通信費節約

スマホ代節約のコツ~月1万円以下に抑えるポイント5選~

あまり気にせず使っているものの実は意外とお金がかかっている生活費の1つが『スマホ代』だと思います。人によっては2万も3万も使っていたりしますよね?

僕も以前はスマホ代で毎月2万円くらい支払っていました。

何か高いよな~

と思ったのでスマホ代を見直し色々考えて節約を実践したところ1万円を切る値段にまで節約しました。

多分スマホ代を5000円以下にまで抑えている人もいると思います。もしあなたのスマホ代が毎月1万円以上かかっているのならぜひこれから紹介する5つの方法を実践してください。

スマホ代が高い原因を調べる

一言で「スマホ代」といっても色々な項目があります。そして使い方によって各項目の料金は変わります。

つまり

なんでスマホ代高いんだろう?

という原因は人によって違うのです。スマホ代を節約したいのであればまずは“スマホ代が高い原因”を見つけるのが先決。

とはいってもスマホ代が高い原因は10も20も候補があるわけではありません。いくつかの原因が重なってスマホ代が高くなった人もいますが、基本的にスマホ代が高い原因は次の4つのいずれかだと思います。

通話が多い

スマホも“携帯電話”なので通話した時間に対して通話料が発生ます。当然通話時間が長くなればなるほど通話料は多くなりスマホ代が高くなります。

スマホは加入している基本料金のプランによって月に一定時間の通話無料分があったりします。また特定の人との電話は通話料が無料になるプランもあります。

しかし通話料が無料になる条件以外の人と通話するとやはり通話料は発生します。

結構いろんな人に電話しているな・・・

という心当たりがある人は、通話料が安くなったり通話無料時間が長いプランに乗り換えるとスマホ代が抑えられるかもしれません。

パケット利用が多い

おそらくスマホ代が高い人の多くが“パケット利用料が高い”ではないでしょうか?

パケットとはスマホでインターネットを使う時に利用するもので、インターネットの利用時間に応じてパケットも使用します。つまりスマホでインターネットを利用すればするほどパケット利用料がかかってくるのです。

とはいえホームページを閲覧したりSNS(Twitterなど)をするくらいであればパケット利用料がスマホ代を高騰させる原因にはなりません。パケット利用料が高くなる大きな原因の1つが『動画視聴』です。

動画はデータ容量が大きいためパケット使用量も多くなります。パケット使用量が多い・・・ということはパケット利用料が増えるためスマホ代が高くなるのです。

またLINEなどの無料通話アプリで通話するのもパケットを使用します。

“通話料無料”と謳っていますが電話回線の代わりにインターネット回線を使用して通話するのが無料通話アプリです。つまりLINEでの通話時間が増えれば増えるほどパケット使用量が増えるためパケット利用料も多くなります。

このように、スマホでインターネットを頻繁に利用するとスマホ代も増えていくのです。

使い方と料金プランが合っていない

スマホを利用するには各通信会社のプランに契約しないといけません。各プランによって無料利用分やプラン以外の料金(通話料やパケット利用料など)が変わってきます。

実は自分の使い方と料金プランが合っていないとスマホ代が高くなりやすくなります。

例えば『安いから』という理由で安い料金プランを選ぶと通話料やパケットの無料利用分が少なくなります。無料利用分を超過した場合、当然利用料がスマホ代に加算されるため使えば使うほどスマホ代は高くなります。

じゃあ高いプランに入ればお得なの?

というとそれもまた違います。

高い料金プランになれば通話料やパケットの無料利用分も多くなります・・・が、1ヶ月で無料分の半分も使用していなかったらわざわざ高い料金プランに入った意味はありませんよね?

スマホの使い方や使用頻度と料金プランが合っていなければどうしても余分な料金がかかりやすくなります。特に2年以上料金プランを見直していない人は一度見直してみてもいいかもしれまs年。

利用してないオプションがついている

機種変更したりキャリアを乗り換えたりする時、ショップなどで色々なオプションを提案されると思います。だいたいショップで提案されるオプションは有料で月額300円とか500円くらいのものがほとんどではないでしょうか。

500円くらいならいいかな?

・・・と思って加入する人もいるかもしれませんが、スマホ代が高い人ほど有料オプションをたくさんつけている傾向があります。

月額300円のサービスでも5つ加入したら毎月1500円スマホ代が高くなります。もちろん“必要”と感じた有料オプションは加入すべきですが

別に使わないかな?

と思うものはショップで提案されても断りましょう。特に動画配信サービスや音楽配信サービス系は1つあれば十分です。

また以前勧められて加入したものの解約を忘れていてそのまま払い続けている・・・なんて人も少なくありません。料金プランと一緒に有料オプションも見直して要らないと思ったオプションはガンガン解約しましょう。

格安SIMに乗り換える

スマホ代を節約する方法として近年多くの人が実践しているのが“格安SIMへの乗り換え”です。

格安SIMとは大手通信キャリア(domoco、au、ソフトバンク)の通信回線を拝借してサービスを展開している通信会社を指します。通信会社を自社で所持ていない分コストがかからないため基本料金が大手通信キャリアに比べて割安で利用できます。

プランによっても異なりますが格安SIMに乗り換えればスマホ代の基本料金を1,000円~2,000円くらいに抑えられます。

ただし大手通信キャリアに比べてサポートが薄かったり通信速度が遅い・・・といったデメリットもあります。また契約方法も基本的にインターネットで申し込むため初期設定等も自分で行わないといけません。

格安SIMに乗り換える際の注意点については下記ページで詳細をまとめています。

格安SIMに乗り換えれば100%スマホ代が安くなる!

・・・というわけではありません。四六時中スマホを触っているヘビーユーザーでない限り、格安SIMへの乗り換えはスマホ代を節約する有効な手段だと思います。

プランを見直してスマホ代を減らす

個人的に最も手っ取り早く、なおかつ確実にスマホ代を節約する方法が“プランの見直し”です。実際に僕はプランを見直しただけで毎月2000円のスマホ代節約に成功しました。

手順はまず利用しているキャリアのショップに行って『料金を見直したい』というだけ。

ショップに行く時間によっては待ちがあるかと思いますが

  • 今のスマホ代がいくらか?
  • 何にいくらかかっているのか?

を店員さんが全部教えてくれます。現在のプランを確認しながら自分のスマホの使い方を振り返り

今のプランで大丈夫かな?

というのを振り返ってみてください。

スマホの料金プランは毎年新しいものが販売されており、使い方によっては今のプランよりもお得になるプランがあったりします。ショップの店員さんに相談すると色々教えてくれるので店員さんと相談しながらプランを見直すのもいいでしょう。

また料金プランに合わせて有料オプションの取捨選択も併せて行いましょう。

特に機種変更の時に“1ヶ月無料だから”“機種代が安くなるから”とつけていたオプションのほとんどは有料に切り替わっているうえに全く使わないものだと思います。使わない有料オプションをつけていてもスマホ代が高くなるだけなのでその場で解約するように。

〇〇割が使えるなら積極的に使う

大手通信キャリアの場合、各ユーザーの使い方や年齢によって対象となる割引キャンペーンを開催しています。キャンペーンに加入するには別途料金が発生しますが、利用頻度を考えるとキャンペーンに加入した方が安くなる場合もあります。

利用できる人に条件はあるため、全ての割引が適用するとは限りません。割引キャンペーンの条件に自分が入っているのなら積極的に利用しましょう。

特に各キャリアで開催している割引は以下のものです。

指定割

特定の人への通話料が無料もしくは割安になります。頻繁に通話をする人が決まっている人におすすめ。

例えば仕事で特定の業者に電話する場合、指定割で業者を指定すれば通話料が無料になります。またよく電話をする友人や恋人がいる人にもお勧めです。

家族割

家族間の通話やメールのやり取りが無料になります。また無料分を家族で分け合えたりできるキャリアもあります。

家族割に加入するには家族全員が同じキャリアで契約している必要があります。家族が加入しているキャリアが同じなら家族割はお勧めですがわざわざ乗り換えてまで家族割を利用する必要はないかな?・・・と思います。

学割

学生が契約すると受けられる割引で、キャリアによっては学生本人や親のスマホ代も割引対象になります。お子さんが学生でスマホを持たしているのなら絶対に加入すべき割引キャンペーンだと思います。

パケット割、パケ放題

主に定額でパケット容量が無限に使えるプランをさします。スマホで動画を見たりなどパケットを大量に使う人にはオススメです。

ただし利用料金が高いため

スマホでインターネットはあまり使わないかな?

という人は無理して利用する必要はないかと。スマホの利用頻度に応じて利用すべき人としない方が良い人とがハッキリ分かれるので自身のスマホの使い方に応じてつけるかどうかを判断してください。

Wi-Fi環境を利用する

スマホ代でもっとも大きな割合を占めているのは“パケット利用料”だと思います。スマホはガラケーと違いインターネットがサクサクできるため、インターネットの利用頻度が高くなりますからね。

スマホでインターネットを利用すればパケット利用料が高くなります。しかしキャリアの通信回線ではなく『Wi-Fi』を利用してインターネットを利用するとパケット利用料がかかりません。

つまりWi-Fiが飛んでいるエリアでスマホを使う時はWi-Fiに接続するように設定するとキャリア回線のパケットを使わずにインターネットが利用できます。そのためパケット利用料がかからないのでスマホ代が節約できます。

パケ放題やパケット割に加入すればパケット利用料を気にせず利用できます。しかしパケット割の加入料金が意外と高い(だいたい5,000~6,000円ほど)のが大きな欠点と言えます。

ならばあえてスマホは安いプランに加入し、インターネットはモバイル回線を別に契約して利用した方が安くなる人もいます。

Wi-Fiが飛んでいるところにあまりいないし・・・

という人はパケット割に加入してもいいかもしれませんが、Wi-Fiを使える場所(自宅や職場など)に長くいる人はWi-Fiを接続して利用しましょう。それだけでもスマホ代は大きく節約できるはずです。

インターネットの契約費用には注意

先ほどスマホ代を節約するためにインターネットをWi-Fiで利用してみては?・・・という提案をしました。実際に僕の自宅は光回線を引いておりWi-Fiが飛んでいるため自宅でスマホを触る時はパケットが使われません。

しかし

スマホ代節約のためにインターネットを開通すればいいの?

というのは少し違います。例えば僕の場合だと自宅でパソコンを使ってインターネットをするから光回線を引いているものの、みんながみんな光回線を引けばいい・・・というわけではありませんからね。

インターネットを契約するにも注意点があります。詳細は下記ページでまとめていのでそちらを参考にしてください。

特にスマホ代を節約したいのであればスマホのパケ放題の料金よりも安いインターネットの利用プランに加入するのが絶対条件です。

パケ放題か?インターネット開通か?はスマホの使い方や加入を検討している料金プランによっても異なりますので、よく比較して判断しましょう。

スマホからガラケーに乗り換える

色々使いすぎて全然節約できない

・・・という人は思い切ってスマホからガラケーに乗り換えるのも手だと思います。ガラケーはスマホと違いインターネット利用が不便なのでパケット利用料はスマホに比べると大きく節約できると思います。

特に

  • スマホで動画を見すぎている人
  • ゲームについ課金してしまう人
  • 上記2つの依存から卒業したい人

はスマホから距離を置くためにガラケーに乗り換えるのも候補に入れておきましょう。ゲームはスマホでなくてもできますし動画もパソコンで見れますしね。

スマホとガラケーの二台持ちもあり

電話もかけるけどインターネットもしたい

・・・という人はスマホとガラケーの2台持ちもアリだと思います。実際に僕はスマホとガラケーの2台持ちですが両方合わせても1万円もかかりません。

もちろんスマホ代を抑えるためのポイントはあります。特にガラケーの契約プランが重要で“通話のみ”のプランで契約します。

もちろんガラケーでインターネットも利用できないようにします。そもそもインターネットを使いたいならスマホでやればいいのでガラケーにWeb機能をつける必要はありませんよね?

つまり

電話は「ガラケー」
インターネットは「スマホ」

と役割をハッキリさせて使用します。僕はスマホを某大手キャリアで使用していますが格安SIMに乗り換えればおそらくもっとスマホ代を節約できるでしょう。

ちなみにガラケーで通話のみのプランであれば1,000円+通話料で収まります。僕の周りにはソフトバンクユーザーが多いのでホワイトプラン(ソフトバンク同士の通話が無料)に加入しているため通話料もほとんどかかりません。

みんながみんなガラケーとスマホの2台持ちがベスト!・・・とは言いませんが、人によってはあえて2台持った方がスマホ代の節約につながる可能性があります。自分のスマホの使い方を振り返ってみて“ベストな選択肢”を考えてみてください。

まとめ

いかがでしたか?スマホ代の節約は使い方によって色々違います。

もちろん格安SIMに乗り換えるのも1つの手段ですが格安SIMに乗り換えるだけがスマホ代の節約ではありません。人によっては格安SIMに乗り換えた方が高くなる可能性だってありますからね。

大事なのは自分の使い方あった契約プランでスマホを利用すること。

具体的な行動に移る前に、まずは自分のスマホの使い方を振り返ってみてください。それがスマホ代を節約する第一歩だと僕は思います。