これからパートをする主婦達に知ってもらいたい3つの注意点

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1家計を少しでも余裕をもたせるためにパートをしている主婦も多いと思います。またこれから何かパートをしようと考え、仕事先を探している人もいることでしょう。

パートは、家計の収入を増やす意味ではとても有効な手段の1つです。専業主婦として家事に従事するのではなく、働きに出ることで家計の収入を上げ、使えるお金を増やすことで、家計に余裕が生まれます。

またパートは正社員に比べて仕事に対する比重が軽いです。つまり家庭の事情によって休んだり出勤日を減らしたり増やしたりすることも比較的簡単にできるということ。

こうした理由から、主婦でパートをしている人は多いと思います。しかし家計を助けるためにパートをするのであれば、いくつか知っておいた方がいいこともあります。

例えば次の3つは、パートをするうえで知っておいた方がいいでしょう。

・パートに出ている主婦達の実態
・パートの種類や働き方
・パートで損をする働き方

そこでここでは、上の3つのことについて詳しく説明していきます。一見パートとして働くうえで関係がないと思われるかもしれませんが、これを知ることによって、働きを収入に反映させることができますので是非知っておいてください。

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パートの出ている主婦の実態

主婦 パート6パートで働く主婦達には、それぞれ家庭の事情や思惑があります。特にこれからパートを始めようとする人達は、現在パートで働いている人達がどういった経緯で働き始めたのかを知ることはとても大切です。

なんのために働くのか?
どのくらい働くのか?
実際いくら稼いでいるのか?

こうしたことを知ったうえで、パートをするのかそれとも正社員として働いた方がいいのかを決める判断材料になります。つまり「パート」も収入を上げる選択肢の1つでしかないということ。

家庭によって主婦が稼げないといけない金額というのは変わってきます。極端な話、旦那さんが全く働けない(もしくは働かない)のであれば、家計の負担は自然と主婦にその割合が多くかかってきてしまいます。

しかしご主人にそれなりの収入があれば、主婦が稼ぐ金額はそれほど多くなくても問題ありません。例えば家族で遊びに行くお金や欲しいものを買うためのお金を稼げればいいのなら、毎月10万円も必要ないでしょう。

このように、その人が実際にいくら必要なのかによって「パート」という選択肢が適切などうかが変わってきます。それを測るためには、まずパートで働いている人達が「どんな目的で」「どのくらい働いていて」「いくらくらい稼いでいるのか?」を知らないといけません。

そこで株式会社アイデム 人と仕事研究所が公開した『平成22年版 パートタイマー白書』の資料を基に、パートをしている人達の実態について解説していきます。

1.パートをしている目的

主婦がパートをする目的として最も多いのが「家計補助」です。家計補助とは将来に向けた貯蓄や教育費などの支払いを行うためのお金で、平たく言うと子供の教育費や将来の貯金のために働いている・・・ということ。

資料によると、家計補助のために働いている主婦が44%と最も高く、次にローン返済や生活費を稼ぐためのお金を稼ぐために働いている人が多いことが分かりました。

主婦 パート1

また年齢別に見ると、若い主婦ほど家計補助や生活維持のためにパートをしているのにたいして、60代の人は趣味やレジャーに使うお金(生活向上)を稼ぐために働いているというのが分かります。

さらにパートをしている主婦の中で、自分が主たる稼ぎ手である人の割合は極めて低いことから、あくまでもご主人の収入で家計を支え、その上乗せでパートをしている主婦がほとんどだということが推測できます。

実際にアンケートでも配偶者(ご主人)の年収が減ったと答えた人が約4割もいました。

主婦 パート3

つまり、家計の収入が減ったためパートをしてその減った分を補おう・・・ということ。また子供がいるのといないのとでも、パートで働く目的が変わってくるのも特徴の1つといえるでしょう。

2.勤務時間

次に、パートをしている主婦たちが1日にどのくらい働いているのか、また週に何日仕事しているのかについてです。これを知ることで、パートをしている主婦が何に最も重点を置いているのかが分かります。

パートは正社員ではありませんから、出勤日数や勤務時間は勤め先と話し合うことで自由に変えることができます。そのため家庭の事情を考慮して働ける時間に働き、そうでない時間はそちらに時間を費やす・・・といったことが可能になるのです。

ではパートをしている主婦たちが実際どのくらい働いているのか?下の表を見る限り、最も多いのは週5日、5時間働く人たちです。

主婦 パート2

ある程度範囲を広げてみても、1週間のうち3~5日間は出勤し、1日4~7時間は働いているパートが多いようです。さらに今回の調査に協力してくれたパートの方々は次のような意見が上がっています。

  • 今は子供が小さいので週2回のパートとして働いていますが、今後子供が幼稚園に行くようになったら、もっと働く時間を増やして働きたいと思っています。(20代/子供あり)
  • 家事や家のことが優先で無理せず働ける時間で働きたい。(20代/子供あり)
  • 仕事場に託児所が欲しい。仕事を早くきり上げることをせずに、終了時間まで働ける。子供も見られる。(20代/子供あり)
  • 子供の成長に合わせて働く時間の調整をしていきたい。許されるなら、育児が落ち着いたら正社員になりたい。 (30代/子供あり)
  • 朝から晩までくたくたになって働いても充実感が得られるとは限らないので、パートでもいいから家庭を優先できる職場で働きたい。パートだから気楽でいいや、と言うことではなく、決められた時間内は一生懸命に仕事に取り組んでメリハリのついた生活をしたいと思う。(40代/子供なし)

参考:平成22年版 パートタイマー白書

つまり、「もっと働きたい」という人もいれば「そこまで働く気はない」と思っている人もいるように、主婦それぞれが自由な感覚や価値観で働いているのが分かります。家庭環境や子供の有無などによって、重要視するものが異なるため、まずは自分にとって何を優先すべきなのかを決めてからパートをするかどうかを判断するといいでしょう。

3.パートの年収

最後にパートで働いている主婦たちがいったいどのくらい稼いでいるのでしょうか?アンケートを見る限り、3/4以上の人は103万円以内という回答になりました。

主婦 パート5-1

ただしこれはそれだけしか稼げないのではなく、あえて103万円以内に抑えているからだと考えられます。その理由は【税金の節約に欠かせない11の『控除』について】でも紹介している『配偶者控除』や『配偶者特別控除』を受けるためです。(この控除については後述します。)

つまり、パートの給料と支払う税金のバランスを考えて「控除を受けたほうが結果的に収入アップにつながる」と判断している主婦が多いということ。また働いているパート全員が年収103万円以内に抑えている企業が全体の3割いたことも、控除の恩恵の方が強いことを表しています。

主婦 パート4

このように、極端な言い方をすればパートの年収は103万円が限界だということ。もしそれ以上の収入を求めているのなら、正社員で雇ってくれる企業を見つけたほうがいいかもしれません。

 

自宅にいながらできるパートがある

主婦 パート7少し昔であれば「パート=勤めに行く」というイメージが浸透していました。もちろん今でも店舗や会社に出勤するパートはたくさんあります。

ですが最近は自宅にいながらでもパートとして仕事を請け負うことができるようになりました。いわゆる「在宅ワーク」と呼ばれるものが増えてきたからです。

副業として在宅ワークに取り組むメリットと安全な始め方】でも紹介している通り、在宅ワークには様々なメリットがあります。こうしたメリットは働く側だけでなく雇う側にもメリットがあるのです。

例えば、出勤してもらうことになると交通費を支給しないといけなかったり、働くスペースを提供しないといけなくなります。しかしパートが自宅で作業をしてくれるのであれば、こうした配慮も全て必要なくなります。

また働く側も、わざわざ時間をかけて出勤することがなくなるため、出勤時間を自由に使うことができます。また自宅で作業をすることで、お子さんの面倒を見たり家事をしたりすることと並行して仕事をすることができる。

特に最近はインターネットの普及によって多種多様な在宅ワークがあります。仕事によっては店舗に働きに行くよりも高額な仕事もあるので、こうした在宅ワークを中心に仕事を探すのもいいでしょう。

 

パートは働きすぎると収入が減る

主婦 パート8先ほど紹介したパートの実態の1つ“年収”のところでも触れましたが、多くのパートは年収が103万円以内になっています。もっと正確にいうとわざと103万円に抑えているのです。

その根拠は「配偶者控除」や「配偶者特別控除」にあります。そもそも配偶者控除とはどういったものなのか?

簡単に言うと、厚生年金加入者(主にサラリーマン)の配偶者の年収が103万円だった場合、所得税がかからず丸々稼いだお金を家計に回すことができるということ。言いかえれば103万円を1円でも超えてしまった場合、主婦がパートで稼いだお金にも所得税が発生してしまうのです。

つまり、稼いだお金に所得税をかけたくないがために、わざと103万円までに抑えているということ。103万円に所得税がかかるということは、税金を支払わないといけなくなるため、手取りが少なくなってしまうからです。

さらに、年収が130万円を超えてしまうと今度はパートしている主婦も「国民年金」を支払う義務が発生します。130万円を越えなければ主婦は「第三号被保険者」となり、保険料を払わなくても国民年金に加入している状態になるのですが、それが外れてしまうため、国民年金を支払う分だけ家計の負担が増えることになります。

しかも、ご主人の扶養からも外れてしまうため国民健康保険も支払わないといけなくなります。このように年収が103万円や130万円を超えることによって今まで支払わなくてもいい負担が発生してしまうのです。

こうした理由から、パートをしている主婦達は税金や保険料による出費を防ぐためにあえて103万円以内に抑えているのです。当然パートを雇っている会社も、こうした事情を十分理解しているため、上手にシフトを調整してパートの年収をコントロールしています。

ですので、いくらお金を稼ぎたいからと言って、パートで年収何百万も稼ごうと思わないことが大事。もしガッツリ収入を出したいのなら、パート以外の選択肢を選ぶことをお勧めします。

 

大事なのは“何のために”パートをするのか

パートはあくまでも収入を得るための選択肢の1つに過ぎません。主婦だからパート以外に稼ぐ方法がないわけではないのです。

それぞれの家庭にはそれぞれの事情があります。そして「最も優先すべきことは何か?」も各家庭によって違いますから、こうした優先順位にあった収入の増やし方を模索していってください。

全ての働き方や収入の増やし方にはメリットもあれば当然デメリットもあります。こうしたことを1つ1つ吟味していき、そのうえで最適な方法がパートなのであれば始めてみてはいかがでしょう。

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