待機電力を抑えて電気代を安くするための3つの心得

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103近年電気の無駄遣いとして注目されているのが「待機電力」です。待機電力は知らない間に消費している電力であり、電気代全体の10%を占めるといわれています。

自宅にはさまざまな家電があります。エアコン、冷蔵庫、ドライヤー、電子レンジ・・・それぞれ使う用途や使い方は異なりますが、どれも使用する時は必ず電力を消費します。

しかし待機電力は特に何も使っていないにもかかわらず電力が消費しています。そのため、特に使っていない家電でも待機電力を消費している状態のまま放置してあれば、当然電気代はかかってしまう。

それってかなりもったいないですよね?

そこでここでは、知らずに消費してしまっている「待機電力」についてお話しします。自宅で使っている家電で待機電力を消費しているものはどれかを把握し、電気代節約に役立ててください。

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待機電力とは?

待機電力2待機電力をなくす方法についてお話しする前に、まず待機電力についてもう少し詳しくお話していきます。

待機電力(待機時消費電力ともいう)とは、コンセントに接続された家電製品が、電源の切れている状態でも消費する電力のことです。つまり、自宅にある家電の中でコンセントをさしたまま抜き差しをしない家電全て待機電力を消費していることになります。

しかし実際は待機電力の定義が明確になっていないのが現状です。

wikipediaでも『電化製品の使用状態により待機電力とする範囲は大きくなり、同じ種類の電化製品でも機種により待機電力が大きく異なる』と紹介されています。その範囲とは次の3つ

1)機器本体に主電源スイッチがない機器で使用を中止、又は主電源スイッチがある場合にそれを切った状態、での消費電力を待機電力とした場合。
2)主電源スイッチがあってもそれを切らずにリモコン操作で使用を中止した状態での消費電力を待機電力とした場合。(テレビ・オーディオ・エアコンなど)
3)人が使用していなときに電源プラグを抜いておくと機能しない又は著しく利便性を損なう機器で、通常人が使用していないときでも常時電源を入れた状態にしておく機器の消費電力も待機電力として含める場合。(給湯器・冷蔵庫・電話機・温水便座・警報機・電気ポット・様々な機器のタイマー予約時など)

引用:wikipedia

家電の中にはコンセントをさしたままにしておかないといけないものや、利便性を考えるとそうせざるを得ないものがあります。その典型が冷蔵庫で「待機電力がもったいないから・・・」といってコンセントを抜けば、冷蔵庫は室内の温度調整ができなくなり、中に入っている食材を腐らせてしまいます。

また、DVDレコーダーといった時計が内蔵されている家電も、コンセントを抜くことによってわざわざイチから初期設定をしないといけません。こうした家電が消費する「待機電力」として組み込むかどうかのラインが不明確なのが現状です。

待機電力の測定方法

待機電力は使っていなくても少しずつ消費している電力を指します。いわば蛇口をしっかりしめきっていない水のようなもの。

こうした待機電力を抑えることが、無駄な電力消費を抑え、電気代の節約につながるのです。では、実際に自分がどのくらい待機電力を消費しているのか・・・その方法を知っている人は余りいないのでここで紹介します。

まず使用するものは「電力量計」です。これはどの家庭にもつけられているものですから、わざわざ買う必要はありません。

そして、出張や旅行といった24時間以上自宅を空ける前に電力量計の数字をチェックしておきます。この時紙などにメモしておいたほうが確実でしょう。

そして帰ってきてから再び電力量計をチェックする。そうすれば、不在なのにもかかわらず電力量計の数字が動いていることが分かると思います。しかし、自宅を空けていたわけですから家電を使えるわけがない。つまり

(帰宅時に見た電力量計の数字-外出前に見た電力量計の数字)÷不在時間

が1時間あたりの待機電力量となります。あとはその数字に1ヶ月の時間(30日×24時間)をかけてあげれば1ヶ月の待機電力の消費量が算出できるのです。

 

気になる各家電の待機電力と節約対策

待機電力3待機電力は、自宅に何かしらの家電をおいている限り必ず発生しています。そして待機電力をゼロにすることはおそらく不可能でしょう。

なぜなら、家電の中にはコンセントを指したままにしておかなければならないものもあるからです。典型的なのは冷蔵庫で、コンセントを抜けば室内の温度を保つことが出来ず、中に入ってある食材が全て痛んでしまいます。

またそれ以外にもコンセントさしたままそのまま抜くことがない家電がたくさんあります。こうした経緯から、待機電力を完全になくすことはできないと考えられます。

ですが、待機電力の消費を最小限にとどめることはできます。

そこで、各家電別に待機電力の消費を抑えるための秘訣についてお話します。

1:エアコン

ガマンしなくても出来るエアコンの上手な節電方法】でも紹介しているように、エアコンは自宅にある家電の中でも特に電力の消費が激しいものです。しかし実際に使用するのは夏と冬だけで春と秋は使用頻度がないことから、コンセントを抜いて待機電力を節約するといいでしょう。

エアコンの待機電力は約2.4wです。しかし最近のエアコンはかなり省エネ性能が高いため、1wになっているものもあります。

エアコンのコンセントを抜けば1ヶ月あたり約36円の節約になります。夏は使うけど冬は別の暖房器具でガマンできる人であれば、年間で360円前後電気代が節約できる計算になります。

ただし、いざ使うときになった時に注意が必要です。

まずやってはいけないのはコンセントをさしてすぐに運転すること。エアコンはコンセントをさした状態で冷媒を30度以上に保つように、ヒータが仕掛けれているため、コンセントをいれてすぐに電源を入れると、冷媒がきちんと循環せず、機材を痛めてしまう可能性があるからです。

目安としてはコンセントをさしてから4~8時間は放置してください。こうすることによってエアコンに通電させ、スムーズに運転できるようになるのです。

また、暖房を使う場合はコンセントをさしたままにしておかないと暖房の効きが悪くなります。待機電力の節約するためにエアコンの稼動時間を長くしては本末転倒なので、冬場にエアコンを使う場合は基本的にさしたままにしておくのがベストです。

2:パソコン

待機電力の節約でもっともフォーカスされる家電の1つがパソコンです。パソコンの消費電力は他の家電と比べても決して多いわけではありませんが、近年急速に普及してきたことにより、電気代の節約方法が注目されています。

パソコンの待機電力を抑える最大の方法は「古いパソコンを使わない」です。

これは待機電力に限らず使用時の消費電力にもいえることですが、OSが古いパソコンと新しいパソコンを比較した際、消費電力は圧倒的に新しいパソコンのほうが少ないのです。実際にWindowsXPとWindows7を比較した時、Windows7のほうが平均53%も消費電力が抑えられていることが分かりました。

また、パソコンを購入する際に、デスクトップ型よりもノートパソコン型のほうが66%も省エネだという結果も出ています。

待機電力4

さらにノートパソコン型は収納が手軽なため、使う時だけコンセントの指して利用し、使い終わったらコンセントを抜いてしまうことができます。そのため、余計な待機電力を消費することがないのです。

それに対してデスクトップ型は机に置きっぱなしの状態で、当然コンセントをさしたまま放置します。そのため、どうしても待機電力を消費せざるを得ないのです。

ですので、もし今使っているパソコンが古いのであれば、思い切って新しいノートパソコンを買い換えることも検討したほうがいいでしょう。最近はインターネットでも最新のパソコンが安く買えます。

3:テレビ&AV機器

パソコンと同じくらい待機電力の節約として注目されているのがテレビやDVDレコーダーなどのAV機器です。テレビの主電源を切ったりコンセントを抜くことによって待機電力を節約することができます。

テレビはただ電源を消しただけでは待機電力を抑えたことにはなりません。待機電力を抑えるためには主電源から落とす必要があります。

主電源から落とすことによってコンセントを抜かずして待機電力を抑えることができます。(ゼロにはできませんが)その代わり、リモコンを使ってテレビをつけることができなくなるデメリットがあります。

最新のテレビは待機電力が0.03w/hと非常に低くなっており、そこまで節約を徹底する必要はありません。仮に1年間この待機電力を消費したとしてもかかる電気代は年間で6円前後。

また主電源からテレビを起動させる場合と比べると、リモコンを使って起動させる場合のほうが消費する電力は低く抑えられます。そう考えると、わざわざ主電源を落とす必要はそこまでないといっていいでしょう。

また、コンセントを抜いてテレビの待機電力を完全になくすことはあまりお勧めしません。

現在のテレビは液晶やプラズマ式のテレビが主流になっているため、余熱が必要なくテレビの待機電力は大幅に下がっています。しかもコンセントを抜くことによってテレビ番組表のデータ通信が行えなかったり、予約録画ができないといった不具合が生じます。

唯一できることといえば、昔から使っているテレビなどを最新式に替えることくらいですが、これも地デジ化の影響で何十年と同じテレビを使っている人はいないはず。以上の点から、テレビに関してはとこまで待機電力に固執する必要はないといえます。

4:上記以外の家電

これら以外にも待機電力として消費している家電は数多くあります。例えば

・ガス給湯器、風呂釜・・・年間23kwh
・温水洗浄便座・・・年間5.4w
・電子レンジ・・・年間4.8w

こうした、コンセントが常にさした状態のものは、コンセントを抜くことによって待機電力の消費をとめることが出来ます。しかし、中にはコンセントを抜くことによって不具合を生じてしまうものもありますので、コンセントを抜く時は慎重に行いましょう。

それ以外の家電(ドライヤー、掃除機など)については使う時だけコンセントを差して使い、使い終わったらコンセントを抜いて保管する習慣を身につけるのがベスト。そうすることによって無駄な待機電力を減らすことができます。

待機電力の節約を心がけるなら、まずこうした小さな家電のコンセントを抜くことから始めたほうがいいでしょう。むしろそういう待機電力こそ“無駄”と呼べる消費なのですから。

 

待機電力を節約するための基本

待機電力は、一見知らず知らずのうちに消費している電力と思われがちですが、実は家電をスムーズに動かすために必要な電力でもあるのです。そのため、ただコンセントをひたすら抜いて待機電力を節約することは、家電の寿命を縮めることにつながりかねません。

待機電力で大事なのは“不必要な消費だけをなくす”ということ。

最近の家電は省エネ性能が高く、わざわざコンセントを抜いたりなどといったことをしなくても待機電力を抑えてくれています。しかしだからといって、機械の性能に甘んじてばかりではいけません。

使わないドライヤーをさしたままにするなどといった無駄な待機電力は電気代の無駄遣い以外何者でもありません。こうしたものを徹底するだけで待機電力は抑えられるので、まずはおこから始めてみてください。

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