金運アップ術

風水を使って金運をアップさせる6つのインテリア術

身近ですぐにできる金運アップの方法の1つに『風水を用いてインテリアを変える』というものがあります。特に新築を探している人の中には方角やキッチン・トイレ等の位置を調べている人も少なくありません。

風水とは、衣・食・住そして行動など、自分の環境全てを使って運を切り開いている環境学です。【自然と金運がアップする財布の“選び方”と“使い方”】でも紹介した金運が上がる財布の選び方も、風水を元にしていたりします。

そして財布と同じくらい多くの人が風水をこだわるのが“自宅のインテリア”です。自宅はその人が最も長い時間滞在する環境のため、少しでも運気を上げる環境を作ろうと風水を頼ってインテリアを考えていきます。

感覚的になんとなく今の住居に引っ越してからお金の出入りが激しかったり、貯金が貯まりにくいと感じたりしたことはありませんか?もしかするとその原因は風水的に金運が上がらないインテリアの配置になっているのかもしれません。

そこでここでは、今すぐできる金運が上がるインテリア術を6つ紹介します。

風水で言われている“金運がアップする方法”を元に、大掛かりなリフォームや新居への引っ越しをすることなく、悪い運気を遮断し、良い運気を自宅に送り込むための方法ですので、是非とも取り組んでもらえればと思います。[adsense]

 

1.自宅にある「財位」を見つける

風水では、金運は自然と上がるものではなく人が運んでくると考えます。そのため、風水的に金運は玄関(もしくは部屋の入り口)から入ってくるのです。

そして、玄関から入ってきた金運は部屋の隅に集まる習性をもっています。この金運が集まる場所を『財位』といいます。

金運を上げるためのインテリアを考える際、まずこの財位がどこかを見極める必要があります。財位の環境を整えてあげれば、金運がそこに落ち着き、みるみる運気が上がっていくからです。

財位の場所は入り口から中央を通って対称の箇所を指します。例えば入り口が右端なら財位は左の奥ですし、入り口が左端なら財位は右の奥になります。

イラストで表すと以下の通りです。

風水 インテリア
もし部屋の形が長方形ではなく、隅が柱などで凹凸になっていたり隅が欠けている場合は、柱の片方に家具などを置いて在位の位置を確定すれば問題ありません。ちなみに財位については吉方位や凶方位は関係ありませんし、ドアの開く向きも気にしなくてもいいです。

財位の場所が決まったらなるべくその個所には家具を置かないようにしましょう。なぜなら家具を置くと財位がふさがれて金運が散ってしまうからです。

特にベッドやタンスなどを部屋の壁に沿っておいている人がいますが、財位に関してはなるべくスペースを空けておくように。万が一財位に家具を置くのであれば、多少スペースを空けて(30センチ程度がベスト)財位を塞ぐのを防ぐようにしましょう。

またそれ以外にも、小さな小物や鏡などを立て掛けたりなどすることもできれば控えてください。もちろん、常に清潔にしておくことも金運を上げるには大事なことですので、こまめに掃除をするよう心掛けましょう。

 

2.西の方角に水を置く

風水 インテリア3風水的に西の方角は金運がダイレクトに影響する方角と言われています。そして金運に欠かせないものが『水』です。

よくキッチンやトイレといった水回りは西側にあると金運が上がるといわれています。その由来は、竜が水を飲みに来る方角が西側から・・・といわれているからです。

風水では竜を尊く重んじており、その竜が西側から来ることによって良い運気を運んでくれるとされています。そしてその竜は喉がカラカラのため、水を置いておけば竜がそこに留まってくれることから“西側に水を置くと金運がアップする”といわれるようになったのです。

それに、風水において水は繁栄のカギであり、水の流れをつかむことで運気をコントロールすることができます。水は「静の水」と「動の水」があり、金運を呼び込むには「動の水」を置く必要があります。

動の水とは文字通り動いている水のこと。分かりやすい例えを挙げれば噴水などがそれに当たります。

噴水は小さな置物の噴水でも構いませんし、水槽で代用することもできます。ただ、水槽に水を張っただけでは水は動かないため、その中に金魚などの魚を飼うことをお勧めします。

また、水槽を置くスペースがない場合は湖などの水に関する絵を置くことで同じ効果を得ることができます。さらにブルーライトなどで照らしてあげるとより金運を上げる効果を得られます。

 

3.水回りをきれいに

風水 インテリア2先ほども言いましたが、風水において水は繁栄のカギと言われています。自宅の中で水を使う場所で金運に影響するところは「キッチン」「お風呂」「トイレ」の3ヶ所。

この3ヶ所に共通して言えることは常に清潔を保つこと。確かに水は風水上繁栄のカギとされていますが、水回りが汚れると金運が下がってしまいます。

家でもそれぞれの場所は使用用途はもちろん水の使い方も異なります。そして風水の観点からも、それぞれの場所がもつ意味が変わってきますし、それによって金運を上げるためにすべきこととそうでないことも違ってくるのです。

キッチン

キッチンは風水上相性が悪いとされている「水」と「火」が混同する場所であり、この2つの気を仲裁することが重要とされています。でないと、相性の悪い気どうしがケンカをしてしまい、運気を下げてしまうからです。

ポイントとしては、まずコンロ周辺に水の気が強いアイテムを置かないようにすること。例えばコンロの引き出しにペットボトルの水のストックがあるのなら、別の場所に移した方がいいでしょう。

次にシンクの周りですが、注意すべきは水切りカゴに入ったままの食器類。これらはそのまま放置せず、なるべく早く水分を拭き取ってしまうよう心掛けてください。

また、火の気と水の気を仲裁する寳保として、シンクとコンロの間に小さい観葉植物などを置くと木の気が2つの気を仲裁してくれます。それ以外にも綿などの自然素材のマットをコンロの下に敷くなどして、意識的に緑を加えていくのがポイントです。

トイレ

トイレにおいてまず必ずすべきことは使用後に便器のフタを閉めることです。風水ではトイレは悪い気を漂わせるとされており、これによって金運を下げるとまで言われています。

次にトイレ用のスリッパやマットを用意していない場合は、用意したほうがいいでしょう。こうしたものを用意することによって、トイレにある悪い気を部屋に持ち込まない働きがあります。

その際に注意すべきなのがアニマル柄のものは避けること。アニマル柄は火の気が強く、トイレが持つ水の気と相性が悪いからです。そのため、緑などの植物を連想させるようなものを置くように心がけてください。

また、観葉植物などをトイレの中においておくのも、トイレの中にある陰の気を中和してくれるのでお勧めです。

お風呂

まずお風呂で気を付けるべきポイントはシャンプーやボディーソープなどの配置です。風水の基本である“整理整頓”をするためにも、こうしたお風呂に必要な道具は1つの場所にまとめておきましょう。

その時に注意すべきは黒色の容器等は避けること。お風呂場に黒いアイテムを置くと「陰の気がこもりやすくなる」と言われているからです。

また、お風呂場を常に清潔しておくためにも、シャンプーが入った容器にカビがついてたり石鹸ケースのぬめりがひどかったりしたらきちんと掃除するように。また、残り湯をそのままにしておくことも陰の気がこもりやすい原因となりますので、注意してください。

 

4.玄関のインテリアにも気を配る

風水 インテリア4風水の中で最も重要なのが玄関です。極端な話、玄関だけでも整っていれば大きく金運を下げるとがないとも言われています。

玄関で置いておくべきアイテムは主に2つ。1つは玄関マットでもう1つは観葉植物です。

玄関マットは敷くだけで運気を上げてくれる便利なアイテムです。また玄関マットには家の中に入る時に、外から持ち込んだ悪い運気を払い落としてくれる役割があるため、必ず敷いておくようにしましょう。

また植物も同様に、外からの悪い気を吸い取ってくれる役割があるため、玄関を飾る際には植物を置くように。逆に人形やぬいぐるみは良い気を吸い取ってしまうので玄関に置くのはNGとされています。

人形と同じくらいNGなのが鏡。特に玄関正面にあると運気を反射してしまうため、置くのであれば玄関から入って左右どちらかに置きましょう。

それ以外にも、実は表札の有無によっても運気は大きく変わります。

最近はプライバシーの関係で表札を掲げない家もあるみたいですが、風水上表札がない家には運気が素通りすると言われています。めんどくさいかもしれませんが、運気を取り込むためには、やはり表札を付けたほうがいいでしょう。

 

5.リビングのレイアウトを工夫する

風水 インテリア7リビングは家族が集う場所のため、バランスを整えることによって金運のみならず家族全体の運気が上昇します。リビングに置いて気を付けてもらいたいのは次の2点です。

まず1つはソファーの位置。ソファーはリビングのメイン家具ともいえるため、置く場所は上座に置くのがお勧めです。また入り口からなるべく離れたところに置いて、部屋全体を見渡せるようにしましょう。

2つ目には家具の高さを揃えること。家具の高さがまばらだと、背の高い家具から圧迫感のような違和感を感じます。リビングはゆったりくつろぐスペースなので、落ち着いた雰囲気を目指すようにしましょう。

また東にテレビなど音が出るようなものをレイアウトすると、発展運にも効果があります。それ以外にもテレビの横に観葉植物を置くことによって、テレビが発する強い陽気を緩和し、バランスを整えてくれます。

ただし、リビングに家電製品をたくさん置くことはNGです。家電製品が多くなると気が乱れて落ち着かない空間になってしまうからです。

また避けたほうがいいのは丸テーブルと革かもしくは赤いソファー。丸い天板のテーブルは、回転が良く気が安定しないため、リラックスを目的としたリビングには適しません。

ソファーも革や赤い色の場合、主張が強く落ち着かない雰囲気になってしまいがちなため、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

 

6.寝室のベッドの位置

風水 インテリア6寝室で最も気を付けなければいけないのがベッドの位置です。この方角や位置によって運気は大きく変わります。

まず前提として、ベッドと壁の間に空間があるのはNGとされています。ベッドと壁の間に隙間があると、そこに気が強く流れてしまうからです。

特に睡眠時間は体が無防備になっており、この強い気に触れると落ち着かなくなり、快適な睡眠をとることができなくなります。布団を敷いて寝ている場合は気にする必要はありませんが、ベッドで寝ている人は壁にピッタリくっつけるようにしましょう。

また、自分の寝姿が鏡に映っているのも風水の観点からは良くないと言われています。寝姿が鏡に映ることを「鏡光殺(きょうこうさつ)」と言われて、凶とされています。

鏡は、日の想念を跳ね返す力があり、イライラしたり不安だったりすると、その思いも増幅して寝れなくなってしまいます。もし鏡があるようでしたらカバーなどをかけて自分の寝姿が映らないような工夫をしましょう。

それ以外にも、寝室には以下のものを持ち込むのは良くないと言われています。

・電気機器
・観葉植物
・寒色系の寝具

寝室はなるべくシンプルに、極端な話、ベッド以外のものはなるべく置かないようにするのがベストといえるでしょう。

 

インテリアの変化で金運は上がる

人は、何か嫌な出来事があったり自分の思い通りにならないことがあると、その原因が“外”にあると考えます。これは貯金や節約といったお金に関する問題も例外ではありません。

「急な飲み会に誘われたから貯金ができなかった」
「○○○を買っちゃったから節約できなかった」

などなど、さも自分が悪いわけではなく、主たる原因は自分の周りの人や出来事にあると考えがちです。ですが、こうした流れを引き寄せているのは他のでもない自分であることに多くの人が気づいていません。

金運は目に見えるものではありませんから、特別な力みたいな印象を持ちがちですがそんなことありません。その人の行動や考え方によって上げることも下げることも簡単にできてしまうものなのです。

金運を上げるために風水的にやってはいけない6つのNG行動】でも紹介したように、人の行動と金運は大きく関係します。だからこそ、自宅のインテリアを変えることによって、気持ちに変化が生じ、それによって金運が上がっていくのです。

これまで紹介したインテリア術を含め、決して難しいことが必要なわけではありません。日々の生活をより快適に過ごすための工夫が、金運上昇に大きく影響してくるのです。

まずは自宅のインテリアを変えてみて、生活する空気を変える努力から始めてみませんか?それが結果的に金運上昇につながり、貯金や節約といったより具体的な成果となって表れるはずですから。