ガマンしなくても出来るエアコンの上手な節電方法

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2「電気代の節約」を考える時、多くの人が真っ先に思い浮かぶのがエアコンではないでしょうか?なぜなら、数ある家電の中でエアコンが最も電気代が高いことを知っているからです。

一般的にエアコンの電気消費は家庭の電気代の25%ほどを占めており、使い方次第では50%を超えてしまうことも珍しくありません。

つまり“エアコンをどう節電するか?”が電気代の節約に大きく影響してくるのです。

エアコンを節電する方法として有名なのは「冷房は28度、暖房は18度にする」というものがあります。確かにこの方法は決して間違いではありませんが、実はそれ以外にもさまざまな節電方法があるのをご存知でしょうか?

エアコンの使い方を少し工夫するだけで、消費する電気量を抑えることができ、電気代を節約することができます。しかもどの節電方法も、決して特別な知識が必要なわけではなく、今すぐにでも始められるものばかり。

そこでここでは、誰でも簡単にできてしまうエアコンの節電方法についてお話ししていきます。



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3つの基本的な節電対策

エアコン 節電2先ほども言いましたが、一般的なエアコンの節電方法は「冷房は28度以上、暖房は18度以下にする」であり、このボーダーラインを越えてしまうと電気代が跳ね上がってしまう・・・と考えられています。しかし、昨今は特に異常気象が多くこの温度設定では室内で快適に過ごすことができない時期も少なくありません。

夏には猛暑日が続き、室内熱中症になる・・・なんてニュースも飛び込んでくるほどですから、気がついたらエアコンのリモコンで設定温度を下げてしまっていた人もいることでしょう。

このように、電気代が上がると分かっていながらも設定温度を変えてしまう人が多いと思います。もちろん快適に生活するためにはやむを得ないのかもしれませんが、それでも工夫次第では設定温度をいじることなく、室内を快適にすることはできます。

エアコンの節電で大事なのは「室内の体感温度」であり、いかにエアコンの力を使わずして快適な体感温度にするかが節約のポイントとなります。

では、エアコンの設定温度を変えずに快適な温度の部屋を作るにはどうしたらいいのか?少なくとも次の3つは効果がテキメンなのでお勧めです。

1:部屋に入ってくる熱を調整

夏は部屋が暑くなり、冬は寒くなるのは室外の温度に大きく関係しています。ということは、夏は外から入ってくる熱を遮断し、冬は外に熱が逃げるのを防ぐ対策をすればいいのです。

その典型的なのが窓からの太陽の光による「日射熱」です。

太陽の光が窓から差し込むことによって、密閉された部屋の空気は暖められます。これが冬ならいいのですが、夏になると気温と相まってほぼ蒸し風呂状態になってしまう。

そこで、夏場に限っては「よしず」や「すだれ」などを窓の前に設置して太陽光を遮断するよう心掛けてください。これを設置するだけでも夏場の室内の温度上昇は抑えられます。

では同じ太陽光を遮断するカーテンではダメなのか?

カーテンは部屋の“内側”で太陽光を遮断するため、結果的にほとんどの日射熱が部屋の中に蓄えられてしまいます。それに対して「よしず」や「すだれ」は部屋の“外側”に設置するため、日射熱が室内に入ってくることがないため、より効果的なのです。

もちろん冬になれば太陽からの日射熱は室内を暖めるのに利用できるので撤去すること。このように、太陽に光による日射熱を上手に回避したり取り込んだりすることによって、エアコンを使う機会を少しでも少なくし、節電につなげていくのがポイントです。

2:エアコンをベストな状態にする

突然ですが、部屋にあるエアコンはきちんと掃除していますか?エアコンの掃除を頻繁にしている人は決して多くないと思います。

しかし、エアコンを清潔な状態なのかどうかによって、その電気消費量は大きく違ってきます。フィルターをこまめに清潔するだけで約5%の節電効果があると言われています。

部屋を掃除する時、自分の目線より下の部分(床やテレビのホコリなど)に目がいきがちですが、実はエアコンも毎日少しずつホコリを溜めこんでいます。毎日きれいに・・・というのは難しいかもしれませんが、せめてエアコンの使う頻度が高くなる夏と冬の前にはきれいに掃除するといいでしょう。

3:設定は“自動運転”

最近のエアコンはかなり優秀で、室内の温度状況によって強さを調整したり勝手に省エネモードに切り替わって運転してくれたりします。そのため、一度つけたらそのまま放置しておいてもそこまで電気代がかかることはありません。

むしろ「あえて微風で運転している」「こまめに消している」といった使い方をしているエアコンの方が、電気代が高くついてしまう可能性が高いです。

自動運転機能は、室温が設定温度になるまでは強風で運転し、温度が達したら微風に切り替えるなど、一番電気代が抑えられる効率的な運転をしてくれます。それに対して、人の手で運転を調整すると設定温度になるまでの運転時間や余分な電力を消費するため、節電しているつもりがかえって逆効果になってしまうことが多いのです。

また、設定温度に達したらエアコンを消し、しばらくしてまた付け直す・・・といったエアコンの電源を頻繁につけたり消したりするのも節電にはなりません。

なぜなら、家電で最も電力を消費するのは電源をつけた時であり、それを繰り返すことは電力の無駄遣いに近い行為だからです。もちろん長時間部屋にいない場合は電源を消しておくべきですが、温度調整のために電源から操作するのは節電効果になりませんので覚えておきましょう。

 

季節に応じたエアコンの節電対策

エアコン 節電3エアコンは他の家電と違い、年中利用するものではありません。特に家庭用エアコン場合、頻繁に使うのは夏と冬のみで、春と秋は気温が安定しているため、使用頻度としてはかなり少ないです。

言い換えれば、夏と冬のエアコンの使い方さえ工夫すれば、1年を通してエアコンの節電ができる・・・ということ。

しかし、冷房を使う夏のエアコンと、暖房を使う冬のエアコンとでは、使い方も異なりますし、当然それによって節電方法も異なります。そこでここでは、夏と冬のそれぞれの季節による電気代を節約する使い方を紹介します。

1:夏のエアコンの使い方

夏のエアコンの使い方で最大のポイントは夜です。特に近年は熱帯夜が多く、暑くてなかなか寝付けない人もいるでしょう。

そこで、エアコンの冷房をつけっぱなしにして寝る人もいますが、これだど電気代もかかるうえに体にも悪影響を及ぼします。よくエアコンをつけっぱしにして寝ると体調が崩れたり寝たのに疲れが取れていなかったりしませんか?

実は持続的に体が冷やされると、体温が下がり過ぎないように自律神経が働きます。その働きによって体温の低下を体が無意識に防いでくれるわけですが、そのために体のいろいろな部分を使うため、結果的に体が疲れてしまうのです。

また、タイマーなどでエアコンの稼働時間を調整し、時間になったら自動的に切れる状態にしても、すぐに室内が暑くなりそれで起きてしまう人もいるでしょう。この原因は、壁や柱などの住宅躯体の温度が関係してきます。

エアコンを使用すると室温は空気の熱容量が小さいためすぐに下がりますが、住宅躯体は熱容量が大きいため、温度が下がりきるのに時間がかかってしまうのです。そのため、エアコンが切れても住宅躯体の熱は暑いままなため、すぐに室温が上がってしまうのです。

こうした熱帯夜を防ぐ方法としては、まずエアコンは自動運転にしてつけっぱなしで寝るのがいいでしょう。ただし、設定温度は28~29度と快眠できるギリギリの温度に設定すること。

また、体が冷えないようにエアコンの風が直接当たらないように工夫すしましょう。それ以外にも、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させるようにすれば、節電も最小限に抑えられます。

タイマーで切れるように設定したものの、暑くてまたつける・・・を繰り返すくらいなら、エアコンの稼動を最小限に抑えてつけっぱなしたほうが結果的に節電につながります。

2:冬のエアコンの使い方

冬のエアコンの使い方で大切なのは電源を入れる前の温度です。暖房は冷房に比べて稼動が遅く、初動で最も電力を消費します。

そこで、エアコンの電源を入れる前に、前もって電気ストーブやヒーターなどで部屋を温めておきましょう。これによってエアコンの設定温度になるまでの時間が短くなり、稼働時間が短縮されることによって節電効果があります。

そしてもう1つは暖房時のエアコンの風向きは下に向けること。なぜなら、冷たい空気は暖かい空気に比べて重たいため、下に溜まりやすいからです。

多くの人が暖房を入れても「寒い」と感じることがあると思います。これはコールドドラフト現象と呼ばれます。

エアコン 節電5

コールドドラフト現象とは、窓辺で冷やされた空気の固まりが暖房によって下降気流になり、部屋をかけぬける現象のこと。室内温度は24度なのに足元がスースーするのは、このコールドドラフト現象が原因です。

そのため、暖房を使う時は風向きを下に向けたほうが上向きに比べて寒く感じにくいため、むやみに温度を上げる必要がなくなる。つまりエアコンの節電ができるわけです。

冬のエアコンの節電において大切なのは、体感温度と設定温度の誤差をなるべくなくす工夫をするほど。冷たい空気は下に溜まりがちですから、その空気をいかに温めるかを考えて実践してみましょう。

 

電気代を抑える意外な方法

エアコン 節電4エアコンの使い方や室内の温度を調整する工夫以外にも節電方法はあります。それが『室外機』です。

エアコンの室外機は、コンプレッサーで低温低圧のガスを圧縮して、高温高圧のガスをコンデンサーで冷やすことによって低温高圧のガスを液体にする所です。分かりやすくいうと、室内機を冷やすために室外機で熱交換を行って室内機を冷やす準備をするのが役割です。

エアコンがもっとも電力を消費するのはエアコンを動かした時です。その理由は、室内機だけでなく室外機も同時に動くことが原因です。

そして、起動した際に生じる熱を冷やすことが、エアコンで最も電力を消費するタイミングなのです。つまり、室外機が熱を持ちにくい状態にすることが節電につながるです。

では節電のために室外機に対してどのように気を配ればいいのか?

まずすべきことは、室外機の周りに1m以上の空間を取ること。吸い込み口や吹き出し口に障害物があると放熱を妨げるため、それを冷やすために余計な電力を消費するからです。

また室外機に日よけをかぶせたりして余計な熱を持たないようにする工夫もいいでしょう。そして最も効果的なのは室外機を使用する際に定期的に水打ちをすることです。

室外機の水打ちをすることによって、どのくらい節電効果があるのか?その実験の結果が以下の記事で紹介されています。

 

 冒頭に書いたように、筆者は毎日節電番組をチェックしている。9割以上は「エアコンの設定温度を2度……」「最新の家電品は○○%省エネ……」とありきたりの情報で役に立たない。その中で、最も興味を持ったのはテレビ東京「トコトンハテナ」の節電に関する放送だ。

その番組の中でエアコンの室外機の回りを綺麗にし、日よけを設置、水で室外機を冷やしたところ20%の節電という結果が出た。冷蔵庫でも水冷の効果は絶大だったので、エアコンの室外機の水冷も検証だけしてみた。

3回目の実験は猛暑日。

検証中の外気温は平均34.4度と高めだが、室温は2回目の実験とほぼ同じ31度くらいだった。今回は設定温度を27度にして急速に室温を下げ、途中から29度に変更する検証と、フルパワーに近い状態と低消費電力で安定している状態で室外機に水を掛けその効果を検証した。

設定温度を27度にしたので前回と同様スタートから消費電力は急増。今回も20分で室温は29度まで下がった。この時の消費電力は1160ワット前後、じょうろで室外機の背面、片側面の放熱部分に水を掛けると消費電力は急速に減り50秒後に834ワットと約30%ほど減少した。やはり水冷の効果は絶大だ。

室外機は大きなファンで送風しているので水の乾きも早く2~3分で元の状態に戻ってしまった。この時エアコン吹き出し口の温度も12.8度から11度に短時間だが下がっている。

水冷の実験を終え設定温度を29度に上げると、すでに室温が29度より下がっていたので送風状態となり消費電力は25ワットまで激減、2分ほどで160ワット前後で推移し始めた。

この状態で再び室外機を水冷すると消費電力は97ワットまで減少、瞬間的に40%以上の節電が確認できた。

消費電力が少なめで発熱が少ないせいか5分ほどして元の状態に戻った。連続してもう一度水冷を行うとほぼ同じ結果となった。

エアコン 節電 検証結果

温度設定を途中で変更する検証は予測通り。20分で室温を下げピークを前半にシフトすることができた。

水冷は瞬間的には30~40%の節電が確認できた。

企業向けには定期的に室外機に散水する装置が売られているが、家庭では園芸用の散水用品などを応用して、水を掛け続ける仕組みを用意すれば大きな節電ができそうだ。

引用先:誠 Biz

 

このように、エアコンの節電における室外機の対応は

・室外機の周囲に物をおかず熱を逃がしやすくする
・室外機に日除けを着けて日射熱を遮断する
・水打ちをして意図的に室外機の熱を抑える

以上3つはとても効果的なので、ぜひとも実践してみてください。

 

エアコン節電のキーワードは“機械に任せる”

これまで家電の中で最も消費電力のあるエアコンの節約方法についてお話しました。しかし、エアコンの節電で最も大事なのは“体感温度”です。

例えば、冬場にエアコンの設定温度が22度でも、部屋にいる人が寒いと感じたら温度を上げてしまいます。逆に夏に28度に設定しても暑かったら温度を下げるでしょう。

ですが科学の技術は進歩し、エアコンの性能もかなり向上しています。そのため、手動でいろいろと操作するよりも、きちんと使うことを心がけるだけで余計な電力を使わなくて済みます。

つまりエアコンの節電をするには、まずはエアコンを正しく使うこと。そのうえで生活にどうエアコンを使うのかを工夫することで消費電力を節約できるのです。

もし古いエアコンを使っているのなら、思い切って新しいエアコンに買い換えたほうが電気代を節約でき、家計の支出を抑えることができます。ここで紹介したことを実践するだけでエアコンの電気代を2割以上節約できるはずなので、積極的にチャレンジしてみてください。

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