリティが高いものだと輩出率が1%未満・・・なんてものも珍しくありません。

つまり、課金しても必ずほしいものが出るとは限らない・・・ということ。

基本的に有料ガチャは無課金でもゲームを進めていけばある程度は引くことはできます。ただ、引きたい時に引けなかったり、欲しいものが出ない時に追いかけて引くことができないため「だったら課金して・・・」とお金を使って引こうとするわけです。

しかし、所詮輩出率は「確率」ですから、すんなり出る時もあれば全くでない場合もあります。

一応輩出率については【知っておくべきゲーム課金に対する規制の詳細】でも紹介しているように、きちんと表示されていたり天井(輩出にかかるまでの上限金額)が決まっています。ですから、何十万円も課金して出ないということはよほど運がない人でないとありえません。

ただ、ハマるときはガッツリとハマることもあり、何百連しても欲しいものが1つも出ない・・・なんてことも場合によっては起こります。そうなると引くに引き下がれなくなるうえに、お目当てのものを苦労して出しても喜びよりも疲弊感のほうが強く感じることが多いです。

しかも、基本的にガチャのアイテムは時間が経てばより性能のいいものがピックアップされることも珍しくありません。

せっかく課金して引いたものも、いつの間にか「これもう使わないかな」と倉庫に眠ったままの状態になったりすると「なんであの時ムキになって課金したんだろう?」といく気持ちに襲われます。

特に半ば衝動で課金したものは後々後悔することが多いので、課金してまでほしいものかどうか?はきちんと見極めて判断したほうがいいでしょう。

事例2:課金しすぎて借金を背負った

ここまでひどい課金はしたことがないですが、中には借金してまで課金している人もいますので注意してください。特に課金をクレジットカードしている人は要注意です。

クレジットカードはその場でお金を支払わなくても購入できる反面、使った金額を後日一括で支払う必要があります。つまり「借金」をしているようなものなのです。

最初は細かい課金額でも、「まだ大丈夫」と使い続けると、いつの間にか支払いが難しくなるくらいの大きな金額になっていることも珍しくありません。特にゲームに課金する場合は、クレジットカード情報を一度登録したらそのまま保存することができるため、手軽に課金しやすくなってしまいます。

そうならないためにも、課金する“手段”はある程度限定しておいたほうがいいでしょう。

特についつい使ってしまいがちの人がクレジットカードで課金すると生活すらままならない状態に陥る可能性もゼロではありません。

・カードを使わない
・プリペイドカードでしか課金しない

などといったことを意識するだけでも、課金による金銭トラブルを回避することができますので、借金を作る前にそのあたりをしっかり考えてみましょう。

事例3:課金がバレて家族に怒られた

これも経験はないのですが、周りの友人はこれで凹んでいました。まあ、ゲームの課金って理解できない人には全く理解できないお金の使い方ですから仕方ないですが・・・。

このケースで後悔する人というのは主に学生で、携帯料金を親が支払っていることが多いです。学生の場合、クレジットカードを作ったり使ったりするのが難しいため、携帯料金と一緒の支払いを選択して課金することが多いです。

ただし携帯料金として課金する場合、当然支払いは親がしますからいくら課金したかはすぐにバレます。

一応課金する前に年齢確認があり、年齢応じて毎月の課金上限額が決まってはいるものの、それを正しく証明する必要はありませんから、嘘をつければ実質無期限に課金することができます。しかもこの課金方法もクレジットカードと同じでその場でお金を支払わなくていいため、あまり頻繁に課金しているといくらしたかすら忘れてしまうこともあります。

そうなると、後日ビックリするくらいの携帯料金の請求が来るわけです。それでも支払えるのであればいいのですが支払いができないくらいのレベルになるともうお手上げ。

特に親に支払ってもらっている場合は、携帯を取り上げられるかゲームを消されるかお小遣いを減らされるか・・・などといったペナルティが待っていることでしょう。

事例4:気づいたら貯金が底をついていた

どんな方法で課金したとしても、限度を超えた金額を使ってしまえば当然お金は無くなります。特にゲームの課金は中毒性があるので、きちんと使う金額をコントロールしないと取り返しのつかない金額を使ってしまうことだってあります。

また、最近はゲームの課金を「お得」にするサービスもたくさんあります。

例えば、普通に課金したら1万円分しかできないものを、サイトやサービスを経由して課金することで1万2千円分課金できたり。また、コンビニなどではプリペイドカードのキャンペーンなどを行っており、定価の1割引きで購入できたりすることもあります。

こうしたサービスは課金する側としてはとても助かります・・・が、これによって課金に対する抵抗がなくなる人も少なくないのもまた事実。

サービスを使ってお得に課金するのはいいことですが、これに味をしめて課金がクセにならないようすることも大切です。課金がクセになったらいくらサービスを使って特に課金したとしても、最終的にすごい金額を使ってしまう危険性がありますからね。

課金に限ったことではないですが、お金は計画的に使うことが最も大切です。

ゲームに使うお金は「コンテンツ」という無形にお金を使うもののため、どうしても使い過ぎになってしまいがちになるので、きちんと財布のひもはしめておくようにしましょう。

「後悔」したのなら今から課金を卒業しよう

残念ながら後悔しても使ったお金は返ってきません。もしゲームに課金して後悔したことがあるのなら、今からでも「ゲームに対するお金の使い方」を見直してみてはいかがでしょう。

課金は一度してしまうとクセになってしまいますが、ふとしたことがきっかけで卒業することができます。ちょっとゲームから距離を取ってみたり、別の趣味を作ってみたり・・・。

また、課金しようかどうか悩んでいる人がいるのなら、こうした後悔をなるべく実感しないよう課金は計画的に行いましょう。課金が悪いとは言いませんが、どうしても必要な支出ではありませんからね。

楽しくゲームで遊ぶために、無理のない範囲でお金をかけるのはアリだと思います。後悔しない範囲で課金して楽しくゲームで遊んでくださいね。