知っておくべきゲーム課金に対する規制の詳細

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今や趣味としての支出として浸透しつつあるゲームへの課金。しかしこのゲームへの課金については懐疑的な意見も多いのもまた事実です。

それは、まだまだゲーム課金に対する理解が低いこともありますが、以前にゲーム課金においてたびたび社会問題にまで発展するような出来事があり、それがネガティブイメージとして定着したからだと思います。

こうしたイメージを払拭すべく、ゲーム業界では健全化のために色々な規制やガイドラインを制定しました。こうした規制をしっておくことは劣悪なゲームにお金を使わない予防にもなります。

そこで、現時点で制定されているゲーム課金に関する規制について調べてみました。

ガイドラインや規制のすべてを知る必要は全くありませんが、概要だけでも知っておくと「このゲームは優良なのか?」を自分で判断することができます。大切なお金を守り、楽しくゲームで遊ぶためにも知っておいて損はないですのでぜひ一度読んでみてください。



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きっかけは某ゲームのガチャに対する炎上

ゲームへの課金に対するトラブルはたびたびニュースになりました。その第一弾ともいえるのが「コンプガチャ騒動」です。

コンプガチャとはガチャによって特定のアイテムをそろえると、希少なアイテムがもらえるという仕組みのこと。現在コンプガチャ自体は廃止になっていますが、これによって子供が過度に課金してしまい、その請求が親に来ることが頻発したことから大きな社会問題となってきました。

また最近では、特定のアイテム欲しさに70万円も課金したにもかかわらず、1つも出なかったことにユーザーが運営会社にクレームを入れたことも大きな話題となりました。

ガチャの輩出はあくまでも確率ですから、何万円使っても出ないということはあります・・・が、さすがに70万円も使って出ないとなると確率以前の問題と誰もが思いますよね?

さらにこの問題が大きくなったのは、ゲームキャラの声を務めていた声優さんが10回の連チャンガチャ1回で引き当てたことをSNSで挙げたこと。


図(http://magsoku.blomaga.jp/articles/54059.html)

これにより、ステマ疑惑(消費者に宣伝と気づかれないように行う宣伝行為)が浮上し、この問題は今も解決していません。

※運営からは出現率の問題について謝罪がありましたがそれに対する返金などの補てんは一切ないそうです。

これ以外にも、ゲームのガチャによる問題は大小の違いはあれど、どのゲームにもあります。こうした問題が今後大きくならないよう、ゲーム業界では課金を対象とするもの(主にガチャ)に対してガイドラインを設けることとなったのです。

 

ゲームの課金額に関する規制の詳細

これまでガチャや課金について様々な問題が浮上したことから、業界も健全化を図るために近年しっかりとした規制を制定しています。やはり世間から「ガチャは怪しすぎる」と思われ続けては、ゲーム業界の衰退にもつながりかねませんからね。

上記で紹介した某ゲームの70万円課金問題を発端に「日本オンラインゲーム協会」はガイドラインの改定をしました。

そのガイドラインでは「ガチャ」を以下のように定義づけしています。

1.本ガイドラインの各種用語の定義
(1)本ガイドラインにおいては各種用語の定義は以下の通りに掲げるとおりとする
a:ランダム型アイテム提供方式
一般的に「ガチャ」と呼ばれる文字、絵、符号等を電磁的に表示したオンラインゲーム上で使用できるキャラクター、アイテム等(以下アイテム等)を、偶然性を利用してアイテム等の種類が決まる方法によって提供する方式をいう
b:有料ガチャ
利用者が有料で利用するランダム型アイテム提供方式をいう
c:ガチャアイテム
ランダム型アイテム提供方式により利用者に提供されるアイテム等をいう
d:ガチャレアアイテム
有料ガチャにより提供されるアイテムガチャであって、同一の有料ガチャにより提供される他のガチャアイテムと比較して顕著な特徴を有するもの、提供割合が低いもの、または提供数や期間が限定されたもの等、顧客を誘因する目的で提供されるものをいう

日本オンラインゲーム協会 ガイドラインワーキンググループ「ランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン 」より抜粋

つまり特定のアイテムの輩出率が低いことも、ガチャを有料化することも制度的には全く問題がないということ。ですから輩出率が低く設定されていても、それは決して違反でもなんでもないのです。

ただし、輩出率についてはこれまでの問題も踏まえて次のように改定されています。

3.有料ガチャの設定に関する事項
(1)有料ガチャにおいてガチャレアアイテムを提供する場合、以下のいずれかを遵守するものとする。
a:いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額(その設定された提供割合から期待値として算定される金額をいう)の上限は、有料ガチャ1回あたりの課金額の100倍以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額または倍率を表示する。
b:いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は50,000円以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額を表示する。
c:ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する。
d:ガチャアイテムの種別毎に、その提供割合を表示する。

日本オンラインゲーム協会 ガイドラインワーキンググループ「ランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン 」より抜粋

要約しますと、レアアイテムを取得できるまでのガチャについて

1:有料ガチャ1回当たりの課金額の100倍以内でレアアイテムが出るようにする
2:5万円以内でレアアイテムが出るようにする
3:各アイテムの確率個別表示をする

のいずれかを満たせば問題ないということ。これらのうちどれを選択するかは協会に加盟しているゲーム運営会社に委ねられています。

規制を守らなくても大丈夫?

ゲームにおけるガチャにおいて上記ガイドラインが設けられているものの、実はこれらを守る必要がないゲーム会社もいくつかあります。

例えば、日本オンラインゲーム協会に加盟していないゲーム会社。

実は日本オンラインゲーム協会以外にも同じようなゲーム協会があり、そちらに加盟していると先ほど紹介した日本オンラインゲーム協会のガイドラインに順守する義務がないわけです。ただし、こうしたガチャによるガイドラインは各協会によってきちんと制定されています。

例えば一般社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)の場合、ガチャについて以下のようなガイドラインがあります。

(2)有料ガチャにおいて、サービス提供会社は下記を遵守する。
【全ガチャアイテム提供割合表示】:提供されるすべてのガチャアイテムの提供割合が分かる表示。
また、その表示はユーザーが容易に認識できる場所または方法により表示するものとする。

ただし、サービス提供会社は自己の判断において、全ガチャアイテム提供割合表示に十分に相当するユーザーの分かりやすさを維持し、加えてそれをユーザーに具体的にかつ分かりやすく説明する場合には、全ガチャアイテム提供割合表示に代えて、以下のいずれかを選択することができる。
-いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額(その設定された提供割合から期待値として算定される金額をいう)の上限は、有料ガチャ1回あたりの課金額の100 倍以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額または倍率を表示する。
-いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は50,000 円以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額を表示する。
-ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する。
-ガチャアイテムの種別毎に、その提供割合を表示する。

一般社団法人 コンピュータエンターテインメント協会「ネットワークゲームにおけるランダム型アイテム提供方式運営ガイドライン」より抜粋

要約すると

・レアアイテムの確率表示は絶対にすること
・輩出までの上限金額については各運営会社の判断に任せる

というもの。

もちろんすべてを実施してくれるのがユーザーファーストではあるものの、運営会社も利益を出すことを考えなければいけませんから、ある程度は仕方がないと思いましょう。

 

ゲーム課金の問題はまだまだ多い

ゲーム課金について規制がしかれつつあるものの、まだまだトラブルがなくなっていないのが現状です。こうしたトラブルに巻き込まれないためにも課金する額についてはしっかりコントロールする必要があります。もちろん悪質なゲームに課金しないこともそうですが、課金額や課金の仕方を見直すだけでもこうした問題が起きなくなります。

ゲームという趣味にお金をかけることが結構ですが、かけすぎはやはり良くないです。

気が付いたらとんでもないお金が請求されないよう、楽しくゲームで遊んでください。

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