貯金の基礎知識

お金を貯める基本的な方法~学生でもできるカンタンなコツ~

お金を貯めるって難しいと感じる人もいませんか?今まで使えたお金を使わずに貯めておく・・・いうのは簡単ですがいざ実践するとお金が自由に使えないストレスを抱えてしまいます。

「お金を貯める方法」は雑誌や書籍はもちろんホームページ―やブログなどでもたくさん紹介されています。しかし根本的なポイントは3つしかありません。

もちろん3つのポイントは決して難しくありません。事実、お金を貯めるための3つの方法を実践し、ブランド物の高級バックを買った学生だっています。

ここではお金を貯めるうえでの基本ともいえる3つの方法を紹介します。貯金が苦手な人はまずこの3つの方法から取り組んでみてはいかがでしょう。

高校生が実践したお金を貯めるための方法

これから紹介する内容は、以前ニュースサイトのコラムで紹介されたアメリカの女子高生のお話です。彼女は雑誌で見かけたグッチのバッグを買うためのお金を自分なりのやり方で貯めて購入しました。

学生である彼女からしたらグッチのバッグは超がつくほど高額なはず。それでも彼女はバッグを買うためにコツコツお金を貯めました。

そんな彼女が実践した具体的な行動は以下の3つです。

1.髪型を変える

まず彼女がとった行動は『髪型を変える』でした。今まで長くきれいだった髪の毛をバッサリ切ってスッキリさせたそうです。

髪型を変える目的は“美容費”を節約するため

髪の毛が長ければセットに使用するワックスなどもたくさん使います。またシャンプーやトリートメントも多く使いますよね?

そこで彼女は手入れやセットが簡単な髪型に替えることで、美容にかかる費用の削減を思いつきました。その結果6ヶ月で175ドル(当時のレートで18000円)の節約に成功したのです。

2.ほしいものの写真を部屋に貼る

「バッグを買う」と決めた彼女は欲しいバッグの写真を部屋に貼ったそうです。それを見て節約や貯金のモチベーションを下げないようにしていました。

貯金や節約は短期的に考えるとなかなか成果が出にくいものです。長いスパンで取り組む必要があるものの、どうしても中だるみや貯金に対するモチベーションが下がってしまうことがあります。

そういった貯金に対するモチベーションが下がらないよう環境を変えていくのが大切。彼女の場合それが「バッグの写真を部屋に貼る」だったと思います。

3.収入が増える行動をとる

学生の収入源は「お小遣い」が中心です。当然お小遣いのみだと目標金額に到達するまで時間がかかってしまいます。

そこで彼女は学生でもできる『お金稼ぎ』を始めます。例えばお店のモニターに参加したり、アンケートイベントに参加したり。

もちろんもらえる額は決して多くありません。しかしこうした行動によってお小遣い以外から数百ドル貯金することができました。

学生から学ぶお金を貯める3つの方法

先ほど紹介したアメリカの女子高生のお金の貯め方は彼女独自の方法です。ですから彼女と同じように

・髪形を変える
・バッグの写真を部屋に貼る
・お店のモニターやアンケートイベントに参加する

などをする必要はありません。しかし、彼女の行動には“お金を貯める方法”のポイントがしっかり押さえられています。

そのポイントとは

1.支出を抑える
2.貯金できる環境を整える
3.収入を増やす

です。上記3つの具体的なポイントをこれから解説していきます。

1.支出を減らす(節約する)

貯金するうえで最も大切なのが“支出を減らす”です。支出が減ればお金が手元に残るわけですから、その分を貯金に回せますからね。

しかし実際に「節約しよう!」と思ってもなかなかうまくいかない人もたくさんいます。実は上手に節約するためにはやみくもに支出を抑えるだけではダメ。

強引な節約をしようとするとストレスが生じ、生活に悪影響が出る危険性があります。支出を減らしたいのであれば以下の点から見直し、実践するようにしましょう。

無駄遣いや衝動買いを減らす

貯金ができない人の多くは日々のお金の使い方のどこかに無駄遣いや衝動買いによる支出があります。これらを無くせば貯金に回すお金は簡単に捻出できます。

特に貯金が一向にできない人の原因としても「無駄遣いが多い」や「衝動買いがひどい」が挙げられます。無駄遣いや衝動買いを無くす方法については下記ページで紹介しているのでこれらを参考に家計の無駄遣いなどを減らしていってください。

節約できそうな支出から節約する

「節約」と聞くと多くの人は食費や光熱費、さらには遊ぶお金や趣味に使うお金から取り掛かります。確かにこれらの支出を抑えることも大事ですが、節約をする“順番”としては間違っています。

節約を成功させるには「無理せずできるもの支出から減らしてく」のがポイント。女子高生の場合で言えば髪にかけるお金を減らすことを始めましたよね?

人によって『簡単にできる節約』と『根気が必要な節約』はそれぞれ違います。無理な節約から始めると節約生活に嫌気がさして途中で挫折する可能性が高いので簡単に支出が抑えられるものから節約に取り組みましょう。

2.貯金できる環境を整える

大切にもかかわらずあまり実践している人が少ない印象なのが“環境づくり”です。環境によって必要な支出が変わりますし、貯金に対するモチベーションも左右されます。

彼女の場合、欲しいバッグの写真を貼ることで貯金に対するモチベーションが下がらない環境を作りました。もちろんこれも方法の1つとして有効ですが、それ以外にもお金が貯まる環境を作り出す方法はあります。

実際にコツコツお金を貯めている人は以下のような環境を作っています。

「お金の使い方」におけるマイルールを設ける

お金の貯め方が上手な人はお金の使い方にメリハリを持っています。なぜなら「これにはお金を使う」「これは絶対に買わない」とお金の使い方における自分なりのルールを作っているからです。

例えば

・毎月遊びに使うお金は2万円まで
・食費は3万円以内に抑える、余ったら好きなお菓子を買う
・欲しいものがあっても即決しない

などなど。もちろんこうしたルールは無理がない程度のものにしないと長く続きませんので、極端なルールにしないようにしましょう。

お金の使い方のルール作りについてはお金が貯まる人の「お金の使い方」を参考に決めてもいいでしょう。下記ページで貯金上手な人のお金の使い方を紹介していますので参考にしてください。

給料日に貯金分だけを移動させている

いわゆる先取り貯金という方法で、給料(収入)からすぐに貯金分だけを引き出し別の口座に移します。残ったお金は生活費含めて全額使い切ってもお金は貯まっていきます。

先取り貯金のポイントとしては

・貯金専用の口座を用意してそちらにお金を入れる(できれば定期預金口座)
・毎月の貯金額は給料の2割以下

の2つ。最近は銀行のオンライン口座による自動振り込み機能を使って移動させたりもできるため、わざわざATMに行って作業する必要もありません。

3.収入を増やしてお金を貯めやすくする

お金を貯めるには給料(収入)が必要です。さらに生活するためにはお金が必要ですから、お金を貯めるにはある程度の収入がないとできませんよね?

人によって月々の収入の額は異なりますし、生活における必要な支出も違います。もし【収入-生活費】が少なく満足に貯金ができないのであれば収入を増やす行動も視野に入れましょう。

多くの人はお金を貯めるためには「節約が必須」と考えます。確かに節約も必要ですがどれだけ頑張っても減らせない支出はあります。

収入アップの方法については『仕事をかんばって昇給・昇格する』しかないと思いがちですがそんなことありません。特に次の2点は『仕事を頑張る』よりもハードルが低いのでお勧めです。

資格の勉強をする

給料を上げる方法の1つとして挙げられるのが『資格の取得』です。仕事において必要な資格を取得することで、仕事の幅が広がって給料アップの可能性が広がります。

また資格を取得すると「資格手当」が支給される会社もあります。今勤めている会社で資格手当が支給される資格が何か?を調べて、勉強してみてください。

副業に取り組む

近年インターネットの普及によって副業の幅が広がりました。特に自宅のパソコンを使ってできる『在宅ワーク』は、家にいる空いた時間で気軽に副業に取り組めるため、副業として始めるにはおすすめです。

さらに副業としては

・アフィリエイト
・せどり(転売)
・投資(株やFXなど)

などいろいろあります。もちろんどれも簡単に稼げるものではありませんから、勉強や経験が必要ではあるものの、始めることで家計の収入の柱が1つ増えるためお金が貯めやすくなるでしょう。

学生でもできるお金の稼ぎ方もある

副業は基本的に本業(会社に勤めている)人が収入アップのために取り組む行動です。そのため社会人になっていない学生だと取り組めないものもいくつかあります。

とはいえ学生が絶対に副業ができないわけではありません。例えば「ポイ活」といってポイントサイトでポイントを貯めることでお金に換金する方法であれば学生でもできます。

もちろん会社に勤めていたり専業主婦の人でもポイ活はできます。しかも空いた時間にサクサクっとこなせてしまうため、本腰を入れて副業に取り組めない人におすすめです。

お金を貯めるうえで最も大事なこと

ここまでお金を貯める方法の基本となる

1.支出を抑える
2.貯金できる環境を整える
3.収入を増やす

を紹介してきました。具体的なやり方についてはそれぞれの生活環境や考え方に基づいて取り組んでもらえばいいですが、実際はうまくいかない人が多いです。

なぜ貯金がうまくいかないのか・・・その原因は“お金の知識”がないからではないでしょうか?

日本ではあまりお金に関する勉強する機会があまりありません。そのためお金に関する正しい知識がなく、それによって正しいお金の使い方が身につかず余計な出費が増えているのかもしれません。

お金についての知識に自信がないのであれば、一度お金について勉強してみてください。お金の使い方について知識で知っていればそれだけでも無駄遣いや余計な出費を抑えるブレーキになりますので。

お金について効率よく勉強する方法

お金について勉強する方法はいろいろあります。本屋に行けばお金に関する本がたくさんありますしマネー雑誌や週刊誌でも最近はお金に関する特集が組まれていたりもします。

ただ書籍や雑誌を使って勉強する場合、完全独学で勉強しないといけないため人によってはなかなかはかどらなかったりします。また自分で勉強する時間も作らないといけませんから途中で投げ出してしまう人も少なからずいるでしょう。

そこでお勧めなのがマネースクールに参加すること。特にファイナンシャルアカデミーが主催している「お金の教養講座」は無料でお金について勉強できるのでおすすめです。

お金の教養講座

お金の教養講座は毎月東京・横浜・大阪・名古屋で開催しています。これまでのべ48万人が参加し、月間でも3000人が参加している無料セミナーとしてひそかに人気を集めています。

お金の教養講座では

  • 誰でもできる家計簿のつけ方
  • 1万円から始められる節約術
  • マイホームなど“大きなお金”の使い方
  • 将来の収入を増やすための方法

などを教えてもらえます。お金に関してはなかなか人に相談できないため、意外と知らないことがたくさんあると思いますが、そういった部分を分かりやすく丁寧に解説してくれます。

セミナー時間は4時間ですが4時間でお金について学べると考えたら決して長くはありません。またセミナー終了後にファイナンシャルアカデミーが主催している投資スクールの案内がありますが、興味がなければ無理に参加しなくても大丈夫。

参加者の感想については公式サイトで紹介されていますので、興味があれば一度確認してみてはいかがでしょう。公式サイトは下記ボタンから移動できます。

送信ボタン

実際にお金の教養講座に参加した時の感想は別のページでまとめています。セミナーの詳細やどんな人達が参加しているか?についても詳しく紹介しているので参加しようか迷っている人は参考にしてください。

まとめ

貯金はポイントをつかんでいないと失敗するし、あれこれ考えてしまうと色々な制約に縛られて窮屈に感じてしまいます。しかしお金を貯めるのは決して難しいことではありません。

お金を貯める方法で大事なのは「自分でできる範囲で取り組む」ということ。学生には学生の、サラリーマンにはサラリーマンの、主婦には主婦のやり方があるので、それぞれのやり方で無理なく貯金に取り組んでください。

ただしお金を貯める方法の基本でもある

1.支出を抑える
2.貯金できる環境を整える
3.収入を増やす

だけは忘れないように。3つの中から自分でもできそうなものから始めて、お金を上手に貯めてってください。

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